キャンプロスの耐えがたい飢餓感、どう解消する?
キャンプに行けない日々が続くと、耐えがたい飢餓感がつのってきますよね……。そんなとき、オススメしたいのが家で少しでも“キャンプ感”を補給して心に潤いを与えること!
そこで今回は、家の中で“キャンプ感”を盛り上げるコツとオススメのグッズをどーんとご紹介しちゃいます! #camphack家取材タグからの実例と合わせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。
家の中で“キャンプ感”を味わう5つのコツ&オススメグッズ
①メインの照明をランタンに変えてみる
まずはやはり視覚的な効果の大きい照明から。メインの照明をランタンの明かりに変えるだけで、グッとキャンプ感がUP!
部屋で使う場合、オイルの匂いや火事などの心配があるので、小ぶりのガスランタンやLEDランタンがおすすめです。
こちらの方は、「フュアハンドランタン」とコールマン 「ルミエールランタン」を組み合わせて。フュアハンドランタンはオイルランタンですが、マントルをつけたりポンピングの必要がなく、部屋の中でも扱いやすいランタン。
こちらはルミエールランタンとベアボーンズリビング「ミニエジソンランタンLED」などを部屋の中にいくつも配置。
ミニエジソンランタンは単三乾電池2本で点灯するので卓上でも手軽に使用可能。何よりレトロランタン然としたルックスが、キャンプムードを盛り上げてくれます。
こちらは人気上昇中のバルミューダ「ザ・ランタン」。LEDなのに炎のように揺らぐ光を再現し、調光機能も充実。「ウォームホワイト」など暖色系の明かりでよりキャンプっぽく。バッテリー搭載なのでシーンを問わず活躍してくれます。
フュアハンドランタン 276
●重量:520g
●タンク容量:340ml
●燃料:灯油、またはスターパラフィンオイル
●材質:本体/ガルバナイズドスチール
●明るさ:5W
●燃焼時間:20時間以上
コールマン ルミエールランタン
●本体サイズ:約直径7.3×6×18.3(h)cm
●重量:約210g
●付属品:プラスチックケース
●ガス消費量:約6〜8g/h
●燃焼時間:約28〜38時間(230g缶使用時)
ベアボーンズリビング ミニエジソンランタンLED
●ライトスペクトラム:3000-3200K
●ルーメンHigh:100
●ルーメンLow:35
●USBインプット:5V マイクロUSB
●ランタイムHigh:5時間
●ランタイムLow:20時間
●電池:単三アルカリ電池×2(別売)
バルミューダ ザ ランタン
●重量:約630g
●消費電力:最大6.0W(同時に点灯/充電した場合)、待機時0.1W
●バッテリー充電時間:約6時間
●バッテリー充放電:約500回
●連続使用時間:3〜50時間(最大照度〜最小照度)
●防塵・防水性能:IP54(生活防水)
●全光束:約195lm
●動作温度:5〜35℃
●カラー:ブラック、ホワイト
②省スペースタイプのハンモックを設置してみる
ハンモックって1台あるだけでかなりキャンプ感が増しますよね。でもスタンド式だとかなり場所をとるのが難点。そこでおすすめなのが、チェアタイプの省スペースハンモック。
吊り下げ式のチェアタイプが最も省スペース。天井にフックを常設しておけば使いたいときはサッとぶら下げるだけ。
けれど、天井の強度が気になるときや賃貸のお部屋の場合は、ちょっとハードルが高いアイテムですよね。
シフラス「3WAY自立式ポータブルハンモックチェアー」なら、ハンモック・ハンモックチェア・ハンガーラックの3WAY。スタンド式だけど省スペースで設置できて、使わないときはハンガーラックにもなるスグレモノ。お部屋の事情で諦めていた人はぜひ。
ラシエスタ ハンモックチェア
●耐荷重:130kg
●素材バー:バンブー集成材
●生地:ピュアコットン、ハマクテック、バイオコットン(カラーにより異なる)
シフラス 3WAY自立式ポータブルハンモックチェアー
●ハンモック時:約 幅2,450×奥行780×高さ835(mm)
●チェアー・ハンガーラック時:約 幅1,210×奥行780×高さ1,070(mm)
●対象身長:〜約180cmまで
●耐久重量:〜約90kgまで
●重量:約 7.4kg
●材質:<スタンド>スチール<ハンモック用生地・チェアー用生地>綿65%・ポリエステル35%<収納バッグ>ポリエステル
●セット内容:スタンド、ハンモック用生地、チェアー用生地、ハンガーロッド、収納バッグ
③思い切ってソロテントを張ってみる
やっぱりキャンプと言えばテント、テントと言えばキャンプ。キャンプロスによる飢餓感MAXのときは、もう家でテント張っちゃいましょう!
ただ家の中で張る場合、テントサイズ分の空間だけでなく、メインポールの接続時など設営に必要な広さも考慮する必要が。そこでおすすめなのが、ソロテント。
こちらはザ・ノース・フェイス「ストームブレーク2」を庭に設置。フライなしでもしっかり自立、ベーシックなクロスドーム形状で設営も簡単。メッシュ部分が大きく通気性も高いので部屋の中でも快適です。
そして、#camphack家取材タグでも多く見かけるのがMSR「エリクサー2」。元々カンガルースタイルでも人気のテントなので、ナットク。フライがなくてもサマになるこの曲線美、テンション上がります!
ノースフェイス ストームブレーク2
●フロア面積 : 2.84m2
●高さ : 109cm
●収納サイズ : 56×18cm
●平均重量 : 2.41kg
●素材 : <キャノピー>75D ポリエステルタフタ/40Dポリエステルメッシ<フロア>68D ポリエステルタフタ 3,000mmPUコーティング<フライシート>75D ポリエステル 1,200mmPUコーティング
●出入口数 : 2
●ポール本数 : 4
MSR エリクサー2
●容積:<フロア>1274L、<前室>708L
●室内最大高:102cm
●収納サイズ:51×17cm
●重量:<最小>2240g(フライ/本体/ポール)<総重量>2770g
●定員:2名
●ドアの数:2
●材質:<フライ>68Dポリエステルリップストップ、耐水圧1500mmポリウレタン&DWRコーティング<キャノピー>40DリップストップナイロンDWR コーティング、20D マイクロメッシュ<ポール材質>7000 シリーズアルミ<フロア材>70D ナイロンタフタ、 耐水圧3000mmポリウレタン&DWR コーティング
④TVはやめてプロジェクターにトライ
キャンプ感を演出するツールはキャンプギアだけにあらず。家でTVを観て過ごす時間をプロジェクターを使ったシアタータイムに変えるだけでキャンプムードに。
こちらはキャンプシーンのある動画をセレクトしてより臨場感UP。テントはもちろん明かりもランタンを使って、どっぷりと野外シアターの雰囲気にひたれそうです。
映画を楽しむだけでなく、こんな使い方も! こちらは大人気のアンカー「Nebula Capsule Pro」を設置して……、なんと、焚き火動画を壁に投影。手前には焚き火台と薪まで置いて本物と見紛うほど。
こちらのプロジェクター、350ml缶ほどのコンパクトさながらAndoroid OSを搭載。Wi-Fiがあれば単体で動画コンテンツの再生が可能。自分で撮影した動画がなくても、YouTubeなどから焚き火動画を投影できるんです。
こちらはちょっと変わり種。スマホ上部に設置しているのは「おそらの絵本」。羊の形の小型ディスク式プロジェクターで、スマホのLEDライトを使ってお部屋の天井に絵本を映し出すアイテム。
絵本の専用ディスクは別売で種類も豊富。絵本のアナログ感がキャンプにもマッチ、家キャンプの寝かしつけにぜひ。
Anker Nebula Capsule Pro
●重さ:約470g
●明るさ:150 ANSIルーメン
●内臓バッテリー:5200 mAh/3.85V
●動画再生時間:約4時間(ローカルコンテンツ再生時)
●音楽再生時間:約30時間(Bluetoothスピーカーモード時)
●充電時間:約2.5時間
●スローレシオ:100 in @3.08 m; 80 in @2.46 m; 60 in @1.73 m; 40 in @1.15 m
⑤小型プラネタリウムで満点の星空を
キャンプの夜と言えば、満点の星空も醍醐味の1つ。家の中だって満点の星空、満喫しちゃいましょう!
こちらは家の中に張ったテントの中で、プラネタリウムを使って星空を再現。おもちゃタイプのプラネタリウムでも十分楽しめます。
もっと本格的な星空体験を求めるなら「ホームスタークラシック」を。なんと約6万個の星が投影可能。日周運動機能や流星機能まで搭載し、幻想的な夜空をカラーで楽しめます。
おうちごはんで“キャンプ感”を味わう5つのコツ&オススメグッズ
①調理器具や食器はキャンプ用を駆使
続いてはおうちごはんで“キャンプ感”を味わうコツとオススメのグッズをご紹介! 1番手軽にトライできるのがキャンプ用の調理器具や食器を使うこと。
こちらはプリムス「ライテックトレックケトル&パン」で味噌汁とピーマンの炒め物を作ってそのまま食卓へ。食器いらずで洗い物もミニマム。しらすごはんはシェラカップ、飲み物もスノーピーク「チタンマグ」とこだわって、ソロキャン感満載!
こちらは小ぶりのロッジ「スキレット」で豪快に肉を焼いてそのままサーブ。6〜8インチサイズのスキレットなら家のテーブルでも場所をとらず、オーブン調理にも使いやすくて便利です。
こちらはロッジ「コンボクッカー」でラザニア&ペペロンチーノを作ってそのままテーブルへ。蓋部分が深さ4cmのスキレットだから1台で2種類の調理が可能。家での兼用にも場所を取りません。
プリムス ライテックトレックケトル&パン
●収納サイズ:直径13×H14.5cm
●基準重量:280g
●メッシュ収納袋付属
ロッジ スキレット 6-1/2インチ
●重量:1kg
●素材:キャストアイアン(鋳鉄)
●使用可能熱源:直火・IHクッキングヒーター(中火:800W以下)・ハロゲンヒーター・オーブン
ロッジ コンボクッカー
●重量:5.6kg
●素材:キャストアイアン(鋳鉄)
●使用可能熱源:直火・IHクッキングヒーター(中火:800W以下)・ハロゲンヒーター・オーブン
②カセットコンロを使って調理してみる
キッチンのガスコンロではなく、カセットガスコンロを使って調理するのもキャンプ感が味わえますよ!
こちらはイワタニ「カセットガス 炉ばた焼き器 炙りや」で海鮮網焼きを堪能。直火を使わず、赤熱させた輻射板の熱で焼くので、ムラなくおいしい焼き上がりに。網から落ちた食材の油で炎が上がる心配もなく、室内で炉ばた焼きが楽しめます。
こちらはやはりイワタニのヒットアイテム「カセットガスホットプレート 焼き上手さん」で餃子の皮ピザを。
カセットガス式だからコードレスで、電源のない庭やベランダでも手軽に鉄板調理が楽しめます。プレートを外せばコンロ使用もでき、付属の蓋で蒸し料理もこなすマルチな1台。
スノーピーク「HOME&CAMPバーナー」も、ガジェット感あふれるルックスでキャンプ気分を盛り上げてくれます。
収納時の円筒形の立ち姿もとことんスタイリッシュ。リビングにも違和感なく置いておけるので、仕舞い込むことなく活躍してくれそうです。
イワタニ カセットガス 炉ばた焼き器 炙りや
●重量:約2.4kg
●ガス消費量:約169g/h
●連続燃焼時間:約90分
●点火方式:圧電点火方式
●安全装置:圧力感知安全装置
イワタニ カセットガスホットプレート 焼き上手さん
●ガス消費量:約152g/h
●連続燃焼時間:連続燃焼時間約120分
●点火方式:圧電点火方式
●安全装置:圧力感知安全装置、他
●カラー:ホワイト&ブラック 、ブラウン
スノーピーク HOME&CAMPバーナー
●収納サイズ:90×120×255mm
●重量:1.4kg
● 材質:ステンレス、スチール、アルミニウム合金、ブラス、樹脂、ゴム
● 対応鍋径:最小Φ14cm~最大Φ30cm/ダッチオーブン使用不可
● 専用容器(ボンベ):GPC-250CB
● 連続燃焼時間:約110分
● 出力(ガス消費量):2.4kw(2100kcal/h 178g/h)〈気温20?25℃〉
●カラー:カーキ、シルバー、ブラック
③シングルバーナーならもっと手軽に雰囲気UP!
カセットガスコンロを出してきて調理するのが面倒というときには、シングルバーナーでお湯を沸かすだけでもキャンプ気分が味わえますよ!
リモートワーク中にリフレッシュしたいときなど、ちょっとしたスキマ時間にキャンプ感を味わうのにピッタリ。ソト「レギュレーターストーブ ST-310」は、シングルバーナーなのにコンビニでも買えるCB缶に対応。
また4本のしっかりとしたゴトクと低重心設計の安定構造で、室内の調理も安心。屋外で使う際も、ドロップダウンがなく、外気温の影響を受けずに高火力が持続。コンパクトなのに実力派の秀逸なバーナーです。
ソト レギュレーターストーブ ST-310
●使用時サイズ:幅166 X 奥行142 X 高さ110 mm
●収納時サイズ:幅140 X 奥行70 X 高さ110 mm
●重量: 350 g
●発熱量(※1): 2.9 kW(2,500 kcal/h)
●使用時間(※2): 約1.5 時間(ST-760 1本使用時)
●点火方式: 圧電点火方式
④トーストもキャンプ仕様にこだわって焼く
「ザ・キャンプ飯」といったメニューにこだわらずとも、キャンプ仕様で焼けばトースト1枚だって十分キャンプ感が味わえます。
いつもの食パンも、オーブントースターでなくユニフレーム「fanマルチロースター」でトーストするだけで、一気にキャンプ飯へと昇華。
炎を熱に変換する特殊耐熱鋼メッシュを使用しているから、赤外線の熱で均一な加熱が可能。食パンやモチなど、弱火でじっくり火を通すとおいしい食材に向いています。
ホットサンドクッカーでホットサンドを作るのも、手軽にキャンプ気分が楽しめておすすめ。チャムスフリークのキャンパーなら、ロゴ入りホットサンドで朝からキャンプ気分がアガります!
スノーピーク「ホットサンドクッカー トラメジーノ」なら2つ同時にホットサンドが作れるから、家族の多いキャンパーにおすすめ。
熱伝導率の高いアルミダイカスト製で食材をムラなく焼き上げ、焦げ付きにくいシリコン樹脂加工でライスバーガーもスムーズに作れます(写真はスノーピークポイント会員限定のブラックトラメジーノ)。 ユニフレーム fanマルチロースター チャムス ホットサンドウィッチクッカー スノーピーク クッカー ホットサンドクッカー トラメジーノ
●重量:290g
●材質:<フレーム>特殊耐熱鋼FCHW2、<上網>鉄・クロームメッキ
●重量:490g
●材質:<本体>アルミニウム合金(フッ素樹脂膜加工)、 <ハンドル>ステンレス、フェノール樹脂
※IH非対応
●収納時サイズ:210×190×30mm
●材質:<本体>アルミダイカスト(内側:フッ素樹脂加工)・金属、<ハンドル>ステンレス、<グリップ>竹
●重量:0.85kg
⑤ごはんだってお釜で本格炊飯にトライ
トーストでキャンプ気分が味わえるのなら、ごはんだって! お釜で炊いたツヤツヤふっくらごはんとおこげがあれば、もうそこはキャンプ場。
こちらは、手持ちの深底シェラカップと合わせれば簡単にお釜炊飯ができる魔法のアイテム、OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」の使用例。ほんのりおこげの良い香りが漂ってきそうです。
釜蓋の素材は2種類で、先ほどの写真はヒノキタイプのもの。こちらはウォールナットタイプ。釜蓋のサイズは直径10cmほどで、ベルモントのチタンシェラカップ「深型480FH」がジャストサイズ。
ちょうど1合炊きができるサイズで、お一人さまの家キャン飯にピッタリ。
ただし、残念ながらこちら人気のため現在は品切れ状態(2020年5月24日現在)。欲しい方はぜひ再入荷メールの登録を。
OKAMADONの再入荷のお知らせはこちら
最後はさらに本格お釜炊飯にオススメのアイテム。鉄の3倍の熱伝導率を誇る「アルミ鋳造」製だから、お米にしっかり火が通り、すり鉢状のボディで水が満遍なく対流。家でも感動もののツヤツヤ白飯が味わえるんです。
キャンプで使うなら、ぜひユニフレームのロングセラー商品「ネイチャーストーブL」との合わせ技で。羽釜の縁についている“羽”が土台の下から昇る熱を逃がさず、さらに熱効率がUPします!
ユニフレーム キャンプ羽釜 3合炊き
●重量:約1.35kg
●適正炊飯量:3合
●満水容量:約1.8L
●材質:アルミ鋳造
少しのキャンプ感で、心癒やされるおうち時間を
照明をランタンにしたり、食器をキャンプ用にしてみたり……日常の何かを1つ変えてみるだけで、一気に“キャンプ感”が味わえるもの。キャンプロスの日々が続いても、ちょっとした“キャンプ感”で心癒やされるおうち時間を過ごしてくださいね!
※室内でバーナーや火器類を使用する場合は、換気をしっかり行いキッチンで使用しましょう。