【開封レビュー!】一時完売したウワサのガスコンロ、スノーピーク「HOME&CAMP バーナー」の実力を検証してみた

2019/11/29 更新


記事中画像撮影:筆者

スノーピークの革新的な新型ガスコンロ

※こちらの写真は、サンプルを使用して撮影しています。実際の製品とは一部異なる場合がございます
2019年7月13日に満を持して発売された、スノーピークの新作ガスコンロ「HOME&CAMP バーナー」。発売早々に在庫切れを起こした、超話題のバーナーです。

現物をGET!実際に使ってみます

でも、なぜそこまで人気なのでしょう? 基本スペックから独自のセンスが光る秀逸なギミック、そして耐風性乗せられる鍋の大きさについても詳しくご紹介していきます。

みんなの疑問を隅から隅まで調べてみました!


【開封レビュー】まずは外観から

ではさっそく開封していきましょう! GETした色は、ステンレスアイテムと相性抜群のシルバーです。他にはブラックとカーキがあり、全3色展開。
中に入っていたのは、バーナー本体、取扱説明書、ガスコンロ注意事項の3点。
バーナーの収納サイズは90×120×255mm。500mlペットボトルを一回りくらい大きくしたサイズ感です。一般的なガスコンロと比べると、驚愕のスリム設計!


まずは説明書を見ずにトライしましたが、わりと序盤で行き詰りました。正直言って、初見でセットするのはなかなか難しいです。
でも、一度慣れてしまえばなんのその! 30秒程度でセットできましたよ。


セット時のコツは、ゴトクを回転させるためのスイッチの場所をきちんと確認しておくこと。ゴールドの小さな丸いボタンがスイッチです。


そしてこちらが収納する様子。このトランスフォーム、なんだか病み付きになってしまいそう。

ゴトクは3本

ゴトクは3本ですが、本体の脚を含め4つの支点で支える仕組み。安心感のある安定性です。
ゴトクは、火口のへこんだ部分にはめ込むことで固定可能。
本体の脚にはさりげなくロゴが。ちなみにロゴがあるのはこの部分だけでした。主張すぎないところもスタイリッシュに見えるポイントです。
鍋との接地面は、このようにギザギザ頭。これが滑り止めの役割を果たすんですね。
この点はシングルバーナーと同じギミックですが、一般的な家庭用ガスコンロにはこの配慮がないため、さすがアウトドアメーカーといったところ!


火口について

炎の出口は、縦長の形状。内側から出る形状になっているため、外からの風に影響されにくそうです。この点は後ほどしっかり検証していきますよ!

点火スイッチ

点火スイッチは、一般的なガスコンロと同じ仕様なので迷うことは無さそうです。左にひねって点火します。
火力はⅠ~Ⅲまで無段階設定。シングルバーナーやツーバーナーと違って、とろ火にしやすい点がガスコンロの利点ですね。

火力は?大鍋もOK?色々検証してみた

外見はあらかた見終わったので、お次は実際の使用感について。「使用できる鍋の大きさは?」「テーブルが熱くならない?」「耐風性はある?」などなど、気になる点を色々と検証していきます!

まず、使用できる鍋の大きさについて

基本的には、「最小Φ14cm〜最大Φ30cm」の間であれば、鍋やフライパンなどを乗せて使用することが可能です。土鍋であれば、9号まで乗せて使用可能。
乗せられないのは、ガスボンベの容器カバーを覆うような大きな調理器具や、ダッチオーブンなど輻射熱が強いもの(後ほど詳しく後述します)。ということで、土鍋やすき焼きなど、卓上でガスコンロを使用するときに作る料理をイメージして、いくつか調理器具を乗せてみました!

4~6人用の大きめの土鍋

4~6人用の大きめの土鍋は、乗せるとちょうどピッタリのサイズ感。

土鍋はそれなりに重さがあるので、「ん~安定感はどうかな?」と思いましたが、テーブルとの接点が4か所あり、重心も低いので、想像以上の安定感がありました。

1~2人用の小さめの土鍋

今度は、1~2人用の小さめの土鍋。ゴトクの上にしっかり乗っています。

一見ギリギリのようにも見えますが、それなりにゴトクが大きい(長い)ので、まったく問題ありません。

大きめのフライパン

次は、大きめのフライパン。サイズ自体は問題ありませんでしたが、何かのはずみで把手(取っ手)に力がかかると傾いてしまうので、そこだけは注意が必要です。
と思っていたら、取扱説明書には「ゴトクと把手が直線上で重なるように置く」との注意書きがありました。無意識で使うとわたしのようなミスを犯しがちだと思うので、これは頭に入れておきたいポイントですね。

1~2人用のすき焼き鍋

卓上で食べるものと言えば、「すき焼き」もありますよね。1~2人用のすき焼き鍋も、問題なし!

1,000mlのクッカー

最後に、1,000mlのクッカー。これは径が足りなかったので、ゴトクに乗らず傾いてしまいました。

前述しましたが、やはり口径「最小Φ14cm〜最大Φ30cm」範囲のクッカーを乗せるように。焼き網等をかませるのも危ないので避けたほうがいいでしょう。


ダッチオーブンはNGです

出典:PIXTA
以下のアイテムのような輻射熱の強い調理器具等は乗せることができないので、あらかじめ知っておきましょう。

・ダッチオーブンなどの鋳鉄製品
・セラミック付きの焼き網
・石板
・陶板
・セラミックを使用した焼肉器
・貝殻
・燻製器 など

これら使用禁止アイテムは、一般的なガスコンロ、OD缶と直結するタイプのシングルバーナーと同様なので、再確認という意味で書いておきます。

火力について

火力は、気温20~25℃の環境で使用した場合で、出力が2,100kcal/h、連続燃焼時間は、約110分。

一般的なガスコンロの連続燃焼時間は約70分を公表しているものが多いので、アウトドアでの使用を考えると、連続して使える時間が長いのは嬉しい点。

使用できるガスボンベは、スノーピークの「ギガパワーガスCBブタン GPC-250CB」のみ。安全に使用するためにも、必ずこちらをセットしましょう。

卓上でも安心して使用できる構造

テーブルと火口の間には遮るものがないので、「けっこう熱くなるんじゃない!?」と、気になる方も多いはず。

オフィシャルでは、「幅遮熱を考慮して必要十分の高さを保っているので、卓上でも安心して使用することができます」と書かれていますが……せっかくなので実際に試してみました。

テーブルは熱くならない?実際に調理してみた


ということで、先ほどの大きめのフライパンで焼きそばを作ってみました。調理時間は約20分。火力はⅠ~Ⅲまで適宜調整しています。

20分後、テーブルの表面を触ってみると、アチッとなるほどではありませんが、多少は熱くはなっていました。ただ、テーブルの材質や、テーブルクロスの素材にもよると思うので、別売りのバーナー用断熱シート「バーナーシートL」を併用しましょう。

耐風性について

当たり前ですが、アウトドアには風がつきもの。シングルバーナー同様、火口がむき出しの構造なので、「もしかして風に弱いのでは?」と思い、周囲に燃えるものがないことを確認して、扇風機の強い風をしばらく当ててみました。

火力はⅠ(弱火)の状態。写真のように上の方からと、真横からも当てて検証。

結果としては、炎があおられることはありましたが、消えてしまうほどではありませんでした。あくまでも室内でテストしただけなので、ご参考程度に。

外でも家でも、使いたくなる理由

※こちらの写真は、サンプルを使用して撮影しています。実際の製品とは一部異なる場合がございます
ここまで基本スペックと秀逸なギミックをご紹介しましたが、やはり、なんといってもこのルックス。今までのカセットコンロにはない、革新的なデザインが魅力的!

インテリアに馴染みやすいカラーリング

さっそく家の棚に収納してみました。どうでしょう? これがガスコンロには見えませんよね。

スペースを取らない“直立型”収納

直立型というのが革新的で、これなら省スペースで収納可能。平置きのガスコンロは意外と場所を取るので、コンパクトというのは大きなメリットです。

しかし、逆に言うと立てた状態でないと保管できない構造のため、高い場所に置くときは注意したほうがいいなと思いました。万が一のときの落下防止策をしておくと、より安心ですね。

バッグの中にも納まるコンパクトなサイズ感

これだけコンパクトならこんな持ち出し方も! A4サイズが入るバッグであれば本体はすっぽり収まってしまいます。

ただ重さは1.4kgあるので、やや重みを感じるかもしれませんが、コンパクトに持ち運べるので、歩き移動のときはとても便利だと思います。ちょっとしたピクニックやBBQシーンで活躍しそう!

公式オンラインサイトはこちら

わが家の一軍入り、確定です

スペック、ルックスともに唯一無二のガスコンロ。言うまでもなく、わが家の一軍入り確定です!
ITEM
スノーピーク HOME&CAMPバーナー
●カラ―:ブラック/カーキ/シルバー
●材質:ステンレス、スチール、アルミニウム合金、ブラス、樹脂、ゴム
●対応鍋径:最小Φ14cm~最大Φ30cm ダッチオーブンなどの鋳鉄製品使用不可
●専用ボンベ:ギガパワーガスCBブタン(GPC-250CB)
●本体重量:1.4kg
●最大出力:2100kcal/h
●出力(ガス消費量):2.4kw(2100kcal/h 178g/h) 気温20〜25℃
●連続燃焼時間:約110分
ITEM
スノーピーク バーナーシートL
●サイズ:320×450mm
●重量:65g
●材質:カーボンアラミドクロス(アルミ加工)


 
山畑 理絵の記事はこちら

紹介されたアイテム

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スノーピーク バーナーシートL
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山畑 理絵

春夏秋冬、日本の美しいフィールドを求めてフラフラしているアウトドアライター。元・キャンプ用品店勤務。自分にとって心地のいい暮らしを模索しつつ、ハーフビルドした小さなログハウスで日々活動しています。

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