プロジェクターがあれば、家でも外でも楽しめる
キャンプになかなか行けない……そんなときこそ、家でも楽しめるアイテムにトライするチャンス! いきなりのキャンプデビューより、家で使い方を予習しておけば、現地でもよりスムーズに楽しめますよね。
そんなアイテムとしておすすめなのが、シームレスに使えるモバイルプロジェクター!
キャンプ場など屋外使用時はマナーに十分配慮しよう!
近年、屋外でも手軽に楽しめるモバイルプロジェクターが続々ラインナップ。ですが、忘れてはならないのが周囲への配慮。
・周囲の迷惑にならない音量やイヤホン使用の配慮
・映像や光のチラつきなどが周囲に漏れない配慮
・キャンプ場の消灯時間などルールを守って楽しむ
キャンプ場や密集している住宅地の庭やテラスなどで使う場合は、上記のような配慮を忘れないように楽しみましょう。
例えばスピーカーは音の出す方向を計算したり、サイトから少し離れたときにどれくらい音漏れしているか確認してみたり。どんな名曲や名映画も、他人へ漏れてしまえばそれは“ただの騒音”にしかならないことを心得ましょう。
家でもキャンプでも使えるプロジェクター6選
手の平サイズのコンパクトなタイプからDVDプレイヤー一体型のマルチなタイプまで、家でもキャンプでも使えるプロジェクター6選、早速ご紹介していきます!
大ヒット!350ml缶サイズ「Nebula Capsule Pro」
こちら、過去CAMP HACK読者ランキングでも見事1位に輝いたプロジェクター。350ml缶ほどのサイズにも関わらず、なんとAndoroid OSを搭載。Wi-Fiがあれば単体で動画コンテンツが再生可能なんです。
さらに16GBの内臓ROMに動画をダウンロードしておけば、Wi-Fiなしでも観賞可能という便利さ。
また、Wi-Fi接続によるモバイル機器とのミラーリングのほか、HDMIやUSB接続も可能。ゲームも大画面で楽しめます。下部は360度全方向のスピーカーで、Bluetoothスピーカーとしても使えるという万能さ。
2.5時間の充電で、ローカルコンテンツは約4時間、Wi-Fi利用時で約3時間の動画再生が可能。本記事のバッテリー内臓タイプで最大の再生時間も魅力です。
Anker Nebula Capsule Pro
最新DLP技術で手の平サイズでも驚きの明るさ「Pico Cube X 」
本記事中で最軽量、わずか174gの手の平サイズのモバイルプロジェクター。この小ささでAndoroid OS搭載なので、Wi-Fiがあれば単体で動画コンテンツが楽しめるスグレモノ。
Wi-Fi接続によるミラーリングはもちろん、iPhoneならUSB-Lightningケーブル接続と「AirPlay」機能でモバイル通信によるミラーリングもOK。
また100ルーメンという明度ながら、最新DLP技術により、照明をつけたままの室内でも明るく鮮明な画質を実現。さらに18cmからの超短焦点投影が可能で、立方体だから天井投影もカンタン。
バッテリーは内臓式で連続再生時間は約2時間。DC5V以上のモバイルバッテリーで、給電しながらの使用や充電もOKなので屋外の使用にもピッタリ。実にシームレスにマルチに使えるキューブです。
Pico Cube X
あえての有線接続で安定起動「Vamvo S1 モバイルプロジェクター」
ワイヤレス接続の利便性がもてはやされる昨今、あえての有線接続にこだわったプロジェクターがこちら。その理由は「高速起動・シャットダウン」を目指し、素早い映像の立ち上がりと安定した接続、簡単な操作を追求したため。
レンズカバー開閉=電源オンオフという仕組みで、起動まではわずか7秒。また、レンズカバーはそのままポケットに入れて携行する際にも安心です。直方体ながら垂直に立つので天井投影もOK。
バッテリー内臓式で約2時間再生可能だから、キャンプにもポケットに入れて気軽に携行できますよ。
Vamvo S1 モバイルプロジェクター
驚きの焦点自在!レーザー投写式「Smart Beam Laser Projector」
手の平サイズのキューブ型2つめとなりますが、こちら、投写方式に驚きの特徴が。本記事唯一のレーザー投写式だから、従来のLED型プロジェクターと異なり、焦点自在でどこに置いても自動的にピントが合う画期的なモデルなんです!
段差がある場所でもピントが合うから、プロジェクションマッピングもOK! もちろんWi-Fi接続によるミラーリングや、HDMI有線接続も可能。
また、内臓バッテリーは約2時間再生可能で、モバイルバッテリーによるMicroUSB充電&給電も可能。LED型ではできなかったことにトライしたくなる、夢膨らむプロジェクターです。
United Object Smart Beam Laser Projector
700g以下モデル最高クラスの圧倒的性能「Vivitek QUMI Q8」
重さ621gとモバイルプロジェクターとしては、軽い部類とは言い難いこちら。実は、700g以下モデルとしては圧倒的な高性能モデルなんです。
その理由は大きく2つ。1つ目はモバイルプロジェクター最高クラスの1000ルーメンという明るさ。もはや周囲の明るさにほぼ影響を受けないレベルです。
2つ目は、フルHD 1920×1080という解像度。同規模アイテムの一般的解像度が1280×800程度なのと比べると、こちらも最高クラス。モバイルプロジェクターとしては珍しい縦横方向での台形補正機能も搭載。
もちろんWi-Fi接続やHDMI&USB有線接続も可能。バッテリー内臓式でないのが惜しい点ですが、別売の専用モバイルバッテリーやACコンセント付きのポータブル電源があれば、屋外でも高画質映像が楽しめます。
Vivitek QUMI Q8
Vivitek QUMI専用モバイルバッテリー
やっぱりDVDも使いたい!「DVD一体型 YKN-PR1008」
最後にご紹介するのは、DVDプレイヤー一体型のタイプ。ジブリ映画など、サブスク系動画配信サービスにあまり流通していない作品ってありますよね。そんな作品を観たい時はやっぱりDVDが使えると便利です!
一体型ながら、本体は約205×95×160mm、約1kgとコンパクト。気軽に携行できるサイズで屋外でも安心のレンズカバー付き。
Wi-Fi接続こそできませんが、HDMIからMicroSDまで充実のインターフェイス。今まであきらめていたあの作品、大画面で観賞してみませんか?
DVD一体型 YKN-PR1008
【番外編】普通に買うより、お得にゲットできる!?Acer 「C250i」
番外編としてご紹介したいのが、「makuake」で目標額達成率1200%という驚異的な人気で見事クラウドファンディングに成功したAcerの「C250i」。応募が殺到しているこちらの一番の特徴が「オートポートレート」という機能を搭載している点。
どんな機能なのかというと、従来のプロジェクターでスマートフォンの画面を投写しようとすると、横長の映像に余白が生まれてしまいますが、本体を立てて置くことで、スマートフォンの画面をそのまま投写できるという機能。本記事で紹介しているアイテムにはない「C250i」独自の機能が魅力の一つです。
また、波型模様のデザインは360℃どの角度、どのシチュエーションでも設置できるように考え抜かれたデザイン設計。平らな場所を見つけるのが困難なキャンプ場でも本体をコロコロと転がせば簡単に設置することができます。応援購入募集期間中に応募してお得にゲットしてしまいましょう!
makuake Acer 「C250i」の詳細はこちら
屋外でも車内でも!シーン別の楽しみ方
家でも外でも使えるプロジェクター6選をご紹介したところで、お次は実際にキャンパーたちがどんな風に楽しんでいるのか、シーン別の実例をご紹介します!
テント外で本格野外シアター
まずは、最も一般的なパターン。テントの外でスクリーンを用意する「本格野外シアター」的楽しみ方。
巨大な陣幕をスクリーン代わりに。グループキャンプなど大人数で楽しむときにピッタリのアイディアですね!
テントの中で寝ながら観賞
こちらはテントの中で、幕の内側に投影する方法。角度を調節して上の方に写せば、大好きなアニメを観ながらお子さまもいつの間にかスヤスヤ。
車から投影してドライブインシアター
車の中にプロジェクターを置いて、建物の壁を利用すればこの通り! アメリカ映画に出てきそうなドライブインシアターが実現。車の中なら周囲への音漏れも最小限、何より寒い時期にピッタリですね。
短焦点タイプなら狭い車内もミニシアターに
投影距離が小さくて済む短焦点や、焦点自在のレーザータイプなら、狭い車内もこの通りミニシアターに。周囲から隔絶されたプライベート空間で、誰にも邪魔されず楽しめますね。
家でもキャンプでも、無限に広がるプロジェクターの可能性
家やキャンプのみならず、車内シアターやプロジェクションマッピングなど、プロジェクターの楽しみ方はあなた次第。いろんなシーンであなたらしい“ハマり方”、ぜひ見つけてみてくださいね!