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道具のメンテナンスのあれこれ。焚き火の煤汚れは灰汁で……【写風人の駒ヶ根アウトドアライフ~第3章#8】

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長野・駒ヶ根に活動のベースとなる基地「K-BASE」を所有し、アウトドアライフを満喫する写風人さん。3章目となる連載の第8回は、薪づくりや森暮らしの必須道具のメンテナンス方法をレクチャー。丁寧にメンテナンスをすることでギアの寿命が伸びることはもちろん、道具への愛着もより一層強まりますよ。

写風人


家にこもりがちな今こそ道具のメンテナンスを

写風人 駒ヶ根 煤
新型コロナウイルスの影響もあり、外出を控え自宅で過ごす時間が多くなりました。今回は薪づくりに使う道具の手入れや、焚き火で煤汚れたキャンプギアの手入れなど、簡単にできる方法をご紹介したいと思います。

刃物ギア使用後の手入れ方法

写風人 駒ヶ根
斧やナタ、ノコギリなどの刃物類は手入れを怠るとサビが発生し、切れ味も落ちてしまいます。 ナイフや包丁でもよく言われることですが、切れないほど危ないものはありません。しかし、だからといって刃物類は研げば良いだけのもでもないんです。

作業後の道具はご覧のように、ブレード(刃)が汚れます。 これは樹液に含まれるヤニやシブなどが付着しているから。早速、メンテナンスに取りかかりましょう。

作業後は、まず樹液を取り除く

写風人 駒ヶ根
使い終わったら、まずこれらの樹液を刃物クリーナーで取り除きます。

アルス 刃物クリーナー320ml

●容量:320ml
●タイプ:スプレー式
●液性:アルカリ性



写風人 駒ヶ根 スプレータイプでブレードに吹きかけると樹液が赤く浮いてきます。

写風人 駒ヶ根 ウエス(ボロ切れ)などで軽くふき取ると驚くほど汚れが落ちます。

写風人 駒ヶ根 特に研ぐ必要がなければ、刃物用の椿油(つばきあぶら)を薄く塗って仕上げです。

切れ味が悪くなっていたら、研ぐ

写風人 駒ヶ根 切れ味が悪くなった刃物はある程度まとめて研ぐ作業をします。 研ぐための道具は、左から刃物用低速グラインダー、上が砥石(シャプトン 刃の黒幕#120、#320、#1000、#5000、#12000 )、下がグレンスフォシュブルークのディスクストーンとシャープナー。

刃物の種類やその時々によって使い分けています。

シャプトン 刃の黒幕 ホワイト #120

●サイズ:210×70×15mm

グレンスフォシュブルーク ディスクストーン

●サイズ:Φ57×20mm(石のみ)
●重量:90g(石のみ)

グレンスフォシュブルーク ファイルシャープナー (本革ケース付き)

●サイズ:W21×L138mm
●重量:70g
●素材:スチール、柄/赤ブナ


柄(え)も合わせて、手入れ

写風人 駒ヶ根 また刃だけでなく、柄などの木製部分も手入れします。グレンスフォシュの柄は亜麻仁油(あまにあぶら)で仕上げてあるので、道具の木製部分はほとんどそれを塗り込んでいます。

写風人 駒ヶ根 同じように革グローブもミンクオイルなどで手入れすると、革をやわらかくし、保湿・撥水効果を高めてくれるんです。

道具は手入れすることでより磨かれ寿命を伸ばしてくれますが、何より手をかけた分だけ愛着が生まれ、人に貸せないほど大切なものとなるはずです。

グリップスワニー ハイグレードミンクオイル

●容量:50ml
●成分:ロウ・油脂・有機溶剤


焚き火で煤(スス)だらけになったギアの手入れ方法

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