編集部がアイテムを厳選!!CAMP HACK STORE

【もはやアウトドアのテーマパーク】ドイツの巨大アウトドアショップに行って発見した6つのこと(3ページ目)

発見④:人気コーナーのひとつはザックコーナー

Globetrotter(グローブトロッター) 店内ザックコーナー

たくさんある商品の中でも、お客さんが特に集まっていたところがありました。それは、「ザックコーナー」と「寝具コーナー」です。

Globetrotter(グローブトロッター)店内ザックコーナー

まずザックコーナーは、街中で使えるデイパックから、縦走や長期間の旅行でも使えそうな大型ザックまで幅広く陳列。

家族やカップルなど数人で来ていたのが印象的でした。夏休みやこれからの旅行で使うザックを調べに来ていたのでしょう。

Globetrotter(グローブトロッター) 店内陳列ドイターリュック

売り場を見ていて試着する人が多かったのは、ドイツのバックパックメーカー・ドイター。こちらの「エアコンタクト」シリーズは男女ともにバリエーションが豊富で、オープンセル フォームテクノロジーによる高い背面通気性を実現したモデルです。

テント泊縦走や長期旅行にもピッタリとのことで、カップルで揃えて購入している人もいました。

発見⑤:人気コーナーのふたつ目は寝具コーナー

Globetrotter(グローブトロッター)寝具コーナー

次に寝具コーナーは、夏向けのライト系から真冬のヘビー系までの豊富な寝袋が。取扱いは、バックパックと同様のメーカーが多い印象。ドイターやノースフェイスが置かれており、モンベル、ナンガ、イスカ、その他キャンプ系メーカーが中心にラインナップされている日本との違いを強く感じました。

マットはインフレータブルやエアタイプ、ヨガマット並みの薄いタイプまで幅広く陳列されていましたよ。

Globetrotter(グローブトロッター)寝具コーナー

マットに関しては、サーマレストの「プロライト」シリーズや「トレイルプロ」シリーズといったエアタイプが断然人気。この物量を見れば、この時期に多くの人が買っていくことがわかりますね! その他にも、8cm厚の肉厚マットも多く展開しています。

発見⑥:グローブトロッターのハウス(オリジナル)ブランドも展開

グローブトロッターのハウスブランドFRILUFTS(フリールフトゥ)

最後の発見としては、ヨーロッパでもお店オリジナルのブランドがあるということ。それがこの「FRILUFTS(フリールフトゥ)」! 価格帯は良心的で、フィールドで使えるくらいの一般的な品質であるとスタッフさんは話していました。

グローブトロッターのハウスブランドFRILUFTS(フリールフトゥ)

驚いたのはその品揃え。寝袋からマット、チェアやテーブルといったキャンプ用品、バッグ、ウエアなどアウトドア関連用品のほぼ全てをマーク! オリジナルとはいえ、ここまで豊富に揃えているのは他にないでしょう。

どのカテゴリーにも体験・体感できる“本格機械”を設置

グローブトロッターのハウスブランドFRILUFTS(フリールフトゥ)

最後に筆者が気になったのは、ここグローブトロッター特有なサービスかと思われますが、アイテムを実際に体験できる設備があること。しかも、ただ着る・使うという単純なものだけでなく、防水性や保温性といった機能を確かめることができる本格的なものなんです!

グローブトロッター レインウェア撥水性体感ブース

こちらは撥水性や防水性を体験できるシャワー室。奥のガラス部屋に入り、上から降る水を浴びて実際にその機能を体で感じることができます。

レインブーツも用意されていて、その本気度が伺えますね……。

グローブトロッター 体感ブース

こちらは冷暖房室。この部屋に入り、実際に高温の環境や寒冷の環境の体験しながらアイテムの性能を見ることができます。アウトドアウエアのコーナーにあったので、ダウンや中綿といった冬向けアウターの体験ができるのでしょう。

グローブトロッター カヤック試乗ブース

そして、お店の地下にはカヤックやボードを体験できる特大プールが用意されています(しかも流れを起こす装置付き)。

ヨーロッパのキャンパーは、キャンプ中に湖へ出かけてウォーターアクティビティを楽しむ人もいるため、ここでの体験はお店にとっても大事なコーナー。しかし、こんなスペースを設けているのは日本ではほぼないですよね……。

グローブトロッターがどんなお店か知りたい人は、こちらのオフィシャルページを見てみてくださいね!

ヨーロッパへ行ったらぜひお立ち寄りを!

グローブトロッター 館内

ネットが普及してお店で購入することが減ってきている昨今。しかし、サイズや重量は実際に見たり触れてみたりしないとわからないことが多く、それができる実店舗は頼もしい存在。

また、日本のお店と海外のお店では品揃えもトレンドも異なり、新しい発見が数多くありました。もし海外旅行をする際には、ぜひ実店舗に寄ってその違いを比較してみてはいかがですか?

小川 迪裕の記事はこちら

3 / 3ページ