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【もはやアウトドアのテーマパーク】ドイツの巨大アウトドアショップに行って発見した6つのこと(2ページ目)

まさにテーマパーク!ドイツのショップは規模の品揃えもケタ違い

Globetrotter(グローブトロッター)

今回訪れたのは、ドイツの総合アウトドアショップ「Globetrotter(グローブトロッター)」。ドイツに14店舗、スイスに1店舗あり、アウトレットやアクティビティ専門店などいろんなカタチで展開しています。

Globetrotter(グローブトロッター)

中でもミュンヘン店は地下1階、地上3階建ての大型物件で、中央が吹き抜けになった巨大ショッピングセンターのような規模! ラインナップはアウトドアウエアに始まり、登山などで使える小さいギア類からキャンプで使える大物、ボルダリングやクライミングで使う専用ギア類など、書籍まで幅広いアイテムが並んでいました。

Globetrotter(グローブトロッター)

また、地下には特大プールが用意されていて、定時になると中央の噴水が天井に届くまで高く吹き上げるサプライズ付き! これなら子どもも初めてきた人も興奮しますよね。筆者も興奮して2度見してしまいました。こちらの詳しい説明は後述します。

お店を巡って「ここが日本と違う!」と感じた6つの発見とアイテム

お店を巡っていて、日本のアウトドアショップと「ここが違う!」と感じたことを紹介します。

発見①:フェールラーベンのブースがとにかく広い

フェールラーベンのブース

店内の各コーナーで目を引いたのが、ヨーロッパ発のブランドが大々的に展開されているところ。特に、フェールラーベンのブースが他のブランドと比べて特段広いことに気づきました。

ウエアコーナーがある2階へ上がると目の前に広々とポップアップが展開!

フェールラーベンのブース

フェールラーベンといえば、ポリエステル65%とコットン35%の生地にグリーンランドワックスを含浸させた「G-1000」が人気。お店にはこの素材を採用し、膝上から脚部を取り外せるパンツ「Abisko Lite Trekking Zip Off Trousers」を中心に陳列していました。

カンケンバッグ

また1階では、同ブランドの代名詞「カンケンバッグ」がサイズ・カラーともに豊富に置いていました。実はこのバッグ、スウェーデンのスクールバッグとして採用しているところもあるんだとか!

それもあってか、ラックには品切れになっている箇所もちらほら。それだけ親しまれているんですね。

発見②:ギアコーナーではプリムスが精力的に展開

Globetrotter(グローブトロッター)店内のプリムスのブース

ウエアではフェールラーベンが大きく展開していましたが、ギアのコーナーではプリムスが1階中央のギアコーナーにポップアップを設けて広く展示していました。豆知識ですが、プリムスという単語はラテン語で「首位、一位」という意味があることをご存知でしたか?

Globetrotter(グローブトロッター)プリムス商品陳列

ポップアップではガスランタンやクッカー、調理器具など主力製品がメイン。個人的には、日本ではまだ発売されていない分離型の広口ストーブ「グラビティⅢ」が気になりました。また本国では、ガス缶はイエローではなくレッドというところも新しい発見!

発見③:テントやタープは最上階の奥のほうに…

Globetrotter(グローブトロッター)店内のテント展示

気になるテントやタープはというと、なんと最上階のあまり目立たないスペースにいくつか展示されている程度。これはちょっと残念でしたね……。

ですが、展示してあるテントは日本未発売のものも多く、ワクワクしながら物色してしまったのですが(笑)。

Globetrotter(グローブトロッター)店内のテントコーナー

テントの扱いについては理由があり、ヨーロッパのアウトドアスタイルがテント中心ではないことが挙げられます。キャンピングカーや牽引カーでキャンプ場へ行って過ごす人が多く、テントやタープを張る人はあまりいないのが現状。

それもあり、テントはあまり注目をされていないんです。事実、テントコーナーを見る人は少数でした。

Globetrotter(グローブトロッター)店内テントコーナー

日本とヨーロッパのアウトドア事情の違いが、ここでも明確に理解できました。そんななかでも、ドイツのアウトドアブランド・ファウデが販売する「チャペルL XT 3P」(写真手前のテント)という広前室のコンパクト2ルームテントは日本にはない面白いデザインでしたよ!

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