王者の風格、シャウエッセン!
ウインナーといえば「シャウエッセン」。うなずかれる方も多いのではないでしょうか。このウマさ、はっきり言ってダントツですよね。
いかなる安売り系スーパーでも、シャウエッセンだけはなかなか安くなりません。まさに王者たるゆえんです。
ところで「シャウエッセン」ってどういう意味?
商品名の「シャウエッセン」とは、ドイツ語の「シャウ(schau)」と「エッセン(essen)」をあわせた合成語です。
「シャウ」は英語だと「Show」にあたり、「エッセン」は食卓や食べ物を意味します。つまりはテーブル上で繰り広げられるショーの主役、ともいえます。
キャンプにぴったり!
保存しやすくて、野外でも食べやすいサイズ感で、他の食材との相性もバッチリなシャウエッセンはまさしくキャンプ向き。
これまでも食べてきたよ、というキャンパーさんも多いでしょうが、さらにおいしくレベルアップさせる秘訣をご紹介します!
真骨頂は「茹でる」にあり
シャウエッセンはもちろんBBQで焼いてもうまいのですが、独特の「パリッと感」を味わうなら、ボイルがベストなんです。
袋の裏をご覧くださいませ。「シャウエッセンのおいしい召し上がり方」のあと「パリッ!!とおいしく食べるにはボイルがオススメ!」とハッキリ書かれています。よほどの自信がないとここまで言い切れません。
パリッと感が歴然!
なぜボイルがいいのか。それはこの調理法がいちばん、シャウエッセン特有のパリッとした歯ごたえを感じられるから。
あの「パリッ!!」の秘密は皮にあります。シャウエッセンの皮は、厳しく選別された柔らかい羊腸に限定しているので、あの独特の歯ごたえが生まれるのです。
「黄金の3分間ボイル」とは?
さらに続けて「黄金の3分間ボイル」なる文字も……。気になりますよね。
いざ「黄金の3分間ボイル」実践!
それではここで、究極においしく食べられる茹で方「黄金の3分間ボイル」を実践してみましょう!
まず、クッカーでたっぷりのお湯を沸かします。
お湯が沸騰したら火力を弱めて、シャウエッセンを投入し茹でます。その時間はジャスト3分間! これこそが「黄金の3分間ボイル」の正体だったのです。
3分経ったらおもむろに取り出します。うまみ成分や脂肪分がとけあって皮がパンパンに張っているのが分かりますね。
いただきま~す。アツアツのシャウエッセン。……あぁ、タマランチ会長。これだけでもう最高すぎます!
スキレットでシャウエッセン満喫!
シンプルに茹でるだけでも絶品ですが、ちょいとひと手間加えればそれはそれでまた極上なのがシャウエッセンの守備範囲の広さ。
キャンプ必携のスキレットでアレンジしてみてはいかがでしょうか。
シャウエッセンのスキレットチーズフォンデュ
まずシャウエッセンを3分ボイルします。次にとろけるチーズを温めて上からたっぷりとかけます。最後にブラックペッパーを振ればできあがり!
お好みでパセリをちらしたり、スキレットを加熱してチーズを少し焦がしても美味しいですよ。
ロングシャウエッセンと野菜のスキレット焼き
ズッキーニを1cm程度の輪切りにし、アスパラガスは食べやすい大きさに切ります。熱したスキレットにオリーブオイルを入れ、ズッキーニとアスパラを軽く炒め、塩、黒こしょうで味を調えます。
そこにシャウエッセンのロングタイプを入れて、ミニトマトを追加しさらに炒めます。最後に乾燥バジルを散らせば完成です!
シャウエッセンと夏野菜のグリル わさびマヨ和え
マヨネーズ、わさび、レモン汁、しょうゆを混ぜてソースを作っておきます。
ニンジンを厚さ7~8mmの半月スライスにし、アスパラは長さを3等分にします。スキレットで焼き色が付くまで野菜を焼きます。そこに3分間ボイルしたシャウエッセンを盛り付け、最後にソースをかければOK!
新玉ねぎとシャウエッセンのおかかバター
新玉ねぎは1.5cmの厚さの輪切りにします。スキレットにバターを入れて中火で熱し、溶けてきたら玉ねぎを並べて2分ほど焼きます。
焼き色がついたら返し、弱火にして新玉ねぎの上にシャウエッセンを並べ、ふたをして3分蒸し焼きに。次にふたを取って火を強め、しょう油を回しかけます。最後にかつおぶしをのせ万能ねぎを散らせば完成!
シャウエッセンとラーメン入りトマト鍋
スキレットでもできますが、深さのあるダッチオーブンならなおのことベスト。あらかじめ玉ねぎは縦に薄切り、白菜はざく切り、チーズはさいの目に切っておきます。
鍋にごま油を熱して玉ねぎを炒め、しんなりしてきたらホールトマトを手で崩しながら投入します。そこに水を加え、めんつゆ、みりん、塩で整えます。
煮立ったら白菜を加えて1分間煮ます。そこにシャウエッセンとインスタントラーメンを加え、さらに3分煮て、仕上げにチーズを散らせばできあがり!
ホットドッグなら時短にも!
キャンプ朝食にはホットドックが似合います。時短にもぴったり! シャウエッセンにはロングタイプもあるのでパンの長さに合わせてチョイスするといいでしょう。
さっぱりと「ザワードッグ」
沸騰したお湯でシャウエッセンを3分間ボイルします。ロールパンは水平に切れ目を入れ、焚き火かバーナーで軽くあぶります。
パンにバターを塗り、レタス、ザワークラウト、シャウエッセン、マスタードの順にはさめばできあがり!
止まらない「カレーキャベツドッグ」
まずトレヴィス(レッドレタス)と紫玉ねぎを、粒マスタードで和えておきます。そしてサラダ油でキャベツを炒め、これに塩、カレー粉、おこのみソースを加えます。
軽く焼いたホットドッグパンに、茹でたシャウエッセンのスペシャルロングをはさみます。あらかじめ用意しておいた「マスタード和え」「炒めキャベツ」を順に乗せれば完成!
深い味わい「きのこのトマトソースドッグ」
しめじとまいたけは小房に分け、エリンギとマッシュルームは5mm幅にスライス。熱したスキレットにオリーブ油をひいてきのこを炒め、トマトソースを加えたら軽く煮詰めます。
軽く炙ったホットドッグパンに、茹でたシャウエッセンのスペシャルロング、トマトソース、チーズとパセリを順に乗せればできあがり!
日本ハム シャウエッセン
シャウエッセンでかっとばせ!
ウインナーは数あれど、シャウエッセンのパリッと感は他の追随を許しません。
シンプルに茹でて食すも良し、こだわりアレンジを利かせるも良し。一心不乱に食べ続けるうちに、気づけば無限に広がるシャウエッセンワールドの住民になっていること請け合いですよ!