撤収のコツ② 収納ケースに畳んだテントを入れる場合
編集部員S
じゃあ次は、テントの本体を畳み、収納ケースに入れてみましょう!
畳んだテントを入れる:初心者さんの場合
初心者さん
だいたいこのくらいに畳んで……
編集部員S
ストップ! 慣れないうちから、感覚でテントを畳むのは危険です。おまけにテント本体を裾の部分から巻きましたね?
これだと、くるくると巻く際にシートの中に残っている空気が抜けづらく、収納サイズが大きくなってしまいます。
テントをきれいに畳みサクッと入れるコツ
まずテント本体の生地を畳むときは、しっかり収納ケースに合わせた幅であることを確認して折畳みましょう! 収納ケースぴったりに大きさを合わせるというよりは、気持ち小さめの幅で畳んでおくといいですよ。
またくるくると巻く際は、屋根の方から裾に向かってシートの中にある空気を抜くことを意識してください。
収納ケースに入れるときは、本体を持ち上げて入れるのではなく、収納ケースを本体に被せてくるっとひっくり返しましょう!
この方法を実践すると、重くて持ち上げるのが大変なテントでも、できるだけ力を使わずに収納ケースに入れることができます。
おまけに持ち上げる必要がないので、せっかく畳んだテントがバラける心配もありません。
撤収のコツ③ 収納ケースのファスナーを閉める場合
編集部員S
ついに撤収もフィナーレ! では、初心者さんファスナーを閉めてください。
ファスナーを閉める:初心者さんの場合
初心者さん
あれっ! 閉まりそうで閉まらない(汗)
編集部員S
お気持ちお察しします。ここまで一生懸命畳んできたのに、最後のあと一歩で収納ケースに入りきらず畳みなおし……なんてこともありますよね。
これも実はちょっとした方法で乗り切ることができます! じゃあ、一緒にやってみましょう
ファスナーを颯爽と閉めるコツ
編集部員S
ファスナーを閉めるには、じつは収納ケースに付いている、コレが大活躍してくれます!
初心者さん
えっ! バックルって最後に閉めるのでは?
編集部員S
このコンプレッションベルトのバックルをファスナーを閉めるより先に、留めちゃいましょう。両サイドをバックルで留めたら、このままベルトをギュギュッと閉めてください。
初心者さん
おお! さっきまでパカッと広がっていたファスナーが自然と中央に集まってくれますね。これなら簡単にジッパーを閉められそう。
編集部員S
よく”ファスナーの両サイドを持って一生懸命中央に寄せ、その間にもう一人がファスナーを閉める”なんて2人体制の光景をよく目にしますが、収納ケースにコンプレッションベルトが付いていると凄く便利なんですよ!
ちなみに!コンプレッションベルトが付いてない場合は…
別売りの「コンプレッションベルト」を用意するのもひとつの手。
収納ケースにベルトが付いていない場合は、畳んだテントを収納ケースに入れる前に、テント本体にコンプレッションベルトを巻きつけましょう。しっかり圧縮しておくとファスナーを閉める時の手間が軽減されますよ。
初心者さん
できた! 少しの動きの違いですが、前のキャンプの時よりも簡単に撤収できたように感じました。次のキャンプで実践してみます!
ちょっとしたコツであなたも撤収上手に!
慣れないうちのキャンプは「本当にこれであってるのかな?」と不安になることも多々ありますが、回数をこなすうちに自信に繋がります。
せっかく持っている2ルームテントをフル活用して、素敵なキャンプライフを楽しんでくださいね。