~超初心者入門~知っておくべき「燃料」の基礎知識【キャンプの教科書】

2019/07/11 更新

バーナーやランタンは、キャンプに欠かせない燃焼器具。道具の良し悪しも重要ですが、その道具の動力になる燃料はもっと大切。今回はキャンプに馴染み深い6つの燃料、CB缶、OD缶、ホワイトガソリン、レギュラーガソリン、灯油、アルコールの特徴を解説します。


アイキャッチ画像:撮影 編集部

あなたの使っている「燃料」、なんという名前ですか?

バーナー 調理
撮影:編集部
キャンプで使う燃焼器具といえば、バーナー、ガスコンロ、ランタン、ストーブ、トーチなど、大なり小なり様々です。一方それらに使用する燃料は、主に以下の6種類が挙げられます。

~扱いやすい~
①ガス・CB缶
②ガス・OD缶

~コツが必要~
③ホワイトガソリン
④レギュラーガソリン
⑤灯油
⑥アルコール

初心者にも扱いやすく、かつ効率がいいのは「ガス缶」。一方で準備やメンテナンスが必要になりますが、燃費が安いのは「ガソリン」や「灯油」です。

今回はこの6つの燃料について、それぞれの長所や短所をふくめた特徴を解説していきます。

燃料の種類① ガス・CB缶

ガス缶
撮影:小川 迪裕
ガス缶と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、カセットコンロに使われる細長い円筒形タイプではないでしょうか? それは「CB(シービー)缶」と呼ばれる燃料で、CBはカセットボンベの略です。

ここが「イイね!」

CB缶は100均やコンビニなどで入手できるほか、1本100円くらいと価格もリーズナブル。またカセットコンロがあれば家でも使えるため、残りガスも有効活用できるところも経済的に優しいです。

ここが「気になる」

一方、屋内での使用を想定している標準的なCB缶は、出力・耐寒性ともにOD缶より低い傾向にあります。
良い所・入手しやすい
・価格が安い
気になる所・寒冷地に不向きなものが多い

CB缶対応のおすすめバーナーはこれ!

ITEM
SOTO レギュレーターストーブ
●サイズ:166×142×110mm
●重量:350g
●燃焼時間:約1.5時間(ST-760 1本使用時)
ITEM
ユニフレーム ツインバーナーUS-1900
●サイズ:540×325×290mm
●重量:3.9kg
●燃焼時間:約45分(プレミアムガス)、約55分(レギュラーガス)

CB缶を使用できるコスパと何と言ってもシルバーの魅力。
防災用としても使用できるかと思い購入しました。

ITEM
SOTO  レギュレーター2バーナー GRID ST-526
●サイズ:幅473×奥行252×高さ145mm(風防取り付け時)、幅468×奥行251×高さ116mm(風防不使用時)●ゴトク径160mm(×2)
●重量:2.25kg(本体のみ)
●燃焼時間:約1.5時間X2(ST-760を1本使用時)

燃料の種類② ガス・OD缶

OD缶
撮影:編集部
アウトドアショップでよく見かけるこの缶、「OD(オーディー)缶」と呼ばれています。OutDoorの略で、キャンプや登山など屋外での使用を想定している燃料です。

ここが「イイね!」

アウトドアユースの燃料なので、CB缶より出力・耐寒性ともに高いものが多いです。またOD缶を前提としたバーナーやランタンも豊富。

容量も標準の250gと大容量の500gがあり、バーナーの種類や使用する期間、コンパクトさを重視するか否かで、選び分けることができます。

ここが「気になる」

OD缶はアウトドアショップを中心に流通しているため、ホームセンターによっては扱っていない場合も多く、販売場所が限られています。

CB缶にもいえることですが、気温が低いときに長時間使い続けると急激に火力が落ちてしまう、ドロップダウン現象が起こります。これを防ぐには、寒冷地用のガスを用意するか、ガスの気化を促進させる機能が搭載されているバーナーを選ぶのが無難です。

※ガス缶は、必ずバーナーと同じメーカーのものを使用してください。
良い所・出力が高い
・対応器具が多い
気になる所・入手しにくい
・CB缶より割高
▼ガス缶の「CB缶」と「OD缶」の違い

OD缶対応のおすすめバーナーはこれ!

ITEM
SOTO シングルバーナー マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター
●サイズ:90×117×100mm(バーナー+ゴトク使用時)
●重量60g
●燃焼時間:約1.5時間(SOD-725T使用時)、約0.8時間(SOD-710T使用時)
ITEM
プリムス ウルトラ・スパイダーストーブⅡ
●サイズ:ゴトク径:大168mm/小118mm、収納サイズ:9.3×10.0×3.5cm
●重量:167g
●燃焼時間:約65分(IP-250ガス使用時)
ITEM
コールマン ツーバーナーセット パワーハウス LP ツーバーナーストーブ 2
●使用時サイズ:約64×32.5×52(h)cm、収納時サイズ:約54×32.5×7(h)cm
●重量:約4.2kg
●燃焼時間:燃焼時間:約1.6〜3.2時間(470g缶使用時)

燃料の種類③ ホワイトガソリン

ホワイトガソリン
撮影:編集部
ホワイトガソリンは、「白ガス」とも呼ばれる石油製品の1つ。自動車に用いられるレギュラーガソリンは「赤ガス」と呼ばれるもので、ホワイトガソリンとは全くの別物になります。

ここが「イイね!」

外気温に左右されず、安定した火力を発揮してくれます。ランタンやストーブの燃料を統一すれば荷物も少なく済みますね。

またレギュラーガソリンや灯油と比べて、純不純物が少なく煤が出にくいため、頻繁にメンテナンスする必要がないところもいいですね。またコールマン社のホワイトガソリンは、燃焼中の有害物質が発生しにくい、環境に優しいとう特徴もあります。

ここが「気になる!」

レギュラーガソリンや灯油と比べると、燃料代が高くつきます。またOD缶と同様に販売場所も限られています。
良い所・寒冷地でも安定した火力を得られる
・煤が出にくい
気になる所・入手場所が限られている
・燃料代が高い

ホワイトガソリン対応のおすすめバーナーはこれ!

ITEM
コールマン スポーツスターII デュアルフューエル 533
●サイズ:16cm x 16cmx 18cm
●重量:1000g
●燃焼時間:2時間(コールマンホワイトガソリン使用時)
●熱量:10000BTU
ITEM
コールマン 413Hパワーハウスツーバーナーストーブ
●収納サイズ:約56×35×16 (h)cm
●燃焼時間:約2〜6時間 ●使用時サイズ :約67×46×44.8(h)cm●
●重量:約5.8kg

燃料の種類④ レギュラーガソリン

ガソリンスタンド
出典:PIXTA
車に給油するレギュラーガソリン(赤ガス)も燃料の1つ。燃料はガソリンスタンドで手に入りますが、補充するには消防法を基準をクリアした専用の携行缶が必要になります。

ここが「イイね!」

ホワイトガソリンと火力は同等にもかかわらず、燃料代は安いです。またもしもの場合、車やバイクから燃料を補給できるという利点も。

ここが「気になる!」

またホワイトガソリンに比べて不純物が多く含まれているため、煤が発生しやすく細かなメンテナンスが必要になります。
良い所・ガソリンスタンドで入手できる
・燃料代が安い
気になる所・煤が出やすいので、細かなメンテナンスが必要

レギュラーガソリン対応のおすすめバーナーはこれ!

ITEM
SOTO MUKAストーブ
●火力:4,000kcal/h
●燃料タンク容量:480ml
●使用時間:4,000kcal/hで使用時約1時間、2,500kcal/hで使用時約1.5時間
●サイズ:135×135×80mm(使用時・本体のみ)
●重量:324g(本体+ホース+ポンプ)
※自動車用ハイオクガソリンはご使用できません。
ITEM
SOTO ストームブレイカー
●火力:3,000kcal/h
●燃料タンク容量:480ml
●使用時間:約0.8時間(SOD-725T 1本使用時) 約1.6時間(自動車用レギュラーガソリン480ml使用時)
●サイズ:150×130×90mm(使用時・本体のみ)
●重量:448g(本体:225g、ガスバルブ:53g、ポンプ:170g)

燃料の種類⑤ 灯油

灯油
出典:PIXTA
石油ストーブでお馴染みの灯油。こちらも対応している器具は少ないのですが、ある意味一番身近な燃料といえますね。

ここが「イイね!」

ガソリンスタンドで入手できますし、レギュラーガソリンのような専用ボトルも不要。なおかつレギュラーガソリンと違って、自分で給油することも可能です。

ここが「気になる!」

灯油は一番煤が出やすいため、メンテナンスの頻度も多くなります。
良い所・ガソリンスタンドで入手できる
・燃料代が安い
気になる所・煤が出やすいので、細かなメンテナンスが必要

灯油対応のおすすめバーナーはこれ!

ITEM
エムエスアール ドラゴンフライストーブ
●火力:約2192 kcal/h
●燃料タンク容量:600ml
●使用時間:約126分(ホワイトガソリン600ml)、約153分(灯油600ml)、136分(ディーゼル600ml)
●サイズ:φ190×100mm
●重量:510g
ITEM
OPTIMUS(オプティマス) HIKER+(ハイカープラス) 11011
●収納サイズ:180×180×11mm
●重量: 1590g
●燃焼時間:燃焼時間 : 0.35Lの燃料で最高 2時間

燃料の種類⑥ アルコール

出典:PIXTA
小学生の頃、理科の実験で使ったアルコールランプを覚えていますか? そのアルコールは、昔からアウトドアの燃料としても親しまれています。

ここが「イイね!」

アルコールを使用する燃焼器具の代表格、トランギアの「アルコールバーナー」を例に挙げると、構造がシンプルで扱いやすく、燃料を入れてマッチなどで点火するだけ。風防を使えば寒冷地でも問題なく着火します。

またドラッグストアなどで売られているため、入手しやすい燃料ともいえます。

ここが「気になる!」

他の燃料と比べると火力が弱く、また調整がしづらい点があります。またバーナーの場合、大体どのメーカーも本体とは別に風防と五徳が必要になります。
良い所・燃費がいい
・寒冷地でも使える
気になる所・火力が弱く、調節しづらい

アルコール対応のおすすめバーナーはこれ!

ITEM
トランギア アルコールバーナー
●サイズ:φ7.5×4.5cm
●重量:110g
●燃料:エチル、メチルアルコール使用
ITEM
エバニュー チタンアルコールストーブ EBY254
●サイズ:径7.1×高さ4.2cm=内径3.9cm
●重量:34g
●燃料:燃料用アルコール専用

こだわりに合った燃料選びを!

燃料
撮影:編集部
燃費、利便性、使い心地、見た目。なにを重視するかによって、燃料はもちろんバーナーやランタンなど最適な道具も変わってきます。まずは燃料を決め、そこからバーナーを選んでいくのもですね。

シングルバーナーの種類を知っておこう!

シングルバーナーには、ガス缶に直結する「一体型」と、ホースでつなげる「分離型」があります。この違い、わかりますか?

What fuels do you choose for the outdoor?

アウトドア用の燃料どれにする?


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燃料
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eri

9歳と6歳の子どもを持つママライター。 生き物をこよなく愛する息子の欲求を満たすため、クワガタ採りや魚釣りが出来るキャンプ場を中心に出没。若い頃は超インドア派だったが、今では自然のすばらしさに魅せられています。

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