編集部がアイテムを厳選!!CAMP HACK STORE
バーゴ「ノーフライ2Pテント」

あの「バーゴ」からついに登場!キャンパー垂涎の超軽量テントを実際に立ててみた

アメリカの軽量ギアブランド「VARGO(バーゴ)」が初めてテントをリリースしました。ライトウエイトでありながら、随所のコダワリはさすがの一言。男心を揺さぶる無骨なカラーリングとスタイリッシュなデザインを併せ持つ新作「ノーフライ2Pテント」の魅力に迫ります。 

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

画像撮影:記載なしはすべて筆者

バーゴとは?

VARGO(バーゴ)

画像提供:ケンコー社

VARGO(バーゴ)とはアメリカのアウトドアギアブランドで、おもにチタンを使用した軽量クッカーやストーブを製作しているメーカーです。

UL思考が普及しつつある現在、クライマーや玄人キャンパーのあいだで急速に人気が高まってきています。
VARGO(バーゴ)

画像提供:ケンコー社

ただ軽量というだけでなく、独創的なデザインと確かな機能はギア好きの心を鷲掴みに。

今回はそんなバーゴからついにテントが発売されたということで、さっそく実際に立ててみてアレコレ検証してみました!

まずはテントのスペックをチェック!

重量は驚きの約1.2キロ

VARGO(バーゴ)
このバーゴ「ノーフライ2Pテント」本体の収納ケースにはフレーム2本とペグ4本が同梱されています。フレームやペグを含んだ重量はなんと1.2キロという軽さ!

持った感じは軽すぎて本当に全部収納されているの?と思うくらい。フレームはカーボンをメインに使用し、つなぎ目の部分だけスムーズに接続できるようアルミ素材になっています。

収納サイズも良好

VARGO(バーゴ)
収納時の大きさは45×12cmなので最近の登山用ULテントと比べるとやや大きめですが、キャンプやツーリングをメインに考えると申し分のないコンパクトさですね。

また、フレームを本体の収納ケースから出して幕を小さく畳めば収納サイズはより小さくなります。

2人使用でちょうどいい広さ

VARGO(バーゴ)

画像提供:ケンコー社

室内も満足度は高いです。コンパクトで軽いにも関わらず居住性の高さが魅力のひとつとなっています。

ソロキャンプの場合は荷物を多めに入れても余裕があり、2人で使ってもザックを枕にするなどの工夫をすればストレスなく寝ることができます。
VARGO(バーゴ)

画像提供:ケンコー社

フライとフロアシートはリップストップナイロンで耐水圧1200mm。ドアは2つ、ベンチレーションも複数あり、必要十分なスペックを備えています。

実際に立ててみた!

VARGO(バーゴ)

画像提供:ケンコー社

それではいよいよ設営に移りましょう!

テントを広げる

VARGO(バーゴ)
フレームは2本のクロスフレーム設計。そしてこのテント、スリーブ(フレームが通るトンネル)がありません。
VARGO(バーゴ)
四隅のフレーム差し込み口に通して対角線側の差し込み口から出すだけです。これならスリーブ内でつっかえたりフレームが外れたりすることはありませんね。
VARGO(バーゴ)
フレームを通したら、ボトムにあるグロメットにフレームの先を入れて固定します。フレーム自体が軽くてしなるので、特別力を入れることなく作業ができました。

グロメットがついてるテープは蛍光の黄色なので、日が暮れてからの視認性も高いです。

スムーズに立ち上げ

VARGO(バーゴ)
2本のフレームでテントを立ち上げたら、前後の入り口のドアパネルとボトムのベンチレーション2カ所に付属のペグを打ち込みます。

見たことないくらい細いペグでしたが固いフィールドにも難なく刺さりました。ガイロープやペグは必要最低限しか付属していないので、風対策などでテントの強度を上げたい場合は追加購入する必要があります。
VARGO(バーゴ)

画像提供:ケンコー社

フレームはこのようにテント内部を通過。テント内側のトップと四隅にはマジックテープが付いているのでフレームをしっかり固定できます。

これにて設営完了!

VARGO(バーゴ)
あっという間に設営完了です! 初設営にも関わらず5分もかかりませんでした……。これなら雨の日や、キャンプインが遅れて夜到着など、設営に時間を取られたくない時にかなり助かりますね。

フライなしの独創的デザイン

VARGO(バーゴ)
通常、多くのテントはタープやツェルトと違ってインナーテントとフライシートにセパレートされています。が、こちらのテントには製品名に「ノーフライ」とあるようにフライシートがありません。

ボトムからテントのグレーカラーの部分のみが本体から切り離されていて二重構造になっています。
VARGO(バーゴ)
この特殊な構造により設営時間の短縮と、軽量化が実現しています。また、インナーがフルメッシュだったり、トグルなど付属パーツを必要最低限にすることでグラム単位で重さを削っています。

ひと工夫でデメリットを克服

結露対策は万全

VARGO(バーゴ)
二重構造じゃないとどうしても気になるのは結露問題。特に冷え込む時期は室内と外気温の温度差で結露し、寝ていたら水滴が垂れてきた! なんてことも。

しかしこちらのテントは上部に大きめの通気口を配置し、さらにボトム2箇所にもベンチレーションをセット。これなら結露の心配もなく快適に過ごせますね。

小物用ポケットも役立つ

VARGO(バーゴ)
画像提供:ケンコー社

2人使用で荷物が多いとどうしても小物の行方が分からなくなってしまうもの。

この「ノーフライ2Pテント」には小物用のポケットが付いている上に素材がメッシュなので、中に何を入れたか一目瞭然です。

中がフルメッシュだから寒い?

VARGO(バーゴ)
軽量化のためインナーがフルメッシュなので冬場はテント内でも寒いかもしれません。

寒さに弱い方は厚手のマットを用意したり、設営が楽なのでカンガルースタイルにしたりとサイトアレンジを楽しみながら工夫してみてもいいかもしれませんね。

バーゴ ノーフライ2Pテント

■使用時サイズ:長辺218cm×短辺144cm×高さ109cm ■収納サイズ:45×12cm ■本体素材:15D ナイロンメッシュ

このテントさえあればどこへでもいける

VARGO(バーゴ)

画像提供:ケンコー社

バーゴの超軽量テントのレビューいかがでしたか? UL志向の方もそうでない方も、荷物がコンパクトに収まるのは車載などを考えてもとても助かりますよね。

またグレーとブラウンカーキの配色が絶妙にカッコイイです。登山、釣行、キャンプ、ツーリングなどいろいろな可能性が見える「ノーフライ2Pテント」で手軽にアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか?

バーゴといえば軽量ギア!

なかでもウッドストーブはまさに名品。

Check the new tent of VARGO out!

バーゴの新作テントをチェックしよう!