メイクにお風呂・・・気になる事情を女性キャンパーに聞いてみた
キャンプ未経験の人にとって、その実態は分からないことだらけ。行って何をするのか、身の回りのことはどこまでできるのか?
そのハードルによりアウトドアを始められない女性も、少なからずいるのではないでしょうか。
そこでリアル事情を知るべく、三人の女性にインタビュー。「どんなところに行ってるの? メイクは? お風呂は?」……気になるアレコレを知ることで、キャンプデビューの不安を解消できるかも!? さっそく聞いてみましょう。
ケース1:ソロ・デュオ・グループでも行く「@sagirinco.03さん」
男前とラグジュアリーがほどよく混ざったキャンプスタイルが素敵な、@sagarinco.03さん。リアル事情はどんな感じなのでしょうか?
キャンプ中は、何をしてる?
お昼過ぎのチェックインが多いので、すぐ夜ご飯を作る時間に……。なので持参した昼用のおつまみで呑みながら、夕飯を作ります。メニューはもつ煮込みとかすき焼きなどですね。
ソロや山行なら、カップ麺などで簡単に。あとは写真が好きなので、色々な風景を撮影したりしています。
なるほど。いつも凝ったキャンプ料理を作らなくても、ケースバイケースなら気軽。今はスマホのカメラもきれいに撮れるので、撮影に凝ってみるのも楽しそうです。
キャンプに行くとき、メイクはする?
普段通りして行きますが、もともとが薄化粧なのといつの間にかメイクが落ちてる感じです(笑)。
性格的に、きっちりメイクオフしなくてもわりと平気です。翌朝は、だいたいテントか車の中でメイクしますね。
アクティブなキャンプでは、せっかくメイクしても落ちてしまうことも。普段から、気になるところをうまくカバーするナチュラルメイクを研究するのも良いですね。
そして、コンタクト事情が気になる方もいるのでは? 何やら便利なアイテムがあるようです。
キャンプ中って、手を洗っても汚れが残っている気がして。そこで発見したのが、最長1週間、寝ている間も連続装用可能というコンタクト。アウトドアにぴったりだなと思い、使用しています。
@sagarinco.03さんは、「メダリスト フレッシュフィット コンフォートモイスト」というレンズを使用されているそう。
そもそもそんなコンタクトレンズの存在自体も初耳な方も多いのでは? 連続装用についての使用法についてはこちらをチェックしてくださいね。
家に帰ってきてから、まずすることは?
ゴミや洗い物と、ストーブ・ランタンなど燃料の入ったものを車から出します。温泉に寄り道しなかった日は、とりあえずお風呂に入ります。
キャンプ中は身の回りのことは最低限にして、のんびり楽しむこと優先! これが継続してアウトドアを楽しむ秘訣ですね。
ケース2:カップルキャンパー「@mym_h」さん
お次はパートナーさんとの仲の良さが印象的な、@mym_hさん。「常に彼が一緒」という状況のキャンプで、身支度はどうしているのかを伺いました。
キャンプ中は、何をしてる?
景色を見ながら、無になってボーッと過ごしています。時計をふとみると、あっという間に時間が過ぎていることが多いです。
キャンプでは料理がすぐに冷めてしまうので、スキレットやstaubを使い温かいまま食べられるようにしています。
冬キャンプや雪の中でも山登りへ行かれているお二人。暖かい料理を食べられるよう、料理法を工夫されているようですね!
ストウブ ココット ラウンド
キャンプに行くとき、メイクはする?
デイキャンプも泊まりも、どちらも化粧をします。外遊びなのでシミやそばかす対策のためです。
夜は必ずメイクオフをしますが、最近はメイク落としシートを使うことがほとんどです。朝起きたらテントの中で化粧をします。
最近はオールインワンでもしっかりUV効果のあるメイクアイテムが増えましたね。そういったものを使えば、手軽に対策できます。
ただメイク残りは肌の劣化に繋がるので、落としてから寝るのが理想です!
ビフェスタ うる落ち水クレンジング シート モイスト
家に帰ってきてから、まずすることは?
すぐに、お風呂に入ります。お風呂に浸かることが楽しみです(笑)。
”メイクやスキンケアはちゃんとしたい”という方にとって、キャンプでも普段どおりにできるのかは気になるところですよね。
そこはテントをパウダールームに、アウトドア用に手軽なスキンケア用品を準備して対策しましょう!
お次は、ママキャンパーさんに聞き取り調査。キャンプの時間を目いっぱい楽しむ工夫が隠されていますよ!
ケース3:ファミリーキャンプがメイン「@_a.y.a.k0uchi_」さん
アウトドアライターとしても活躍されている、@_a.y.a.k0uchi_さん。4歳・0歳のお子さんのママでもありご自身にかけられる時間は少なそうですが……どうなのでしょうか?
キャンプ中は、何をしてる?
年明けのキャンプでは、習字をしました! 家だと汚れが気になってなかなかできないのですが、外なら思いっきり遊ばせられるので。
あとはビールを飲んだり写真を撮ったり、ひたすらのんびりしています。食事は家で食材を切っておき、キャンプ場で調理するだけと簡単に済ませています。
家ではやりづらい遊びを思いっきりやるのにも、キャンプは絶好の機会! そのための時短の工夫も、参考になりますね。
キャンプに行くとき、メイクはする?
日焼け止めとミネラルファンデーションをつけています。余裕がある時はオフして、ない時はそのまま寝ちゃいます。翌朝は歯磨きがてら洗面所で顔も洗って、日焼け止めだけ塗っています。
天然成分でつくられているミネラルファンデは、石けんとお湯でオフできるのでキャンプにおすすめです!
エムアイエムシー ミネラル エッセンス モイスト
簡単メイクオフでは、落としきれていないように感じることも。そんな時の対処法も教えていただきました!
クレンジングシートの後のヌメッと感が嫌なので、最後に濡れタオルで拭いています。ストーブやコンロの上にアルミを敷いたフライパンを載せ、濡れタオルを入れてコロコロ……。
ホットタオルで拭けば、スッキリします!
家に帰ってきてから、まずすることは?
夫は荷物を運んでクーラーボックス内を整理して、私は子供の世話と洗濯を済ませます。
普段から「魅せる収納」にしておけば、後片付けも楽ちん。現地でも家でもなるべく手間をかけないための時短テクは、ファミキャンにこそ必要ですね!
三人の女性キャンパーさんの”あれこれ”についてお伺いしました。皆さんのキャンプの疑問や不安を解決するヒントが隠されていたのではないでしょうか。
そんなキャンプを自分らしく楽しんでいる三人に「ある共通点」を発見。それは一体……?
三人に共通していた「二つのこと」
キャンプ場選びは、ロケーション重視!
「非日常感が欲しい」「″星空″など、その日のテーマに沿っているか」という、条件を基準として選ばれているようです。
他にも「子供の夜泣きで迷惑をかけないように、川の近くや端っこを選ぶ」といったマナー的観点も挙がりました。
お風呂は、入らなくてもいい
お風呂についても、三人ともスルー派。「一泊なら入らない」「自然の中でのんびりする時間を優先したい」という理由や、「お風呂がマストだと、行けるキャンプ場が限られてしまう」というカッコいいコメントも!
入浴しなくても多少リフレッシュできる、こんなアイテムを使っている方もいるようです。
資生堂 フレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ
気軽にキャンプへ行ってみよう!
キャンプというと大変そうに感じられますが、きちんとした用意があれば快適に過ごせます。日常ありきで非日常を感じる、まずはそんな適度なアウトドアから始めたいですね。
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