わたしのリセットボタンは自然の中の焚き火
心がギュウギュウになると、いつも決まって焚き火をします。ひとつずつ丁寧に重石を取り除いてくれているような気持ちになるんです。自分の思い通りに物事が運んでくれると期待してしまうから、そのぶん、つまずくことも多いのだと思います。
焚き火に出会うまではこの心のギュウギュウをリセットできずにいて、人と会うことすら臆病になっていた自分を思い返すと、焚き火というリセットスイッチはわたしにとってとても大切な習慣と言えますね。
さて、今回はこれまでとは趣向を変えて、自然の恵みを受ける効果について書いてみたいと思います。
焚き火を通して気付くことはたくさん
有名な話かもしれませんが、焚き火には「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」という人を癒す効果があるそうです。
1/fゆらぎは 快適性と関係があることが判明している。人間の生体は五感を通して外界から 1/f ゆらぎ を感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、 精神が安定し、 活力が湧くと考えられている。(出典:Wikipedia)
なにやら調べてみると、焚き火だけじゃなく自然のあらゆるものに「1/fゆらぎ」があるんだとか。草木の擦れる音、川のせせらぎ、鳥のさえずり、虫の声、波音……。
キャンプに足を運べば「1/fゆらぎ」に包まれているのだと知ると、すごく素敵な趣味ではないかと思うようになりました。