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結露

【ノーモア結露】テントを“濡れ”から守る5つの対策

他のシーズンに比べて気温が低い冬キャンプは、結露にも注意が必要です。きちんと対処しておかないとテントの寿命を縮めることにもなりかねない結露。事前にできる対策とアフターケアに、結露しにくいとされるコットンテントもご紹介します!

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目次

アイキャッチ画像撮影:編集部

冬キャンプは特に結露が起こりやすい

結露

出典:PIXTA

キャンプの朝、目覚めるとテントの内壁に水滴がびっしり……というのはよくあること。これは「結露」によるものです。

結露

出典:403

春夏に比べて気温がグッと低くなる冬は、この結露が特に起こりやすい季節。濡れたまま放っておくとカビてしまうこともるので、春まで一旦キャンプを終えるなら特に注意が必要です。

今回はそんな結露の対策についてチェックしていきます!

そもそも結露の原因って?

テントで寝ている子供

提供:AKT

結露は、就寝中の呼気や汗などが水蒸気となり「湿度」が上がることでテントの内側に水滴として残ったもの。水滴として発生するのは、テント内外の「気温差」が影響しています。

幕内で暖房を使ったりする冬は、テント内外の気温差が特に大きくなり、より結露が起こりやすいシチュエーションと言えます。

「結露」の対策!5つの手段

対策1. キャンプ場選びで湿気の高い場所を避ける

キャンプ場 車

撮影:編集部

前述したようにテント内外の気温差だけでなく、湿度も結露に関わります。いつも結露に悩まされるという方は、海沿いや湖畔といった空気が湿っぽいキャンプ場は避けるのが無難。冬はカラッと乾燥しがちな、林間サイトがおすすめです。

対策2. テントをしっかり張ることでインナーテントを守る

テント

撮影:編集部

インナーとフライの間に隙間ができることで、湿った空気を逃がせるダブルウォールテント。このためシングルウォールよりは結露が少ないとされていますが、これも設営の仕方で変わってきます。

結露防止を意識して、インナーとフライがくっつかないようある程度テンションをかけて張りましょう。

対策3. テント内の空気を換気・循環させる

ベンチレーション

出典:ogawa

テント内外の気温差をなくせば、結露はなくなります。寒い冬でもベンチレーションなどを定期的に開けて換気することを心がけましょう。

サーキュレーター

提供:yoshihisa ueki

さらにテント内に湿気をこもらせないよう、サーキュレーターなどを活用して空気を循環させるのも効果的です。

対策4. 結露対策のアイテムを取り入れる

シュラフ

結露はテント内で使うアイテムにも悪影響を及ぼします。そのひとつがシュラフの水濡れ。特にダウンシュラフは濡れてしまうとしぼんでしまい、保温力が大幅にダウンしてしまいます。

結露が多い冬季は、シュラフカバーを備えておきたいですね。

イスカ ライナーサイドジッパー スーパーライト

●サイズ : 肩幅78×全長205cm ●収納時サイズ : 8×8×21cm ●重量 : 320g ●素材 : ポリエステル100%
また、テント内に除湿シートを吊り下げるという手も。少しでも湿気を吸収しようという工夫です。

フォーラル 吊り下げ型 強力消臭&除湿シート 3枚セット

●サイズ:69×22.5×厚み2cm ●重量:125g ●素材:旭化成セミアS-3、B型シリカゲル、ポリエステル不織布

対策5. 頑張ったけど結露してしまったら

テントの結露を拭く

出典:DOD

対策もむなしく結露してしまった場合は、雑巾で拭き取りましょう。テントの生地に水分が吸収されないよう、ポンポンと叩いて払うように拭くのがコツです。

テント にヒーターなどの暖房器具

撮影:編集部

電気が使えるサイトなら、撤収前にヒーターなどの暖房器具で乾燥させることもできますね。


現地でのこういったメンテナンスをなるべく少なく済ませたいなら、あらかじめ「結露しにくい」テントを選ぶのが賢明です。おすすめラインナップは、こちら!

結露しにくいコットン・ポリコットンテント

結露しにくいコットン・ポリコットンテント

出典:canvascamp

写真のキャンバスキャンプ「シブレー」をはじめ、冬キャンプでよく使われるテントといえば、コットン製。これは、コットンという素材自体が吸湿性が高く結露しにくいといわれる所以です。

通気性が良い反面、重いのが懸念点。そこをフォローするポリエステル×コットン混紡のポリコットン製テントなら、良いとこ取りも可能!

カーカムス ハイライン 6 スプリングバーテント

●サイズ:高さ/198cm、フロアサイズ/304x304cm ●重量:33.5kg ●素材:ルーフ 10oz Hardyduck キャンバス、ウォール/8oz Hardyduckキャンバス、 ボトム/14ozラミネートビニール

ノルディスク ウトガルド 13.2

●サイズ:430x295x240cm ●収納時サイズ:124x35cm ●重量:22.5kg ●素材:コットン35% ポリエステル65% ●耐水圧:350mm

オガワ グロッケ12 T/C

●サイズ:405cm×265cm×高さ270cm ●収納時サイズ:80×35×33cm ●重量(付属品除く):14.7kg(フライ/約9.3kg、グランドシート/約1.8kg、ポール/約3.6kg) ●素材:フライ/TC(耐水圧350mm)、ポリエステル210d(耐水圧1800mm)、グランドシート/ポリエステル210d(耐水圧1800mm)、メインポール/スチール径32mm、フロントポール/アルミ径22mm

テンマクデザイン ペポ

●サイズ:本体/約270×290×205(H)cm、グランドシート/約255×275×10(H)cm ●収納時サイズ:75×35×35cm ●重量(約):15.9kg (本体7.4kg、ポール4.2kg、グランドシート1.1kg) ●素材:フライシート/コットン35%、ポリエステル65%(表面撥水加工)、サイドパネル・グランドシート:ポリエステル オックス210D、スクリーンメッシュ/ポリエステル、ポール(クロスフレーム)/アルミ合金製 ●耐水圧1,500mm(サイドパネル、グランドシート)

結露対策をして、テントの寿命を延ばそう

結露しにくいコットン・ポリコットンテント

撮影:編集部

冬という季節柄、結露は付き物。少しでも減らすには撤収前はドアを開けてテント内を乾燥させるなど、細かな工夫の積み重ねが大切です。

大事なテントの寿命を縮めないためにも、結露の事前対策とアフターケアは意識しておきたいですね!