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【フライング体験レポート】日本上陸が待ち遠しい、ヘリノックスの新幕「V-tarp」の実力(3ページ目)

魅力その3. 高さがあるので姿勢がラク

ヘリノックステントV-tarpの中に男性が立っている様子

身長180cmの男性が立った様子

やっぱり、この縦の解放感はV-tarpの大きな魅力。単に高さがあるだけでなく、サイドがしっかり立ち上がっているため、全体的に天井高が確保されているのが特徴です。

成人男性でも、ほぼ屈まずに幕内で過ごすことができるのはストレスフリーですね。

\愛用者のコメント/

座っている時に天井が高いため「圧迫感」がないのも嬉しいポイントです。ギアを運び込む時の姿勢がラクなので、腰の負担も軽減されます。

ヘリノックステントV-tarpのアップ画像ガイライン

しかし高さがある分、風の影響を受けやすいことは気になるポイントです。

自立させる6本のペグに加え、前側と後側にそれぞれ2本ずつのガイラインがありますが、全て固定してもわずか10本のペグでこの大型シェルターを支えることになります。

高さがあるため強風時は風であおられることを想定すると、ペグは長めのものを使うなどの対策を取る必要がありそうです。

\愛用者のコメント/

まだ不安になるような強風に遭遇したことは無いですが、日常的なレベルの風であればガイラインを張らなくてもしっかり自立してくれますよ。

紅葉の中ヘリノックステントV-tarpを建てる男性

写真の男性は169cm

また、この高さによる弊害はこんなところにも。

前方と後方のパネルは大きく開放できる反面、巻き上げ時はかなり高い位置に幕を束ねます。身長によっては巻き上げきることができない方もいそうです……。

\愛用者のコメント/

妻だと身長が足りず巻き上げきれないので、パネルはもっぱら自分が担当しています。

魅力その4. 開放感があって風通しが良い

紅葉の中ヘリノックステントV-tarpが建っている様子

前後の大きなパネルに加え、サイドのドア4面を全て開放することができるため、夏場でもタープの代わりとして快適に過ごすことができます。だからシェルターなのにタープという名前なんですね。

\愛用者のコメント/

まだ夏場に使ったことはないですが、さらなる解放感に期待しています。前後ともパネルを跳ね上げてしまえば、かなり広めの日陰を確保することができそうです。

魅力その5. 寒さ対策もバッチリでオールシーズン使える

ヘリノックステントV-tarpのスカート部分

ボトムには全面にスカートが装備されているため、しっかりと雨やすきま風の侵入をシャットアウト。

ヘリノックステントV-tarpベンチレーター

トップの前後には大きなベンチレーターがあるので、換気もバッチリです。しかしこの位置は巻き上げを留めるところよりさらに上部にあるので注意。

ヘリノックステントV-tarpの中でトヨトミの灯油ストーブKR-47Aを使用した様子

\愛用者のコメント/

寒い時期はトヨトミの灯油ストーブKR-47Aをインして使っていますが、外気温が0度近くまで下がっても幕内はアウターなしで過ごせるほど暖かくなりましたよ。

愛用者の@tomotech54さん、今回は使用感のインタビューありがとうございました!

次世代型シェルターV-tarpの日本販売が待ち遠しい!

ヘリノックスV-tarpのロゴ

ポールの技術力を活かし、他には無い強みを打ち出してきたヘリノックスだけに、このV-tarpからもこれまでのシェルターの常識を覆す汎用性の高さを感じます。

単なるシェルターの域を超えて、オープンタープ代わりとしてもオールシーズン有効に使えそうなV-tarpが、もう間もなく日本のキャンプ場でも当たり前のように見られることになりそうですね。

今回ご紹介した「V-tarp」は未発売のものになります。日本で発売予定の「Tac.V-Tarp(¥138,000税抜 ※予定価格)」は、A&F発表では2019年9月頃を予定しています。

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