ミニバンの代表車を紹介!
トヨタ アルファード
アルファードはトヨタのラグジュアリーミニバン。2015年にフルモデルチェンジされ、3代目は「大空間高級サルーン」という開発コンセプトのもと、ミニバンの域を超えた「高級車」というベクトルでブラッシュアップされています。
たびたび比較される同社のエスクァイアとの大きな違いは、エスクァイアが5ナンバーサイズの中型ミニバンなのに対しアルファードは3ナンバーサイズで車格も上。中型ラグジュアリーミニバンがエスクァイア、大型ラグジュアリーミニバンがアルファードと区別できます。
ホンダ フリード
フリードはホンダのコンパクトミニバン。コンパクトで操作性が高いと同時に、ファミリーでも乗れる室内空間を確保。燃費性能が非常に高く、ハイブリッド仕様はもちろん、ガソリン仕様車でもミニバンの燃費性能では上位三本の指に入ります。
2007年にミニバンの販売台数が急減した翌年、新たな時代の「解」の一つとしてティザーサイトがスタートしました。「This is サイコーに ちょうどいい Honda!」という当初のコンセプトが実現された生活ユーティリティの高いミニバンといえます。
日産 セレナ
セレナはニッサンを代表するミニバン。2016年にフルモデルチェンジされた5代目は、ミニバンの基本コンセプトを抑えてより快適に優しく進化しています。Aピラーのスリム化し室内空間を拡大、車体を触れずに開けることのできる「ハンズフリーオートスライドドア」等を装備。オプションでは日産初となる運転支援技術「プロパイロット」も選択できます。
またただのファミリーカーではなくデザイン性も向上、2016年グッドデザインショーを獲得しています。1991年からつづく歴史あるミニバンで、その長い開発の蓄積を現在にいたるまで引き継ぎ、さらなるミニバンの進化をけん引している一台です。
ミニバンについて理解したら、バンやワンボックスカーなどの他の用語も知ろう!
本来ミニバンという単語は、欧米の「フルサイズなバン」に対しての「小さなバン」という意味の名称です。でもミニバンという車種やワード周辺には、外観の近い車や似たワードがいくつもありますよね。
バンは? ライトバンは? じゃあワンボックスはなに?
ここではそんなワードの意味や該当車両について解説。
バンとは?
バンとは、「貨物」を運搬する際に多く使用される自動車をさします。対する用語として、一般に「乗客」の運搬をメインとした自動車がワゴンとなります。しかし両者の境界は曖昧。
前席より後ろ部分を荷室、客席どちらにも使用できる車が多く、どちらの名称でも呼ばれるケースがあります。ただし共通点として「屋根付きの車」という定義があります。そこがトラックと明確に違う部分です。
とはいえバンと言って該当する車は多く、他の用語と重複している部分も多いので厳密な条件があるわけではありません。ざっくり屋根付き貨物車についての名称が「バン」。そんなニュアンスです。
ライトバンとは?
ライトバンとは、小型客兼用車のことで、座席後部に荷物を積む場所があり、屋根が後端まであるタイプの車両です。
運転室と荷物室が繋がった空間となっているバンをパネルバンと言い、ライトバンはその小型の車をさします。
ワンボックスカーとは?
ワンボックスとは、車体の形状が文字通り箱型で室内空間が全部つながっているタイプの車両をさします。
ボンネットがなく、エンジンが床下にあり、キャビンしかない車です。
ステーションワゴンとは?
ステーションワゴンとは、2ボックスで車高が高くないタイプの車両をさします。
ボンネットがセダン並みにあり、エンジンと乗車・積荷スペースが分かれた車です。
ミニバンとの明確な違いは、車高とボンネットの長さです。