ZIPPO(ジッポ)ライターについて
1932年、アメリカで生まれたZIPPOはいまや120か国以上で販売される世界的メーカー。創業者であるジョージ・G・ブレイスデルは、「頑丈」「使いやすい」「確実な着火」を兼ね備えたライターを開発すべく奮闘しました。そして生まれたのがZIPPOライターです。
ブレイスデルはライターの出来に自信があり、ZIPPOの特徴である「永久保証」を当初から実施しています。
ZIPPOライターの仕組みについて
ZIPPOのライターは、まず最初に内蔵されたフェルト(綿)に着火させるためのオイルを芯までしっかりと染み込ませます。そして、フリントホイールを親指で回転させ、フリント(発火石)と摩擦を起こすことで火花を発生させ、フェルトから気化したオイルに引火して火が付くという精密な仕組み。
精密なライターであるがゆえ、お手入れなどのメンテナスが必須となります。ですが、手を加えるだけ愛着の湧くZIPPOだからこそ、多くの人に愛され続けてきました。
フリント(発火石)について
ZIPPOライターにとって、フリント(発火石)はフリントホイールについているヤスリとこすり合わせて摩擦を起こし、火花を発生させて着火をするわけですから、ZIPPOにとって必須の部品です。
そのため、使用頻度にもよりますが使うたびに摩耗するので定期的な交換が必要となります。交換時期になったら適切に交換することで、長く愛用できるのがZIPPOのメリット。
ジッポのフリント(発火石)はどこで購入できるの?
定期的な交換が必要なフリントですが、購入するときはどこで買えるのでしょうか。ZIPPOのフリントは比較的にいろいろな場所で手に入れることが可能で、ホームセンターなどの商業施設はもちろん、コンビニや100円ショップなどでも販売しています。
Amazonなどのネット通販でも購入できますよ。ZIPPOのフリントはZIPPOライターであれば、どれも共通して使える点が非常に便利なところです。
100均のフリントは要検討すべし!
比較的にどこでも手に入るZIPPOのフリントですが、純正品と代用品が流通しています。決して代用品が使えないわけではありませんが、交換をする際には専用の純正フリントを使うことがおすすめ。理由としては摩耗して再交換するまでの期間が少し早かったり、万が一壊れて修理に出した際、純正でないものを使っていない場合に修理を断られてしまうケースも。
フリント交換の回数を重ねて慣れた方はともかく、初めて交換する方はなるべく純正のフリントを使用することを推奨します。
ZIPPO 着火石フリント(6石入り3組セット 18石)
ジッポのフリント(発火石)寿命・替え時は?
フリントは定期的に交換が必要な消耗品です。毎日ライターを頻繁に使用する人でも1か月は保つと言われていますが、こればかりはZIPPOの替え時サインを気にするのが一番の方法です。
フリントが2mm以下になったら替え時!
●フリントホイールの回転が重い
●フリントホイールを回転させても火花の散りが悪い・火花がでない
上記のような異変を感じたら、フリントの残量を確認してみましょう。新品の状態で5mm程度の長さがありますが、2mm以下になっていたら替え時です。長く愛用できるZIPPOですので、些細な変化を気にして適度にメンテナンスができる状態にしておくことが大切です。
ジッポのフリント(発火石)替え方は?
①インサイド・ユニット底部のネジをドライバーやコインで回して外す。
②フリント・スプリングを取り出したのち摩耗したフリントをチューブから取り出す。
③新しいジッポー社製フリントを1個挿入
④フリント・スプリングをチューブに差し込み、ドライバーやコインで最後までしっかりと閉めて完了。
⑤予備のフリントは、底のフェルト・パッドをめくり、フェルト・パッドと綿の間に保管すると便利。
長く大切にできるZIPPO(ジッポ)を愛用しよう!
世界中で数多くのユーザーが存在するZIPPO。長い間愛されてきた理由は、大事にメンテナンスすることで永久的に愛用できること。長く使うことで独特の風合いが出て、オリジナリティが演出できます。
しかし、ZIPPOの作りは非常に繊細なため、メンテナンスには細かい作業も必要となります。定期的なメンテナンスをしながら、手間ひまをかけて自分だけのZIPPOを作り上げていきましょう。
What you need for ZIPPO is regular maintenance and love.
ZIPPOに必要なのは定期的な正しいメンテナンスと愛情。