アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者
焼き芋やりたいけど、冬は焚き火が…
この季節ならではのおやつといえば、焼き芋ですよね。冬キャンプの定番メニューでもありますが……あまりにも寒い日は、火を起こすのが億劫だったり。風が強すぎてそもそも焚き火ができない、なんていうこともありますよね。
コレに入れておけば、炭火で焼き芋ができるだと…?
そんな冬でも手軽に焼き芋が楽しめる、便利なアイテムを発見! ツルン・コロンとしたこちらはステンレス素材のケースで、その名も「GOカプセル」。
炭火など直火にかけるだけで簡単に焼き芋が作れるという便利なアイテムで、サツマイモをカプセルに収納するだけと下準備はほぼゼロ。
もちろん焚き火でもOKですが、何かとせわしない今日この頃、筆者としては極力手間は少なく放置で美味しい焼き芋を作りたい! というわけで、炭火を使ってチャレンジしてみた、その結果をご報告します。
POTEGAR GOカプセル焼き芋メーカー
サイズ | 17奥行き x 7.3幅 x 7.3高さ cm |
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重量 | 100g |
さっそくカプセルで焼き芋を作ってみた
まずは、カプセルのサイズと合うサツマイモを用意
カプセルのサイズは直径約7×長さ17cmで、そんなに大きいサツマイモは入れられません。手のひらサイズほどの小ぶりなものを用意したのですが……アレ、微妙に収まらない。
なのでヘタを切り落として入れてみました。こういう場合は臨機応変に。
「遠赤外線でじっくりと…」が、より美味しくなるコツらしい
今回焚き火ではなく炭火を選んだ「手間」以外の理由が、「味」。一時間以上かけてじっくり焼くと、サツマイモは甘~くトロッと焼き上がるんだとか!
焼き芋屋さながらの本格的な味をめざしつつ、良い感じに出来上がった熾火の網に置いてみます。
「焼き芋できたかな?」待つこと1時間…
15分ほど経過した頃、シュンシュンと蒸気がカプセルの中で充満する音がしてきます。なるほど、アルミホイルではできない、蒸気で蒸されるという現象がカプセル内で起きているのが分かります。
これにより、お芋の仕上がりもしっとりするのかな……と、期待しつつ焚き火台を囲んで時々ひっくり返しながら、まったり待つこと1時間。
パカ! もわ~ん……。カプセル開けたら、湯気がスゴイ! お芋も良い塩梅に皮が焦げてます。これは、美味しく焼き上がったんじゃないでしょうか?
ちなみにカプセルは、灼熱でめちゃくちゃ熱い! 作業の際は軍手ではなく防炎耐熱のグローブを使い、粗熱が取れるまで触らないようにしましょう。
焼き上がりはもう、最高!
見てください、このホッカホカの焼き芋! 最高の仕上がりです。蜜が出て、もう見るからに美味しそうに焼き上がってます。実食の感想は言うまでもなく……甘くて絶品。
じっくり時間をかけただけあって、理想の“しっとり焼き芋”ができて大満足です。
アルミホイルで焼いた芋との比較
ちなみに今回アルミホイルで巻いた芋も網の下に投入してみたのですが、焼き上がりの時間や味にそこまでの差は感じられませんでした。
ですが、濡らした新聞紙で包んで、さらにアルミホイルで巻いて……という準備の手間がいらないという点では、カプセルの方が圧倒的に便利! ゴミも少なくて済むのは、いいですよね。
なんと!焼き芋以外にもいろいろ使える
手頃なサイズ感の「GOカプセル」は、ソロキャンプでの調理にも使えたらさらに便利そう……ということで、サツマイモ以外に人参・ニンニク・ブロッコリーを入れて野菜焼き的なものができるか挑戦してみました。さて、どうなるでしょうか!?