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【コレ可愛すぎないか?】切れ味は職人並み、面倒なあの作業がめちゃ楽しくなる道具「火口鉋」が最高だった

キャンプの醍醐味中の醍醐味・焚き火。焚き火台をはじめさまざまな焚き火ギアがありますが、このたび珍しい製品を発見しました。なんと大工道具の機能をキャンプ用品に落とし込んだ、着火のシーンで活躍するアイテムです。

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目次

火起こし、どうしてます?

焚き火の火起こし

キャンパーの皆さん、焚き火の火起こしはどうしてますか? 着火剤を使う、細めの薪をトーチで……といろいろな手段があり、きっと自分に合ったスタイルにたどり着いていると思います。

筆者の場合は、ナイフでフェザースティックをつくることが多いですね。

フェザーづくりはかっこいいけど難しい!

フェザーづくり

しかしフェザーづくりは普通に面倒ではあり、また筆者のスキルでは出来ばえに良し悪しが発生します。ファイヤースターターでの着火は、できたりできなかったりという始末。

そこで簡単に、かつ上手にフェザーをつくれる道具はないものか……と探していたところ、思いも寄らない発想のブツを見つけました!

KAKURI 火口鉋

本体サイズ(約) 90×27×20mm
本体重量(約) 80g
刃幅(約) 18mm
ケースサイズ(約) W44×H105×D36mm
ケース重量(約) 14g
カラビナループ直径(約) Φ10mm
材質 鉋台/黒檀、刃/ハイス鋼、ネジ・留め具/真鍮、収納ケース/牛革(姫路レザー)
生産国 本体/中国、収納ケース/日本

鉋(かんな)でフェザーをつくる新発想!

KAKURIというブランドの「火口鉋(ほくちかんな)」

出典:角の道具屋

こちらがその発見アイテム、KAKURIというブランドの「火口鉋(ほくちかんな)」です。「火口(ほくち)」とは、火打ち石などで発生した火花をキャッチして、炎を発生させる役割のモノ。キャンプ界隈ではフェザーやほぐした麻紐などが相当しますね。

そして「鉋(かんな)」は、大工道具のアレ。火口鉋は、大工道具を焚き火ギアにアレンジした製品なんです。

薪に鉋をかけ、木を薄~く削り出せると

出典:角の道具屋

公式サイトにはこのような実践画像がありました。薪に鉋をかけ、木を薄~く削り出せるというわけですね。ナイスアイデア!

画像のようにふわふわに削り出せたなら、ファイヤースターターで直に着火することも難しくないでしょう。まさに火口を生み出す鉋……すなわち「火口鉋」です。

KAKURIの「火口鉋(ほくちかんな)」を使ってみたい!

黒っぽいウッドとメタルのコントラスト

さあ、こちらが現物です。実際に手にするとめちゃめちゃキュートで、機能がキュッと詰まっている感がたまりません。黒っぽいウッドとメタルのコントラストも美しいですね。

ウッドとメタルのコントラストも美しい

姫路レザーのケースが付属し、そのカラーは3種をラインナップ。左からブラック、ベージュ、オリーブです。無骨スタイルはもちろん、お洒落キャンパーも手元に加えやすいカラバリです。

ディテールを見てみよう

サイズは上の画像のとおりで、手のひらにすっぽりと収まる大きさ

詳しく見ていきましょう。まずサイズは上の画像のとおりで、手のひらにすっぽりと収まる大きさです。

厚さ20mmに※印を入れておきましたが、これは部分によって厚さが異なるため。もっとも厚い部分が20mmです(刃は含まず)。

厚さが異なる部分

細部にもいろいろと魅力があります。ざっとまとめてみました。

  • ①刃には「角利」の文字。KAKURIの母体は1946年創業、大工道具で知られる角利産業株式会社
    ②刃は厚さ2mmもあるハイス鋼。ネジを緩めて刃の出具合を調節できる
    ③底面はアーチ型で、薪の削りやすさを追求した形状
    ④ウッド部分の素材は黒檀(こくたん)。家具などに使われるとても硬い木材

本体のネジを利用して引っかけて閉じる

本革のケースも気が利いていました。ボタンなどでフタを留めるのではなく、本体のネジを利用して引っかけて閉じます。収納状態でも刃とネジが覗くことになり、男前なギア感がほとばしりますね。

刃の出具合を調節して使用

ちょうどいいぐらいに刃を出したら、しっかりとネジを締めて固定

ちらっと前述しましたが、このネジを緩めることで底面での刃の出具合を調節できます。ちょうどいいぐらいに刃を出したら、しっかりとネジを締めて固定しましょう。

刃を思いっきり出してみた状態

こちらは刃を思いっきり出してみた状態。筆者は大工道具のド素人ですが、出しすぎるとうまく削れないことは想像できます。鉋について調べてみたところ、刃の出具合は0.05~0.2mmがいいとのことでした。

……そんな繊細に調節できる気がしません。大丈夫でしょうか?

使い方は簡単オブ簡単!

薪の角に当てて、シュッシュッと引いて削ればOK

使い方自体はいたって簡単です。薪の角に当てて、シュッシュッと引いて削ればOK……と言うのは簡単ですが、うまくいくかどうかは実践してみないとわかりません。

さあそれでは、実際にキャンプの焚き火で使ってみましょう!

火口鉋を実際に使ってみた

焚き火を開始

はい、キャンプ場に到着しました。ほぼ火口鉋を使うためだけにやって来ました。それでは焚き火を開始します!

ナイフよりはるかに簡単!

ナイフよりはるかに簡単
さっそく薪を削る

さっそく薪を削ってみると、ニュルル〜ッとフェザーが誕生しました。なるほど、ナイフよりも簡単に、薄くて長いフェザーをつくることができますね。予想していたよりも簡単で、拍子抜けしました。

ちなみにフェザーの根本を残してフェザースティックにすることはできません。削り出したフェザーをとっておいて、着火時に使用します。

着火に十分と思われるフェザーを削る

着火に十分と思われるフェザーを削り出しました。公式サイトにあった画像よりは、フェザーひとつひとつが厚いですね。刃の出具合は思いっきり控えめにしたつもりでしたが、ふわふわ感の出るレベルまで薄くできませんでした。

まだまだ練習が必要ですが、それもまた今後の楽しみとなります。

ファイヤースターターで着火してみた

ファイヤースターターで着火してみた

さあ着火しましょう。ファイヤースターターで火花を飛ばします!

……しかしやはりフェザーが厚いからか、なかなか着火しませんでした。結局は麻紐をほぐしてドーピングしたことを告白します。

ファイヤースターターで着火してみた

ドーピングすることになったのは、けっして火口鉋が悪いわけではありません。丸太の上など安定した場所で正しくファイヤースターターを使えば、多少フェザーが厚くても成功した可能性があります。暗くなってきて焦ってしまい、いろいろ端折ったんですよね。

フェザーが燃え上がる

さておき勢いよくフェザーが燃え上がりました。あとは割り箸程度の小枝を追加し、少しずつ太い薪にしていけばOK。

炎が安定
炎が安定

炎が安定し、しみじみと本製品を眺めています。小さなアイテムではありますが、手にすることで得られる満足感は大きなものがありました。大工道具である鉋の機能を焚き火ギアとして使う……その洒落っ気が不思議な快感をもたらしてくれます。

使用上の注意点は?

刃の調節には慣れが必要

極薄のフェザーを削り出すことができない

前述したように、筆者は刃の出具合の調節が未熟で、極薄のフェザーを削り出すことができません。使いこなすには練度が必要のようです。

とはいえナイフよりも簡単なのは確かで、筆者は実際にナイフ以上に細長いフェザーを生み出すことができました。誰が使っても、ある程度のフェザーを削り出せる製品だと思います。

指を削がないよう注意

途中で革手袋を着用

キャンプでの使用時、指も削いでしまうのではないかと不安になり、途中で革手袋を着用しました。細い薪だとどうしても本製品と指の距離が近くなり、恐怖があるんですよね。まあ薪にはささくれもあるし、手袋を着用するのが無難でしょう。

薪を握る位置も自分なりに考察

薪を握る位置も自分なりに考えました。上部を握り、その下でのみ本製品を動かすことで、指には絶対に刃が当たりません。あるいは薪を地面に置いてしまって、上から抑え込むスタイルもありですね。

いずれにせよ扱うのは刃物なので、用心深く愛用したいところです。

キャンパーに刺さりまくるアイテム

鉋で薪を削り出す斬新なアイデア

鉋で薪を削り出す斬新なアイデアは、大工道具メーカーを母体に持つブランドならでは。しかもナイフよりも安全に使いやすく、持ち運びしやすいコンパクト性もあって、アウトドア用途として理にかなっています。

あとはビジュアルがやはり秀逸ですよね。大工道具の老舗だからか、気取りがなくて品はあり、機能美が滲み出ています。筆者はこれ、刺さりまくりました。

新たな焚き火ギアとして、鉋はいかがでしょうか?

KAKURIの製品一覧はこちら

KAKURI 火口鉋

本体サイズ(約) 90×27×20mm
本体重量(約) 80g
刃幅(約) 18mm
ケースサイズ(約) W44×H105×D36mm
ケース重量(約) 14g
カラビナループ直径(約) Φ10mm
材質 鉋台/黒檀、刃/ハイス鋼、ネジ・留め具/真鍮、収納ケース/牛革(姫路レザー)
生産国 本体/中国、収納ケース/日本

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