肉抜き加工で軽量化!「スケルツール KB」
アメリカのポートランドに本拠を置く、マルチツールの第一人者的ブランドLEATHERMAN(レザーマン)。
折りたたまれた状態から展開するとプライヤーが現れる……そんな多機能ツールで知られています。
ちなみに画像のモデルは「SKELETOOL(スケルツール)」というシリーズのひとつで、登山での使用も視野に入れ、軽量化を図ったモデル。
そこから機能を絞ってさらに軽量化を狙ったのが、今回ご紹介するポケットナイフです。
こちらがそのポケットナイフ「スケルツール KB」。ブランドのアイコンとも言えるプライヤーすら省き、フォールディングナイフとして派生したアイテムです。
ナイフの刃渡りは6.6cmと充分なサイズがありつつ、重量はわずか42.5g!
カルビーや湖池屋のポテトチップス、そのレギュラーサイズの内容量が60gですから、ポテチより余裕で軽いナイフなんです。
「スケルツール KB」は、もともと黒×シルバーの1カラーだったんですが、このたび3色がラインナップに加わりました。これからの季節にびったりな、爽やかな色使いですね。
そして往年のミニ四駆少年がせっせとおこなっていたような、肉抜き加工が印象的。これはもちろん軽量化のためで、1gでも軽くするためスケルトンデザインにたどり着いたというわけです。
ナイフだけでなく栓抜きとしても
ポテチより軽い本製品ですが、もちろんナイフの実力は折り紙付き。ブレードは高品質な420HCステンレスを採用し、直線的なハンドルはホールド性も上々。
しかしブレードすら肉抜き加工されているんですから、軽量化は本当に徹底されていますね。
折りたたみ式で安全に扱いやすいので、アウトドアだけでなく自宅でも活躍するナイフでしょう。
通販の段ボール箱を開封するときなど、ササッと取り出してスマートに使えたらかっこいいですね。
携行性をサポートするポケットクリップは、栓抜きとしても使用可能。スケルツール KBの「KB」は、Knife(ナイフ)とBottle opener(ボトルオープナー=栓抜き)からきているのかもしれません。
プライヤー付きの「スケルツール CX」
さて、同じシリーズからプライヤー付きのモデルも紹介しましょう。こちらは「スケルツール CX オニキス」、オニキスはカラーを表します。
本作「スケルツール CX」は、もともとは冒頭で載せた黒×シルバーのモデルのみだったんですが、このたび画像のオニキスを含め、4色が新たに加わりました。
オニキス以外は、さきほどのスケルツール KBと同じ色使い。夏を感じさせる爽快カラーが揃っています。
マルチツールの存在が気になりつつも「シルバーはなんだか味気ないかも」と思っていた人にはうれしいラインナップですね。
キャンプはもちろん日常的に活躍
軽量化を目指したシリーズだけあって、多機能なマルチーツールながら重量はたったの142g。
コクヨのキャンパスノート、40枚綴じがだいたい150gちょっとなので、学生時代に手にしていたノートよりも軽いマルチツールです。
機能数は7つで、他のレザーマン製マルチツールよりも絞られてはいますが、もちろんプライヤーは健在。
プライヤーというと工具のイメージが強いですが、熱々のソロ鉄板を持ち上げたりペグを抜いたり、キャンプでも頻繁に活躍しますよ。
携行性に大きく貢献するカラビナ部分は、栓抜きとしても使うことができます。
お洒落に瓶ドリンクで乾杯したい夏キャンプ、本製品を常備しておけば「栓抜きを忘れた!」を完全に回避できます。
ドライバー機能も有していて、先っちょのピットはプラスが2つ、マイナスも2つ付属。
キャンプではファニチャーなどの緊急修理に役立ち、自宅でも「ちょっとネジを締めたいだけ」という場合に工具箱を持ち出す必要がありません。
LEATHERMAN SKELETOOL CX
素材 | 本体:ステンレススチール ハンドル:DLCコーティング |
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サイズ | 全長10cm(プライヤー収納時) |
刃渡 | 6.6cm |
重量 | 142g |
ポケットに入れておけるナイフをお探しなら
これからの季節、速乾性の軽いショーツのポケットなどに、ずっしりと垂れ下がるナイフを入れておきたくはないですよね。
軽いポケットナイフは、夏キャンプでありがたさ倍増です。
軽量性を追求したスケルツールシリーズ、ナイフ機能に絞った「スケルツール KB」とプライヤー付きの「スケルツール CX」。夏カラーの揃った2製品をご紹介しました。
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