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【俺の一軍冬キャンプギア】今年のお篭りソロキャンプは、吟味し尽くした6アイテムで完遂!

冬用シュラフにストーブ、防寒着など、モノが嵩張る冬キャンプ。寒さで中に篭って過ごす時間が長いのを考えると、どうしてもテントも大型化しがちです。

けれど、キャンプシーズンで冬が一番好きな筆者。もっと快適&ストレスフリーに楽しみたい……! そんな思いであらゆるスタイルを吟味し続け、遂に完成した今冬の一軍キャンプセット、6アイテムをまるっとご紹介します。

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目次


あらゆる冬キャンスタイルに挑み続け…

キャンプシーズンの中で冬が一番好きな筆者。大〜中型シェルターや、ワンポールテントに薪ストーブなど、毎年あらゆる冬キャンプスタイルに挑んできました。しかし、どれも一長一短。

例えば大型シェルターは、中で籠って過ごすには広く快適ですが、雪中での設営が大変だし、結露を乾燥させる手間も時間も膨大です。

ワンポールテントは設営がとにかくラクだけど、中に籠って過ごすにはスペース効率がイマイチ。

はたまた薪ストーブは暖かいし薪を燃やす楽しさがあるけれど、薪を絶やさないよう管理が必要で、設置や後片付けの手間もかかるなど……。

今冬の最適解を見つけた!

あらゆるスタイルを試してきた筆者ですが、今年1年かけて吟味した結果、大きくも小さくもなく快適な空間、さらには設営撤収まで楽なお籠もりサイトが、遂に完成……! 

テントにファニチャー、暖房に至るまで、今の自分にちょうどフィットするギアたちを、まるっとご紹介していきます。

“やや”コンパクトがちょうどイイ。
俺の冬キャンプ一軍セット

1|サイズ感が神!
フェールラーベン「アビスコドーム3」

アビスコドーム3外観

悩みに悩んだベースとなるテントは、スウェーデンのフェールラーベン社が手がける「アビスコドーム3」。

3本のポールをスリーブに通すだけで自立するドームテントなので、1人でも設営が簡単です。大人3人が寝られる広さながら大きすぎず、ゆったりめソロキャンプに絶妙にフィット。

アビスコドーム3を収納状態で持っている
アビスコドーム3を袋に収納している

収納時のサイズは20×44cm、重さは3.68kgと一般的な3人用テントの多くが5Kg前後なので、かなり軽量!

さらに生地がシルナイロン素材なので、一般的なポリウレタンコーティングのテントより加水分解に強く、遥かに丈夫です。

また、シルナイロン生地のテントは毎回同じ折り目で畳むと痛むため、ダウン寝袋のように収納袋にぐしゃぐしゃと押し込むのが作法。つまり片付けも爆速で楽ちん!

虫の心配がない冬季は、インナーを外してシェルターとして使用すれば空間を最大限に活用できます。

コンパクトながら、中心部の天井高は実測で約125cmあり、ローチェアなら頭が当たることもほぼありません。両側ドアを開ければ通気性も抜群で、テントの乾燥もあっという間。

自分のソロスタイルにピッタリのサイズ感、設営・撤収の手軽さ、使い勝手の良さとどれをとっても、今冬コレを超えるテントは考えられません。

    フェールラーベン アビスコドーム3

    使用サイズ最大幅340×最大奥行245×最大高125cm
    収納サイズ20×44cm
    重量3.68kg

    2|寝具3点はこの鉄板セット
    コット・マット・寝袋

    ヘリノックス「タクティカルコット コンバーチブル」

    ヘリノックスタクティカルコット

    寝具の土台となるのは、5年以上愛用しているヘリノックス「タクティカルコット コンバーチブル」耐荷重145kgというスペックに違わず、生地が伸びるなどの劣化がほぼ無いほど丈夫です。

    画像は、ヘリノックス純正オプションの「コットレッグ」を装着してハイコットにした状態。

    また「アビスコドーム」との相性も◎。壁ギリギリにコットを寄せた状態だと、やや前傾姿勢になりますが、ハイコットにした状態で座っても頭が天井に当たりません

    最小限の動きで使用でき、レイアウトのバランスもバッチリ。

      ヘリノックス タクティカルコット コンバーチブル

      使用サイズ190×68×16ccm
      収納サイズ54×16.5cm
      重量2.54kg
      耐荷重145kg
      材質フレーム素材:金属(アルミニウム合金)、樹脂、ヒンジ
      先端部素材:ナイロン
      張り材素材:ポリエステル
      収納袋素材:綿、ポリエステル

      エクスペド「DOWN MAT HL WINTER M」

      冬キャンプでは、コットだけだと下からの底冷えが防げないので、さらにエクスペド「DOWN MAT HL WINTER M」を上にのせています。

      こちら、9cm厚のインフレータブル式マットで、なんと700FPの高品質グースダウンが封入! 断熱性の高さを表すR値は7.1と最高クラス、底冷え知らずで真冬でも安心して寝られるハイスペックなマットです。

      それなのに、収納すると1Lペットボトルほどの大きさで重さは480g。嵩張る冬キャンプ装備のコンパクト化にも一役買っています。

      ただし、こちら残念ながら現在は廃盤となっており、「Ultra 7R Mマミー」が700FPのダウン封入やR値7.1などスペック的に近いモデルなので、気になる人はぜひチェックしてみて下さい。

        エクスペド ウルトラ 7R Mマミー

        使用サイズ183×(52x35)×9cm
        収納サイズ23x12.5cm
        重量495g
        R値7.1
        対応下限温度-30℃
        材質トップ/ボトム:リサイクル 20 D リップストップ ポリエステル , Oeko-Tex 100 認証 インシュレーション: 700 フィルパワーダウン , RDS認証

        山渓別注 NANGA「オーロラ900DX ALL BLACK」

        そして、冬キャンプの寝具として絶対に外せないのが、山渓別注のNANGA「オーロラ900DX ALL BLACK」。快適使用温度-10℃・下限温度-19℃の厳冬期に対応できるモデルです。

        しかも、ブラックカラーのみの別注によりコストを削減しており、オリジナルモデルと変わらぬスペックで約2万円ほど安く購入できました! 

        これらの寝具3点セットで、相当寒い雪中キャンプでも快適な睡眠がとれ、翌朝のキャンプ時間も有意義に過ごせています。

          NANGA 山渓別注 NANGA オーロラ900DX ALL BLACK

          使用サイズ最大長210cm×最大肩幅80cm(身長178cmまで)
          収納サイズφ22×34cm
          重量1550g
          ダウン量900g(国内で洗浄したスパニッシュダウン90-10%を使用)
          フィルパワー760FP
          材質表生地/40dnオーロラテックス、裏生地/40dnナイロン
          対応温度[快適使用温度]-10℃ [下限温度]-19℃

          3|hxo design「モジュラーテーブルシステム」

          テーブルは、台湾のガレージブランド、hxo designの「モジュラーテーブルシステム」のNEIGHBORHOODコラボモデルを使用。

          展開時のサイズは幅64.5×奥行き57.5×高さ35.5cm。ソロに必要十分かつ、アビスコドーム内で使うのにちょうど良いサイズ感。後ほどご紹介するチェアとの相性も抜群です。

          また、天板がウォールナット色で、カーキやブラックが多くて単調になりがちな筆者のサイトに、豊かな彩りを添えてくれるお気に入りの存在です。

          ほとんどのシーンで、新鋭国内ガレージブランド、SESSIONの「ギア プロテクションマット」を使用。hxo design「モジュラーテーブルシステム」専用なので、画像の通りジャストフィット。

          天板を傷や汚れから保護するだけでなく、ドレスアップ効果も高く、気軽にイメージチェンジできるのも魅力です。

          ただし、筆者所有のウォールナット色のコラボモデルはすでに完売。その他のカラーも大人気ゆえ、入荷即完売の状況です。欲しい人は、公式ストアなどこまめにチェックしてみて下さいね。

          ▼hxo design「モジュラーテーブルシステム」の詳細はこちら

          4|Backland「JoyChair」

          チェアは、“家と外で使える”をテーマとした中国のガレージブランド、BackLandが手がけた「JoyChair」の秋冬モデルです。

          何と言っても魅力なのが、シートを簡単に交換できる仕組み

          筆者が愛用中のシートは、イギリスから輸入したファブリックの「Opela(オペラ)」というカラーですが、このほか7種のシート生地がリリースされ、他カラーと交換して使えるんです。

          座面高は一番低いところで実測約30cm、膝裏の高い部分で約35cm。一般的なアウトドアテーブルに合わせやすい高さです。

          程よい傾斜で作業もリラックスもしやすい絶妙な設計も魅力。

          実は、あまりに気に入りすぎて、筆者自ら日本の代理店を現在セッティング中です。進捗については、筆者のInstagramアカウントで告知予定ですので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

          ▼筆者のInstagramアカウントはこちら

          ▼Backland公式Instagramはこちら

          5|アルパカストーブ「TS-77SC」

          そして冬キャンプになくてはならないのがストーブ。筆者が冬キャン一軍セットに選んだのは、アルパカストーブの、日本代理店ができる以前の旧モデル「TS-77SC」。

          「フジカハイペット」同様、アウトドアに携行しやすいコンパクトさなのに3.84Kwの高出力が魅力のストーブです。アビスコドーム3はそれほど広くないため、一瞬で空間全体が温まります。

          ※幕内でのストーブの使用は一酸化炭素中毒や火事の危険を伴います。自己責任の上で、必ず一酸化炭素チェッカーの使用や十分な換気をしましょう

          設置や撤収、薪の管理などの手間がかかる薪ストーブに比べると、やはり石油ストーブが圧倒的に手軽。

          一方で、天板でじっくりと煮物を作ったりお餅を焼いたりと調理もできるし、ケトルを乗せておけば、いつでもお湯が使えるなど、ストーブならではの良さも味わえます。

          現行品の「TS-77NC」は3.0Kwですが、旧モデルに比べて全体的に材質や強度がアップデート。「JHIA(一般財団法人日本燃焼機器検査協会)」の認証も取得するなど、より安心して使える仕様に。気になる人はぜひ現行品をチェックしてみて下さいね。

            アルパカストーブ TS-77NC

            サイズH420×W350×D350mm
            重量6.6kg
            暖房出力3.0kW
            連続燃焼時間約10時間
            暖房の目安13~17㎡
            タンク容量3.7L
            安全装置対震自動消火装置(しん降下式)

            6|ALUTEC 「ALUMINUM CONTAINER 30L」

            最後は、キッチンツールやランタンなど、細かいギアを収納するBOXです。冬の一軍セットに組み込んだのはこちら、ALUTEC「アルミニウムコンテナ 30L」

            インダストリアルなデザインのカッコ良さも大きな魅力ですが、ヨーロッパでは航空貨物輸送にも採用されるほどの強度を誇り、軽量で対腐食性にも優れるコンテナなんです。

            また、30Lモデルを2つ使用することで重たくなりすぎず、2箇所に分散して置くなど、レイアウトの自由度も高まります。

            さらに、Wanderout「Universal Wood Tray Medium」がちょうど上蓋に合うサイズ。

            トレーにギアを置いてコンテナに乗せれば空間を無駄なく使えて、コンテナを開けたいときにはトレーごとすぐにギアを移動させられるのも便利で、セットで使うのがマイブームです。

            ▼ALUTEC 「ALUMINUM CONTAINER 30L」の詳細はこちら

            ▼Wanderout「Universal Wood Tray Medium」の詳細はこちら

            吟味し尽くした最終型で、冬のお篭りソロキャンを満喫!

            ソロキャンプのお籠もりに最適なサイズ感、かつ設営撤収も楽々な「アビスコドーム3」との出会いから、吟味し続けた5つのアイテムたち。ついに最終型に辿り着いたと感じました。

            全てが今の自分にちょうどいい、一軍冬キャンセットと共に、今冬はこれまで以上にキャンプを楽しめそうです!

            あなたもぜひ、冬キャンプ装備選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

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