記事中画像撮影:筆者
定番のフィールドラックも良かったけど……。
キャンプの定番ラックといえば、ユニフレームの「フィールドラック」。キャンプ用ラックというジャンルの先駆け的な商品であり、唯一無二の人気ギアです。
長年、筆者も愛用しており、その堅牢性に絶大な信頼を寄せていました。ただ、1台あたり1.7kgあり、1つ2つと増やしていくと……地味に重い!
テーブルにしたり食器置き場にするなど、汎用性が高い点も魅力でしたが、キャンプを重ねるうち、“コンテナを置くスタンド”として用途が定まってきて、筆者的には必須要素ではなくなりました。
スタンド用途ならコレ一択!
クーラーボックスやコンテナを載せるスタンドの役割に限定して考えた時、もっと軽量性や手軽さ、コンパクトさを求めるようになった筆者。
そんな筆者のニーズを完璧以上なまでに満たしてくれたのが、こちらの「ユニバーサルスタンド」でした。今やスタンド用途のラックはコレ一択。今回はその魅力を詳しくご紹介します!
Wanderout「ユニバーサルスタンド」の何がイイ?
1. めちゃコンパクト、でも頑丈!
ミニマルかつハイセンスなビジュアルのプロダクトが人気のガレージブランド、Wonderout(ワンダラウト)。その人気を不動のものにしたのがこの「ユニバーサルスタンド」です。
何と言っても、収納サイズが約W260×D210×H30mmと実にコンパクト。 上に乗せるコンテナの中に、スタンド自体をも収納できるのが最大の魅力です!
なのに耐荷重はまさかの100kgと、華奢な見た目からは想像がつかないタフさで、載せるものを選びません。
わざわざ別で収納を作らなくても、コンテナに入れておけば「開けて取り出す→スタンドにコンテナ置く」だけで完結。スペース効率にも動線にもムダがないんです。
2. とにかく設置がラク!
重さは850gと軽量で、設営時の取り回しも断然ラク。
しかも、適度な抵抗がヒンジ部分にかかる構造で、持ち上げても勝手に折りたたまれにくい点もスマートです。
極め付けは展開3秒・撤収1秒と爆速でノンストレス! 強い力でパーツを押し込むような組み立て作業も不要なんです。
一時期、1,000円ほどのスツールを横に寝かせてユニバーサルスタンドのように使ってみたこともあるんですが、安定感・強度・展開速度が圧倒的に違いました。
また、開き具合を無段階で調整できるので、上に載せるアイテムのサイズに合わせて微調整が可能。コンパクトながら、幅広いアイテムにフィットするのもポイントです。
ただし、筆者所有のYETI「GOBOX30」とは少々相性が悪く、底面積が極端に小さかったりフラットでない場合は、安定して置けない可能性があります。
3. シンプルを極めた美しい佇まい
とにかくシンプルさを極めた、構造体としての美しい佇まいも大きな魅力。ギアとしての所有欲もしっかり満たすクオリティの高いデザインです。
足元のボリューム感を感じさせない程よい“抜け感”があり、スッキリシンプルかつ、おしゃれなサイトに仕上がります。
また、シンプル構造ゆえ接地面も少なくて汚れがほとんど付かず、サッとブラシやタオルなどで拭えばあっという間にきれいに。
▼「ユニバーサルスタンド」の詳細はこちら
「Universal Wood Tray Medium」でテーブルにもなる
同じくワンダラウトの「ユニバーサル ウッドトレイ ミディアム」を載せれば、テーブルとしても使えます。
トレイの大きさは約W412×D275×H22mm(約685g)と、ソロキャンプにちょうどいいサイズ感のテーブルに。
表面はオーク材、裏面は水分や汚れに強いメラミン化粧板(グレーカラー)のリバーシブル仕様で、汁気の多い食材を調理する時などシーンに合わせて使い分けられるのも便利です。
サイドテーブルにしたり、テント内でのちょっとした作業の際など、気軽にテーブルを移動できるところもお気に入りです。
▼「ユニバーサル ウッドトレイ ミディアム」の詳細はこちら
小さいけど万能。最強ラックでサイトの最適化を!
「フィールドラック」のように2段・3段と上に積むことはできませんが、「置く場所がたくさんある=散らかる」ことにも繋がり、「ユニバーサルスタンド」なら自然にシンプルなサイトになります。
超ミニマムに収納できつつテーブルやキッチンとしての代用も可能と、発想次第で変幻自在!
あなたも、ただシンプルなだけじゃない万能スタンドで、サイトの最適化を図ってみては?