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テントコット(コットテント)とは?
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テントコットとは、キャンプに必須のテントと、簡易的なベッドであるコットが合体したキャンプ用品です。そしてテントコットの強みは、快適な就寝スペースを簡単かつスピーディーに、そして場所を選ばず確保できる点にあります。
今のところ、知る人ぞ知るめずらしい存在です。ほかのキャンパーたちに先駆けて、その魅力を味わってみましょう!
メリット
テントコットのメリット
- 地面の凸凹や冷えの影響を受けずに快適
- 雨が降っている日もテントの底が汚れない
- ペグ打ちが不要で設営がとても簡単
- 地面を這う虫を心配せずに済む
デメリット
テントコットのデメリット
- 普通のテントより価格が高い
- 日本ブランドの製品が少ない
- 3人以上で使用できない
テントコットの選び方
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テントコットを購入する際は、以下の5つのポイントをもとに選びましょう!
テントコットを選ぶときのポイント
① タイプは「折りたたみ式」と「組み立て式」の2つ
② サイズは1人用・2人用から最適なものを選ぼう
③ 収納時のサイズと重量から持ち運びのしやすさをチェック
④ 耐水圧が1,500mm以上あると雨の日も安心
⑤ 小物用ポケットなどの機能が充実しているとより快適!
テントコットおすすめ14選
出典:タンスのゲン
テントコットのおすすめモデルを、3つのタイプに分けてピックアップ! 買いやすい低価格モデルから、有名ブランドのハイスペックモデルまで、幅広い製品を紹介します。
折りたたみ式(一体型)
初心者でも設営が簡単な、折りたたみ式のテントコットを紹介! まるで軍用品のような、ガッシリとした骨太な見た目もポイントです。
DreamYS 高床式キャンプテント
使用時サイズ | 210×80×120cm |
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収納時サイズ | 85×83×18cm |
重量 | 13kg |
耐水圧 | - |
テント素材 | オックスフォード |
フレーム素材 | アルミニウム |
セット内容 | テント本体、フライシート、ポール、収納バッグ |
おすすめポイント
●テントの前後両側にメッシュパネルがあり、通気性良好
●キャノピーを備え、雨の日の出入り時に濡れにくい
●耐荷重120kgと頑丈で、身体が大きめの人も安心
KAMP-RITE オリジナルテントコット
使用時サイズ | 214×71×61cm(テント)、214×71×28cm(コット) |
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収納時サイズ | 89×79×15cm |
重量 | 11kg |
耐水圧 | - |
テント素材 | 190Tナイロン |
フレーム素材 | アルミニウム |
セット内容 | テント本体、フライシート、収納バッグ |
おすすめポイント
●フレームを展開し、テントの幕を吊り下げるだけでセット完了
●無骨な印象を強める直線的なフォルムを採用
●4方向に大きな開口部があり、暑い時期も快適に過ごせる
ジアン テントコット
使用時サイズ | 210×120×120cm |
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収納時サイズ | 115×82×16cm |
重量 | 18kg |
耐水圧 | 2,000mm |
テント素材 | 600Dポリエステル、メッシュ |
フレーム素材 | スチール、アルミニウム |
セット内容 | テント本体、フライシート、ポール、ペグ、ガイロープ、収納バッグ |
おすすめポイント
●テント本体とフライシートの二重構造で雨の日も安心
●ポールで天井を持ち上げる構造により、広い室内空間を実現
●脚を伸ばして座れるラウンジチェアとしても使用可能
kuhuuru outdoor 高床式テントコット
使用時サイズ | 210×120×120cm |
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収納時サイズ | 115×82×16cm |
重量 | 21kg |
耐水圧 | 2,000mm |
テント素材 | オックスフォード |
フレーム素材 | - |
セット内容 | テント本体、フライシート、ポール、ガイロープ、ペグ、収納バッグ |
おすすめポイント
●グレーを基調とした個性的なデザイン
●天井が高くて開放感があり、身体が大きめの人でも快適
●付属のポールでキャノピーを展開できる
組み立て式(分離型)
コンパクトに収納できる、組み立て式のテントコットをピックアップ! バイクや自転車でキャンプへ行く方に最適な軽量モデルもあります。
TOBAU コットテントセット
使用時サイズ | 195×70×125cm(テント)、195×67.5×38cm(コット) |
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収納時サイズ | 50×18×18cm(テント)、50×15×12cm(コット) |
重量 | 2kg(テント)、2.8kg(コット) |
耐水圧 | 4,000mm |
テント素材 | PU4000 210D シルバーコーティングオックスフォードクロス |
フレーム素材 | アルミニウム |
セット内容 | テント本体、レインフライ、コット、ポール、ガイロープ、ペグ、収納バッグ |
おすすめポイント
●バイクに積載できるコンパクトなテントコット
●コットは高さ17cm・38cmの使い分けが可能な2WAY仕様
●別売りのタープポールを使うと大きなキャノピーを展開できる
ネイチャーハイク A-Type Village 離地 ワンタッチテント
使用時サイズ | 220×110×90cm(テント)、220×110×43cm(コット) |
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収納時サイズ | 105×19×19cm(テント)、110×18×18cm(コット) |
重量 | 7kg(テント)、12.5kg(コット) |
耐水圧 | 2,000mm |
テント素材 | 210Dポリエステル |
フレーム素材 | グラスファイバー、スチール |
セット内容 | テント本体、ポール、ガイロープ、ペグ、コット、収納バッグ |
おすすめポイント
●直線的フォルムが特徴のスタイリッシュなテントコット
●テントとコットを分けて使用でき、幅広い用途に対応する
●ランタンフックや小物用ポケットなどの機能が充実
KAMP-RITE コンパクトテントコット スタンダード
使用時サイズ | 200×74×102cm(テント)、200×74×48cm(コット) |
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収納時サイズ | 23×21×109cm |
重量 | 11kg |
耐水圧 | - |
テント素材 | 190Tナイロン |
フレーム素材 | グラスファイバー、スチール |
セット内容 | テント本体、フライシート、ポール、コット、収納バッグ |
おすすめポイント
●吊り下げ式のテントを採用した、設営が簡単なコンパクトモデル
●コットの下に、靴を収納するための棚を搭載
●ローラーホイール付きの収納バッグが運搬をサポート
Tangkula 2人用アウトドアキャンプテントコット
使用時サイズ | 195×144.8×188cm |
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収納時サイズ | - |
重量 | 22kg |
耐水圧 | - |
テント素材 | 190Tポリエステル |
フレーム素材 | グラスファイバー、アルミニウム、スチール |
セット内容 | テント本体、ポール、ガイロープ、ペグ、エアーベッド、エアーピロー、エアーポンプ、寝袋、コット、収納バッグ |
おすすめポイント
●エアーベッドや枕などの道具も揃うフルセット
●広々とした空間でくつろげる2人用モデル
●運搬のしやすさを追求した機能的な収納バッグ付き
テントのみで販売されているモデル
最後に紹介するのは、すでにコットを持っている方におすすめのテントのみのモデル! 1万円以内で購入できる製品もあり、気軽にテントコットの便利さを味わえます。
WAQ WAQ ASTRA CT 2WAYコット専用テント
使用時サイズ | 195×70×90cm(テント本体)、290×270×125cm(フライシート) |
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収納時サイズ | 56×18×15cm |
重量 | 4.4kg |
耐水圧 | 2,000mm |
テント素材 | 210Tポリエステルリップストップ |
フレーム素材 | - |
セット内容 | テント本体、フライシート、テント用ポール、跳ね上げ用ポール、ペグ、収納バッグ |
おすすめポイント
●同社の「2WAY フォールディングコット」と合体できるテント
●テント本体とコットを丸ごとフライシートでカバーする構造
●スカート付きのフライシートが冷たい風をブロック
ネイチャーハイク Canyon ワンタッチテント
使用時サイズ | 200×123×95cm |
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収納時サイズ | 46×14×15cm |
重量 | 1.5kg |
耐水圧 | 2,000mm |
テント素材 | 20Dナイロン |
フレーム素材 | - |
セット内容 | テント本体、ペグ、固定バンド、収納バッグ |
おすすめポイント
●ヒモを引っ張るだけでフレームが立ち上がるワンタッチ構造
●バイクや自転車にも積載しやすいコンパクトサイズ
●コットとの連結をマジックテープでおこなうため非常に手軽
ヘリノックス タクティカルコットテント ソロ インナーテント(メッシュ)
使用時サイズ | 190×70×95cm |
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収納時サイズ | 57×20cm |
重量 | 1.53kg |
耐水圧 | - |
テント素材 | 70D ナイロンリップストップ 210T、40D ヘキサゴンメッシュ |
フレーム素材 | アルミニウム |
セット内容 | テント本体、ポール、ペグ、ポールケース、ペグケース、収納バッグ |
おすすめポイント
●同社の「タクティカルコット」「コットワン」に装着できるテント
●通気性に優れ、真夏も快適に過ごせるフルメッシュ仕様
●別売りの専用フライシートとの組み合わせがおすすめ
▼専用フライシートはこちら
▼ヘリノックス「タクティカルコットテント」について詳細の記事はこちら!
AWESOME’S コットテント
使用時サイズ | 190×65×90cm |
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収納時サイズ | - |
重量 | 1.6kg |
耐水圧 | 2,500mm |
テント素材 | - |
フレーム素材 | - |
セット内容 | テント本体、フライシート、ベースフレーム、ペグ、収納バッグ |
おすすめポイント
●テントコットを気軽に体験できるロープライスモデル
●カンガルースタイルでの使用にも適したフルメッシュインナー
●フライシートをペグで地面にしっかり固定できる構造
エンドレスベース コットテント
使用時サイズ | 198×69×105cm(テント本体)、200×180×120cm(フライシート) |
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収納時サイズ | 50×15×15cm |
重量 | 3.25kg |
耐水圧 | 2,000mm |
テント素材 | 190Tポリエステル |
フレーム素材 | アルミニウム |
セット内容 | テント本体、フライシート、ポール、ガイロープ、ペグ、ロープ・ペグ用ケース、収納バッグ |
おすすめポイント
●オールシーズンで活躍するスカート付きのテントコット
●低価格ながら軽量・高強度のアルミ合金製フレームを採用
●前後に出入り口とキャノピーを備えた便利なスタイル
フィールドア ポップアップシェルターテント
使用時サイズ | 230×70×70cm |
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収納時サイズ | 70×4cm |
重量 | 1.2kg |
耐水圧 | - |
テント素材 | ポリエステル |
フレーム素材 | グラスファイバー |
セット内容 | テント本体、ペグ、収納バッグ |
おすすめポイント
●パッと瞬時に展開するポップアップタイプのシェルター
●ローコット・ハイコットを問わず幅広いコットに装着可能
●重量1.2kgと軽く、薄くたためるため収納場所に困らない
テントコットにマットを敷けばさらに快適性アップ!
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元々、寝心地の良いテントコットですが、キャンプ用のマットを敷くと快適性がさらにアップ!マットのクッション性により体圧を分散してくれるほか、断熱効果を得られるのも大きなメリットです。寒い時期のキャンプで気になる、コットの下から伝わる冷えもブロックしてくれます。
キャンプ用のマットについては別の記事で詳しく解説しているので、ぜひそちらも参考にしてください!
▼キャンプ用のマットについて詳細の記事はこちら!
テントコットのよくある質問・疑問
テントコットについて、よくある質問や疑問について解説します。テントコット購入のヒントにしてください!
テントコットを自作することは可能?
出典:PIXTA
テントコットの自作は不可能とはいえないものの、おすすめできません。
仮に、設計から材料調達、組み立てまでをすべて自分でおこなうとすると、大きな手間とコストがかかることが予想されます。また、安全性においても不安があるでしょう。
安く手に入れることが目的であれば、まずは低価格のモデルを購入し、使い勝手などを試してみるのがおすすめです。
テントコットで寝るとき、荷物はどこに置けばいいの?
出典:PIXTA
荷物はテント部分の中、コット部分の下、車の中などに置けます。ただし、濡らしたくない荷物や貴重品は、外に出しておかないように注意しましょう。
バイクでもテントコットを運べる?
出典:PIXTA
組み立て式のテントコットのなかには、バイクで運べるモデルもあります。
自分が乗っているバイクのサイズやパワー、キャリアの耐荷重などを考慮して、無理なく積載できそうなものを選びましょう。
テントコットで新しいスタイルのキャンプを満喫しよう!
出典:PIXTA
まるで秘密基地のような空間が、簡単に手に入るテントコット。キャンプはもちろん、自宅の庭やベランダで楽しんだり、早朝から釣りを始めるための待機場所として使ったりといった活用方法もあります。まだ使ったことがない方にとっては、新たな趣味の入り口となるかもしれません。
前半で解説したテントコットのメリット・デメリットや、選び方のポイントを振り返り、自分にとってベストなモデルを見つけましょう!
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