座るだけじゃもったいない!ブルーシートの万能ぶりに注目しよう
注目度がいまいち低いブルーシートですが、実はキャンプの成功にかなり貢献している超重要アイテム。リーズナブルで丈夫、厚さもサイズも幅広くラインナップされていて様々な用途に使えるとあって、いいことづくめ!
そんなブルーシートをもっと活用するために、ブルーシート活用術を見ていきましょう。
ブルーシート活用術~コンパクトサイズ編~
①テントのグランドシートとして
サイトがぬかるんでいたり夜・朝露でテント濡れてしまうのを避けるため、グランドシート は欠かせません。あるとないとでは就寝時の快適さとテント 撤収時のスピードが違います!
専用のものを調達するとなかなかお高いグランドシートも、厚手のブルーシートで対応すればリーズナブルに済みます。ただしグランドシートのように耐久性や防水性などのスペックは満たしていないので、あくまで臨時・緊急時のみの使用にしましょう。
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②ソロタープとして
100均ショップで買える180×180cm・約2畳分の大きさの軽量ブルーシートを応用したソロタープ 。シワひとつ無くビシッと張れば、見栄えもいい立派なソロタープに。たったの100+税で手に入るというお得さも見逃せません!
③車の荷台の汚れ防止に
キャンプの際、何かと汚れがちな荷物まわりにもブルーシートがあるとやっぱり便利。あらかじめ荷台にブルーシートを敷いておけば、雨で濡れたギアを車に積み込んでも車内をクリーンに保てます!
④雨よけに
キャンプ中は急な雨に見舞われることも。そんな時、まとめておいた荷物の上にバサッとブルーシートをかけるだけで雨からガード!防水性のブルーシートもあるので、こんな時に便利ですね。
⑤カーサイドタープとして
デイキャンプなどに便利なカーサイドタープ としても応用できます。カーサイドタープ設置用のメタルタコを車体につけ、そこにタープを引っ掛けます。もう片側の面にポールを立ててペグで固定すれば設置完了!
ブルーシート活用術~大判サイズ編~
⑥大きめラグの汚れ防止に
お座敷スタイルも主流になり、キャンプサイトにラグ を敷いている人も多いのでは?でも直に敷くと汚れが気になる…そう、ブルーシートの出番です!ブルーシートの上にラグを敷けば、お気に入りのラグを汚さずに済みますね。
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⑦大人数対応のタープとして
大人数のアウトドアは荷物も多くなりがち。そんな時も、畳んでもかさばらないブルーシートでタープ ができれば、荷物の軽量化にもなりますね。
軽めのブルーシートにロープを通し、ポール で固定すればタープのできあがり!炎天下の日陰作りにも最適です。
⑧テント
少々ハイレベルな活用法・簡易テント!こちらは2.7m四方と1.8m四方のブルーシート各1枚と、竹3本をポールにしてテントを設営されています。
建てるのにコツが要りそうですが、ツーリングやソロキャンプ時に急な雨に降られた場合にも役立ちそうですね。
⑨防災の備えとして
もちろん防災アイテムとしての役割も見逃せません。雨や日差しよけ、避難所で座る際などマルチに使えるブルーシートは、急な災害時のためにも備えておきたい日本の万能アイテムです。
⑩ブルーシートサーフィンで遊ぶ
最後は変化球的活用法・ブルーシートサーフィン!スケボーとブルーシートで再現する擬似サーフィン「タープ・サーフィン」とも呼ばれ、動画サイトなど一部で話題に。遊びにも使えるとは驚きの汎用性!
汎用性の高いブルーシート。では注意すべき点はあるのでしょうか?
ブルーシートをタープとして使う場合は充分に配慮を!
最後に、ブルーシートをタープとして使う場合の注意点について知っておきましょう。あくまでブルーシートのため耐水圧などタープとしてのスペックを満たしているわけではないので、基本的には緊急時のみ応用することをおすすめします。
また、強風時はバタついたりハトメの部分は横への引張強度が不安定なものもあるので、悪天候下では安全を考慮してタープとして建てないのがベスト。TPOを考えて使いましょう。
ブルーシートを上手に活用しよう!
汚れ防止から簡易テントまでと目からウロコのブルーシート活用術、いかがだったでしょうか?タープとして使うなら、バタつき音と強度を除けば山岳用の高額タープと比べても遜色ない機能性とまで言う人も。
周りにきちんと配慮しながらブルーシートをもっと活用して、アウトドアをより快適にしちゃいましょう!
Respect The Blue Sheet!
ブルーシートってスゴイ!