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エアーテント(エアーフレームテント・インフレータブルテント)とは?

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エアーテントとは、空気を入れて立ち上げるテントのことです。エアーフレームテントや、インフレータブルテントなどとも呼ばれています。
キャンプ用のテントといえば、グラスファイバー製やアルミ製のポールを使用したモデルが一般的ですが、エアーテントの場合はポールを自分で組み上げる必要がありません。
「もう普通のテントに戻れない!」という人も多くいるほど設営が簡単であることから、今も根強い人気を誇っています。
エアーテントの特徴

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エアーテントの大きな特徴は、骨格となる部分にポンプで空気を入れることにより、テント全体がほぼ自動的に立ち上がるという手軽さにあります。
チューブはTPU(熱可塑性ポリウレタン)という素材で作られていることが多く、浮き輪やビーチボールなどより、はるかに高い強度をもっています。
そんなエアーテントには、魅力的なメリットもあれば気になるデメリットもあるので、この記事を参考に検討してみてください。
メリット

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エアーテントには、すでに解説したことも含めて、以下のようなメリットがあります。
エアーテントのメリット
- フレームを組む必要がなく設営が簡単
- 大きなテントでも1人で設営できる
- ポールが折れる心配がない
- 電動ポンプで設営をほぼ自動化できる
エアーテントの魅力といえば、なんといっても先述したとおり設営を非常に簡単におこなえる点です。
テントの設営に慣れていない方でも、大きめのテントを1人で設営できます(※)。
また、一般的なテントに使用されるポールは折れる可能性がある一方で、柔軟なチューブが骨格として機能するエアーテントは、そういったトラブルの可能性は低いといえます。
そして、エアーテントはもともと設営が簡単なテントですが、電動ポンプを使用することで設営がさらに楽になります。
これらのメリットがあるエアーテントは、「広々としたテントで過ごしたい。でも設営に手間がかかるのはちょっと……」という方にとって、非常に魅力的なテントです!
(※)「2人以上で設営すること」などと取扱説明書に記載されている製品もあります。
デメリット

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たくさんのメリットがある一方で、人によっては気になるデメリットもあります。
エアーテントのデメリット
- 撤収時に空気を抜くのに時間がかかる
- 収納時のサイズが大きめで重い
- パンクが発生する可能性もある
エアーテントは設営がとても簡単である反面、一般的なテントよりも撤収に時間がかかってしまうため、時間に余裕をもって撤収作業に取りかからなくてはなりません。
そのため徒歩や自転車でキャンプ場へ向かう方や、車の積載スペースに余裕がない方にとっては、収納時のサイズや重さも気にすべきデメリットです。
そして、チューブが丈夫な素材で作られているといっても、パンクする可能性はゼロではありません。しかし破損の状態によっては補修が可能であるため、そこまで恐れる必要はないでしょう。
以上のメリット・デメリットの両方を考慮し、自分にとってメリットのほうが多いと感じたら、ぜひエアーテントの購入を検討してみてください!
エアーテントの選び方

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エアーテントを購入する際は、以下の7つのポイントに注目して選びましょう。
エアーテントを選ぶときのポイント
ここからは、それぞれのポイントについてわかりやすく解説します!
① キャンプスタイルに合わせてタイプを決めよう
エアーテントにはいくつかのタイプがあり、それぞれが異なる魅力をもっています。
自分が理想とするキャンプをイメージし、それに合ったタイプの製品から選びましょう。
【ドーム型】オーソドックスな形状で風に強い

出典:オガワ
ドーム型はキャンプ用のテントとして特にポピュラーなタイプです。製品の選択肢が多く、さまざまな機能・デザインを備えた製品のなかから、好みに合ったものを選べます。
風に強いフォルムであり、悪天候のなかでも比較的安心して過ごせるのも強みです。そのため、環境や天候に左右されずに使えるテントが欲しい方に適しています。
その反面、ほかのタイプより天井が低くなりがちで、テント内で立ち上がりたい方には不向きです。
【トンネル型】独特なスタイルが魅力で近年大人気

出典:ナチュラム
トンネル型のテントは、まるで“かまぼこ”のようなシルエットが特徴的です。奥行きのある広々とした空間で、見た目がおしゃれなモデルが多いことから、高い人気を誇るタイプです。
また、壁に近付くほど天井が低くなるドーム型とくらべ、トンネル型の壁は比較的垂直に近い角度で立ち上がっています。その特徴から、有効な面積が広い点もトンネル型の魅力です。
ただし、収納時のサイズがドーム型より大きくなりがちである点と、大型のモデルは区画サイトに入りきらない場合がある点に注意しましょう。
【ロッジ型】家のような形状がおしゃれで個性的

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家、あるいは山小屋のようなデザインを採用しているのがロッジ型のテントです。そのユニークな見た目から、おしゃれなキャンプを好む方を中心に人気を博しています。
少数派なテントであることからも、キャンプ場で目立つこと間違いありません。おしゃれなランタンやテーブル・チェアなどをセッティングすれば、まるでグランピングのように華やかなキャンプを楽しめます。
「ロッジ型のテントは設営が大変そう」などと思われがちですが、空気を入れるだけで立ち上がるエアーテントならその心配もいりません!
【ツールームテント】就寝スペース・リビングスペースともに広々

出典:テントファクトリー
テントの内部が、就寝スペースとリビングスペースの2つにはっきりと分けられているのがツールームテント。テント内部の構造を示す言葉であることから、「ドーム型のツールームテント」「トンネル型のツールームテント」などとして販売されている場合もあります。
そしてツールームテントの魅力は、寝るためのスペースも、くつろぐためのスペースも、それぞれが広く確保されている点です。
インナーテントだけを取り外せる構造のモデルなら、寝るまでの時間、テント内すべての空間をリビングスペースとして使うこともできます。
【オーニングテント】車と連結でき、車中泊キャンプに最適

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車の横、あるいは後ろに連結できるのがオーニングテントです。「カーサイドテント」や「カーサイドシェルター」として販売されている製品もあります。
オーニングテントの魅力は、車そのものを就寝スペースや荷物置き場として利用できる点です。
車好きな方や車中泊をする方にとって魅力的なタイプといえますが、オートキャンプ場や、テントサイトへの車の乗り入れが可能なキャンプ場でなければ使用できないデメリットもあります。
すでにメインのテントを所有している方が状況によって使い分けるために追加購入すると非常に便利なタイプです。
② 使用する人数に適した定員のものを選ぼう

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エアーテントには基本的に、「2人用」などと定員が設定されているので、実際に使用する人数を考慮し、それに対応できるモデルを選びましょう。
定員選びで失敗しないためのポイントは「定員 = 実際に使用する人数+1〜2人」のエアーテントを選ぶことです。
仮に2人で使用する場合は、3人用あるいは4人用のモデルをおすすめします。そうすることで、自分たちがくつろぐためのスペースとともに、荷物を置くためのスペースも十分に確保できます。
③ 無理なく持ち運べる収納サイズ・重量であるか

出典:テントファクトリー
大型のモデルともなると30kgを超える場合もあるので、運搬が大変そうだと感じたら、「キャリーワゴン」や「アウトドアワゴン」と呼ばれるアイテムの導入も検討してみましょう。
エアーテント以外のキャンプ用品も一緒に運べて便利ですよ!
▼キャリーワゴンについて詳細の記事はこちら!
④ テント内の広さ・高さもチェック

出典:楽天市場
キャンプを快適に楽しむためには、テントに十分なスペースが備わっている必要があります。就寝スペースとリビングスペースの広さ・高さを見て、テーブルを置くスペースがあるか、大人が立って歩けるかなどをチェックしましょう。
さらに、インナーテントを取り外したり、キャノピーを立ち上げたりといった、レイアウトのアレンジができるかどうかもあわせてチェックしたいポイントです。
⑤ ベンチレーターなどの機能にも注目

出典:ロゴス
テントに備わった細かな機能もチェックすべきポイントです。以下のような機能が多くあると、快適に過ごすことができます。
機能 | 特徴 |
---|---|
ベンチレーター | 換気をするための開口部。新鮮な空気の取り込みや、結露の防止に役立つ。 |
メッシュパネル | 出入り口などに備わったメッシュ状のパネル。虫の侵入を防ぎつつ換気できる。 |
小物用ポケット | テント内に備わったポケット。各種キャンプ用品や衛生用品などを入れておくのに便利。 |
前室 | 就寝スペースとは別に設けられた空間。荷物を置いたり、寝るまで過ごすリビングとして活用したりできる。 |
ランタンフック | ランタンを吊り下げるためのフック。多くの場合テントの天井にあり、全体を照らせる。 |
電源コード取り込み口 | 電化製品などの電源コードを通すための穴。テントの出入り口などを開けずに、電源コードの取り回しができる。 |
これらのほかにも、各メーカーが売りにしている機能はたくさんあります。製品ごとに備わった機能をチェックし、実際のキャンプで使用している様子をイメージしてみましょう。
たった1つの機能が快適性に大きく影響する場合もあるため、ここはこだわりたいポイントです!
⑥ 生地の耐水圧は1,500mm以上あると安心

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テント選びにおいては、生地の耐水性も重要なポイントで、耐水性の高さは「耐水圧◯◯mm」といった数値で示されます。
また、一般的にはテントの耐水圧は1,500mm以上あると、強い雨に打たれても大丈夫であるとされています。エアーテントを選ぶ際は、これを基準にして雨への耐性をチェックしましょう。
ただし耐水圧が高いテントほど雨に強い反面、通気性が低くなり、夏場のキャンプにおいては暑さを感じる可能性が高まります。
⑦ エアーテントで人気のブランド
エアーテントを販売しているブランドのなかで、特に高い人気を誇るのが以下のブランドです。
![]() | ロゴス |
オリジナリティーあふれる製品づくりと、コストパフォーマンスの高さで人気の日本ブランド。 製品のラインナップが豊富で、おしゃれなデザインを取り入れたテントも多い。 | |
![]() | ハイランダー |
釣り具をはじめとした、アウトドア用品のネット販売をおもに手がける「ナチュラム」のオリジナルブランド。 キャンプの初心者でも気軽に購入できる、お手頃なアイテムを数多く取りそろえている。 | |
![]() | ケシュア |
フランス生まれのスポーツ用品メーカーである「デカトロン」が展開するアウトドアブランド。 洗練されたデザインや日本メーカーの製品にはないカラーリングを用いた、独自性の強いキャンプ用品がそろう。 | |
![]() | TOMOUNT |
中国のアウトドアブランドであり、日本においても近年、注目度が高まっているブランド。 価格の安さが大きな魅力であるとともに、機能性やデザイン性においても高いレベルを実現している。 | |
![]() | ネイチャーハイク |
圧倒的なコストパフォーマンスから、昨今のキャンプブームにおいて早い段階から人気を博していた中国ブランド。 取り扱うジャンルが幅広く、次々と新製品を投入していることから、今後も目を離せない存在といえる。 | |
![]() | ハイムプラネット |
ドイツのハンブルクで生まれた、エアーテントを中心に取り扱うブランド。 独創性に満ちたシステムと、近未来的なデザインを特徴とする同社のエアーテントは、もはや芸術品の域に達している。 | |
![]() | ローベンス |
デンマーク生まれのアウトドアブランド。妥協のないテントづくりで知られ、特に重要視しているのが雨と風への耐性。 暴風と豪雨の環境を作り出せるマシンを駆使し、極限状態のシミュレートのもとでテストをおこなっている。 |
出典:ロゴス/ナチュラム/デカトロン/TOMOUNT/Instagram by @heimplanet_japan/Instagram by @naturehike_jp/Instagram by @robens.japan
今回ご紹介するエアーテントは、これら有名ブランドのモデルが中心です。安心感のある買い物をしたいのなら、やはりロゴスやハイランダーなど日本ブランドの製品をおすすめします。
対して、コストパフォーマンスを重視したいなら、近年勢いのある中国ブランドに。そして洗練されたデザインのテントが欲しいのなら、ヨーロッパのブランドに注目しましょう!
さて、ここからがメインコンテンツです。エアーテントのおすすめモデルを、どこよりも多くご紹介します。
ここまで解説したポイントをもとに、自分にベストなモデルを見つけましょう!
エアーテントのおすすめ20選

出典:ナチュラム
エアーテントのおすすめモデルを、5つのタイプに分けてピックアップ! それぞれのスペックや魅力をご紹介します。
ドーム型のエアーテントのおすすめ5選
特にポピュラーなタイプとして多くの人が愛用する、ドーム型テントのおすすめモデルを厳選!
風に強く、安定感のあるエアーテントが欲しい方に最適です。
オガワ エアーフレームテント MOOSE(ムース)
使用時サイズ | 230×215×125cm |
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収納時サイズ | 50×27×27cm |
重量 | 5.3kg |
室内の広さ | 200×185cm |
室内の高さ | - |
機能 | ベンチレーター、メッシュパネル ほか |
素材 | 【フライシート】ポリエステル100d(PUコート) 【インナーテント】ポリエステル210d、メッシュポリエステル 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | 収納バッグ、アルミペグ、エアーポンプ、補修キット |
おすすめポイント
●ソロキャンプでも簡単に扱える2人用エアーテント
●吊り下げ式のインナーテントを外し、シェルターとしても使用可能
●遠くからでも視認でき、ほかのテントと見分けやすいオレンジカラー
ハイムプラネット ザ・ケイブ
使用時サイズ | 284×127cm |
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収納時サイズ | 40×32×23cm |
重量 | 4.8kg |
室内の広さ | -(4.8 m²) |
室内の高さ | 100cm |
機能 | ベンチレーター、前室、小物用ポケット ほか |
素材 | 【フライシート】40D High Tenacity Polyester with Double Ripstop 【インナーテント】40D Nylon Ripstop DWR 【チューブ】140 HPE Dacron、 TPU |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | フライシート、インナーテント、エアフレーム ほか |
おすすめポイント
●幾何学的なデザインのチューブに囲われた、近未来的なスタイリング
●チューブに穴があいても自立する独自構造「マルチチャンバーセーフティシステム」
●個性的な外見だけでなく、1分以内に設営できる手軽さも強み
ロゴス Tradcanvas エアマジック ドーム M-BJ
使用時サイズ | 337×250×147cm |
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収納時サイズ | 30×70×30cm |
重量 | 7kg |
室内の広さ | 210×210cm |
室内の高さ | 127cm |
機能 | ベンチレーター、前室、メッシュパネル、ランタンフック、難燃加工、UVカット ほか |
素材 | 【フライシート】難燃性ポリタフタ 【インナーテント】ポリタフタ 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 2,000mm |
付属品 | フライシート、インナーテント、エアポンプ、ロープ、収納バッグ、ペグ、ハンマー、小物袋 |
おすすめポイント
●付属のポンプを使い、およそ90秒で立ち上げられるお手軽エアーテント
●大人2人、子供2人程度のファミリーキャンプに最適なサイズ
●前室やベンチレーターなど、快適性を向上させる機能も充実
ハイランダー 蓮型テント NAGASAWA 300
使用時サイズ | 500×500×280cm |
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収納時サイズ | 78×42×36cm |
重量 | 14.5kg |
室内の広さ | 300×300cm |
室内の高さ | - |
機能 | ベンチレーター、メッシュパネル ほか |
素材 | 【フライシート】190T ポリエステル/68D 【インナーテント】- 【チューブ】- |
耐水圧 | 2,000mm |
付属品 | ペグ、ポンプ、ロープ、ポール、収納袋 |
おすすめポイント
●玉ねぎのような、非常にユニークなデザインを採用した個性派モデル
●丸みを帯びた形状により、壁際まで窮屈さのない空間を確保できる
●金属製のポールも使用して、全体のフォルムをきれいに整える仕様
ローベンス エアロユルト
使用時サイズ | 450×450×270cm |
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収納時サイズ | 108×46cm |
重量 | 29.5kg |
室内の広さ | 450×450cm |
室内の高さ | 270cm |
機能 | ベンチレーター、メッシュパネル、クリアパネル ほか |
素材 | 【フライシート】ハイドロテックス ポリコットンRS(ポリエステル65%・コットン35%) 【インナーテント】- 【チューブ】- |
耐水圧 | 10,000mm |
付属品 | - |
おすすめポイント
●大人数に対応可能で、丈夫なポリコットン素材を採用した大型エアーテント
●側面に大きな窓があり、テント内にいながら外の景色を楽しめる
●室内の天井は低い場所でも185cmあり、大人が立って行動できる
トンネル型のエアーテントのおすすめ5選
個性的なフォルムが特徴で、近年大きな注目を浴びているトンネル型のエアーテントをご紹介!
広大なスペースを確保できる、ファミリーキャンプに適したモデルも多くあります。
ケシュア AIR SECONDS 4.1 FRESH&BLACK
使用時サイズ | 480×290×190cm |
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収納時サイズ | 75×35×35cm |
重量 | 14.5kg |
室内の広さ | 440×280cm |
室内の高さ | 160cm |
機能 | ベンチレーター、前室、メッシュパネル、小物用ポケット、UVカット ほか |
素材 | 【フライシート】ポリエチレンテレフタレート 【インナーテント】ポリエチレンテレフタレート 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 2,000mm |
付属品 | フライシート、インナーテント、ポール、キャリーバッグ |
おすすめポイント
●ケシュアならではの、洗練されたスタイリングと鮮やかなカラーリング
●優れた遮光性をもつ独自素材「FRESH&BLACK」が、夏場の強烈な紫外線をブロック
●透明なビニール窓やメッシュパネルから、光を取り込むことも可能
RcrCamp エアーテント Gear 3
使用時サイズ | 495×310×195cm |
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収納時サイズ | 75×40×35cm |
重量 | - |
室内の広さ | 280×230cm(インナーテント) |
室内の高さ | 175cm(インナーテント) |
機能 | ベンチレーター、前室、メッシュパネル、小物用ポケット ほか |
素材 | 【フライシート】75Dポリエステル 【インナーテント】185Tポリエステル 【チューブ】- |
耐水圧 | 2,000mm |
付属品 | ペグ、エアーポンプ、ガイロープ |
おすすめポイント
●ほどほどのサイズが初心者でも扱いやすいお手頃モデル
●大人が立って歩けるほどの高さがあり、窮屈さを感じずにくつろげる
●前方のフラップを跳ね上げ、リビングスペースを拡大できる仕様
ロゴス グランベーシック エアマジック PANELトンネルドーム XL-BJ
使用時サイズ | 625×300×200cm |
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収納時サイズ | 48×94×45cm |
重量 | 28kg |
室内の広さ | 270×270cm |
室内の高さ | 200cm |
機能 | ベンチレーター、前室、メッシュパネル、マッドスカート、PANEL SYSTEM ほか |
素材 | 【フライシート】難燃性ポリオックス 【インナーテント】ポリタフタ 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | フライシート、インナーテント、パネルフレーム、リッジフレーム、キャノピーポール、ペグ、エアポンプ、ロープ、収納バッグ、フレーム用収納袋、ハンマー、小物袋 |
おすすめポイント
●ロゴスが誇るプレミアムラインのひとつで、広い室内空間と充実した機能が強み
●フレーム入りの前面パネル「PANEL SYSTEM」を活用した、多彩なアレンジが可能
●前面パネルを車のルーフと連結でき、車中泊キャンプにもおすすめ
ロゴス グランベーシック エアマジック リビングハウス WXL-AI
使用時サイズ | 630×380×215cm |
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収納時サイズ | 40×85×40cm |
重量 | 28kg |
室内の広さ | 630×320cm |
室内の高さ | 215cm |
機能 | ベンチレーター、前室、メッシュパネル、マッドスカート、電源コード取り込み口 ほか |
素材 | 【フライシート】難燃性ポリオックス 【インナーテント】ポリオックス 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | フライシート(エアチューブ内蔵)、インナーテント、フレーム、キャノピーポール、エアポンプ、ロープ、収納バッグ、フレーム用収納袋、ペグ、ハンマー、小物袋 |
おすすめポイント
●圧倒的なほど広大なリビングスペースをもつハイグレードモデル
●全方向に設けられたマッドスカートが、風や虫の侵入をブロックする
●テント内で電化製品を使用するときに便利な、電源コード取り込み口を装備
▼ロゴス「グランベーシック エアマジック リビングハウス WXL-AI」について詳細の記事はこちら!
ハイランダー エアートンネル MIINY(ミーニィ)
使用時サイズ | 495×310×195cm |
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収納時サイズ | 66×44×34cm |
重量 | 21kg |
室内の広さ | 280×230cm(インナーテント) |
室内の高さ | 175cm(インナーテント) |
機能 | べンチレーター、前室、メッシュパネル、ランタンフック ほか |
素材 | 【フライシート】ポリコットン(ポリエステル65%・コットン35%) 【インナーテント】190PA 【チューブ】ポリコットン(ポリエステル65%・コットン35%) |
耐水圧 | - |
付属品 | ペグ、ポンプ、ロープ |
おすすめポイント
●夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるポリコットン製エアーテント
●左右両側に設けられた大きなメッシュパネルにより、優れた換気性能を発揮
●スカートを装備しており、テント内で温めた空気を逃がしにくい
ロッジ型のエアーテントのおすすめ3選
次にご紹介するのは、数あるテントのなかで、特におしゃれな外観をもつロッジ型のエアーテント!
グランピングのように華やかなキャンプを楽しみたい方にもうってつけのタイプです。
ネイチャーハイク エアー12X
使用時サイズ | 400×300×230cm |
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収納時サイズ | 80×53×55cm |
重量 | 34kg |
室内の広さ | - |
室内の高さ | - |
機能 | ベンチレーター、メッシュパネル、ランタンフック、小物用ポケット ほか |
素材 | 【フライシート】ポリコットン 【インナーテント】- 【チューブ】TPU |
耐水圧 | - |
付属品 | エアーポンプ、キャノピーポール、ガイロープ、ペグ、収納袋 |
おすすめポイント
●大きな出入り口があり、テント内にいても開放感を得られるポリコットン製テント
●テーブルやチェアを置いてリラックスできる、余裕の室内空間
●正面のフラップを跳ね上げるためのポールまで付属する豪華セット
TOMOUNT インフレータブルテント ポリコットン
使用時サイズ | 300×210×200cm |
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収納時サイズ | 74×42×43cm |
重量 | 22.5kg |
室内の広さ | - |
室内の高さ | - |
機能 | ベンチレーター、メッシュパネル ほか |
素材 | 【フライシート】ポリコットン 【インナーテント】- 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 450mm |
付属品 | エアーポンプ、ガイロープ、ペグ、収納袋 |
おすすめポイント
●おしゃれな格子窓をあしらったロッジ型エアーテント
●生地自体に通気性があり、1年を通して快適に過ごせるポリコットン製
●中央部の高さが200cmほどあり、テント内で立って歩ける
ネイチャーハイク エアー12Y
使用時サイズ | 410×270×200cm |
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収納時サイズ | 80×48×60cm |
重量 | 32kg |
室内の広さ | - |
室内の高さ | - |
機能 | ベンチレーター、メッシュパネル、煙突窓、ランタンフック、小物用ポケット ほか |
素材 | 【フライシート】ポリコットン 【インナーテント】- 【チューブ】TPU |
耐水圧 | - |
付属品 | エアーポンプ、ガイロープ、ポール、ペグ、収納袋 |
おすすめポイント
●薪ストーブ用の煙突窓を装備し、冬キャンプでの快適性にもこだわったエアーテント
●正面のフラップを跳ね上げ、テラスのような快適空間を創造できる
●天井に透明な窓があり、テント内に明かりを取り入れられる
ツールームテントタイプのおすすめ4選
続いて、ツールームテントのおすすめモデルをピックアップ!
就寝スペースとリビングスペースの、どちらも十分な広さを備えたエアーテントがそろっています。
ケシュア AIR SECONDS FAMILY 4.2 FRESH&BLACK
使用時サイズ | 510×280×195cm |
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収納時サイズ | 75×39×39cm |
重量 | 18.2kg |
室内の広さ | 260×210cm(リビングスペース) |
室内の高さ | 195cm(リビングスペース) |
機能 | ベンチレーター、メッシュパネル、小物用ポケット、UVカット ほか |
素材 | 【フライシート】ポリエチレンテレフタレート 【インナーテント】ポリエチレンテレフタレート 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 2,000mm |
付属品 | ポール、ペグ、収納バッグ ほか |
おすすめポイント
●両サイドにそれぞれ2人分の就寝スペースを、中央にリビングスペースを設けた構造
●高い遮光性・遮熱性をもつ生地が採用されており、日差しの強い季節も快適
●リビングスペースにアルミ製のバーを搭載し、安定感を確保
M.W.M READY Tent -Airvan-
使用時サイズ | 680×340×190cm |
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収納時サイズ | 82×41×37cm |
重量 | 16.5㎏ |
室内の広さ | 420×340cm(リビングスペース) |
室内の高さ | 190cm(リビングスペース) |
機能 | ベンチレーター、メッシュパネル、スカート、小物用ポケット ほか |
素材 | 【フライシート】150Dポリエステルオックスフォード 【インナーテント】150D通気性ポリエステル 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | インナーテント、グランドシート、ペグ、ガイロープ、エアーポンプ、収納バッグ |
おすすめポイント
●左右対称の美しいフォルムが特徴的な、1人で簡単に設営できるモデル
●オプションのポールを用いて多彩なアレンジができるシステム
●フルオープンにして、全体をタープのように使用することも可能
ケシュア AIR SECONDS 5.2 FRESH&BLACK
使用時サイズ | 560×365×210cm |
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収納時サイズ | 85×35×35cm |
重量 | 21.8kg |
室内の広さ | 440×365cm |
室内の高さ | 210cm |
機能 | ベンチレーター、前室、メッシュパネル、ランタンフック、小物用ポケット ほか |
素材 | 【フライシート】ポリエチレンテレフタレート 【インナーテント】ポリエチレンテレフタレート 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 2,000mm |
付属品 | ポール、ペグ、収納バッグ |
おすすめポイント
●2人用・3人用に二分割された就寝スペースを備え、プライバシーを確保できる
●チューブが外側にあり、室内空間の広さが損なわれない構造
●リビングスペースの下部はマットで覆われており、靴を脱いで過ごせる
テントファクトリー エアキャビン4
使用時サイズ | 490×300×195cm |
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収納時サイズ | 34×34×700cm |
重量 | - |
室内の広さ | 175×300cm(リビングスペース) |
室内の高さ | 190cm(リビングスペース) |
機能 | ベンチレーター、前室、ビニール窓、電源コード取り込み口 ほか |
素材 | 【フライシート】ポリエステル190T 【インナーテント】- 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | エアーポンプ、ポール、ペグ、収納バッグ |
おすすめポイント
●大きな開口部と透明な窓を備えたツールームエアーテント
●付属のポールを使い、出入り口の上にひさしを作ることができる
●別売りのキャノピーの導入により居住スペースの拡張が可能
オーニングテントタイプのおすすめ3選
車との連結が可能で、車中泊をともなうキャンプに最適なオーニングテントのおすすめモデルをご紹介。
愛車のすぐそばでキャンプを楽しめますよ!
ロゴス Tradcanvas エアマジック カーサイドルーム
使用時サイズ | 310×325×210cm |
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収納時サイズ | 34×72×34cm |
重量 | 12kg |
室内の広さ | - |
室内の高さ | - |
機能 | メッシュパネル、難燃加工、スカート ほか |
素材 | 【フライシート】難燃性バルキーポリ 【インナーテント】- 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 2,000mm |
付属品 | フライシート(エアチューブ内蔵)、屋根フレーム、キャノピーポール、エアポンプ、ロープ、収納バッグ、フレーム用収納袋、ペグ、小物袋 |
おすすめポイント
●たったの70秒で立ち上げられる、オーニングタイプエアーテントの新製品
●テントのみで自立するため、単体での使用や、設営後の車の移動もできる
●寒い時期のキャンプで頼りになるスカートを装備
ロゴス グランベーシック エアマジック DOUKUTSUシェルター-BJ
使用時サイズ | 300×500/300×240cm |
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収納時サイズ | 89×40×40cm |
重量 | 15kg |
室内の広さ | - |
室内の高さ | - |
機能 | 難燃加工、UVカット ほか |
素材 | 【フライシート】難燃性ポリオックス 【インナーテント】- 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | エアーポンプ ほか |
おすすめポイント
●簡易的なカーポートとして使ったり、居住スペースとして使ったりできるシェルター
●ハイエースがスッポリと入るほど大きく、複数の人が一緒にくつろげる
●中央部にもチューブを配し、風が吹いたときの横揺れを防止
ドメティック HUB インフレータブル オーニング SUVセット
使用時サイズ | 230×230×230cm |
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収納時サイズ | - |
重量 | 25.9kg |
室内の広さ | - |
室内の高さ | - |
機能 | メッシュパネル、ウィンドウパネル ほか |
素材 | 【フライシート】WeathershieldPro 300D ポリエステル ほか 【インナーテント】- 【チューブ】TPU |
耐水圧 | 1,000mm |
付属品 | ウィンドウパネル、メッシュパネル、エアーポンプ、ペグバッグ、収納バッグ、アネックス ほか |
おすすめポイント
●SUVでの使用を想定したオーニングテント
●キューブ型の本体がハブとなり、好きなレイアウトでパーツを装着できる仕様
●就寝スペースとして使えるアネックスは、最大で3つ装着できる
エアーテントの設営方法・撤収方法を解説

出典:ロゴス
現時点において、エアーテントは多くの人にとって未体験のアイテムです。そのため設営方法・撤収方法がいまいちイメージできないかもしれません。
ですがご安心を。一般的なテントと設営・撤収の方法は違えど、その内容はとてもシンプルです。
エアーテントの設営は、以下のような手順でおこないます。
エアーテントの設営方法
- テント本体を地面に広げる
- エアーポンプをバルブに接続し、空気を入れる
- すべてのチューブに十分な空気が入ったことを確認する
- ペグでテント本体を地面に固定する
- ガイロープをテントに装着し、地面に固定する
- テント全体を確認し、問題がなければ設営完了
このように文字にして並べると、手順が少し多いように感じられるかもしれません。しかし実際に設営してみると、拍子抜けするほど簡単であることがわかります。
風が強い日はテントが飛ばされないように、風上側だけ先にペグで地面に固定しておくなどの工夫をすると良いでしょう。
そしてキャンプを楽しんだあとは、以下のような手順でエアーテントを撤収します。
エアーテントの撤収方法
- ガイロープを取り外す
- バルブを開いてチューブの空気を抜く
- すべてのペグを地面から抜く
- 残った空気を抜きながら、テントを折りたたむ
- 付属品とともに収納バッグへ入れたら撤収完了
エアーテントの撤収において手間がかかるのは、チューブ内の空気を抜く作業です。空気をしっかり抜かなければ、収納バッグに入りません。
急いで撤収作業をおこなわなければならない状況にならないよう、時間に余裕をもって片付け始めることが大切です!
エアーテントの設営方法・撤収方法は、別の記事でわかりやすく解説しています。購入を検討中であれば、ぜひそちらも参考にしてください。
▼エアーテントの設営方法・撤収方法について詳細の記事はこちら!
※解説した手順はあくまで参考です。設営・撤収の手順は製品によって異なるため、取扱説明書の内容に従いましょう。
エアーテントの注意点

出典:楽天市場
エアーテントを安全かつ適切に使用するため、以下の点に注意しましょう。
エアーテントの注意点
- 指定の空気圧を守ること
- チューブの折れやねじれがないか確認しながら空気を入れること
- 刃物などの鋭利なものを接触させないこと
- 使用後は可能な範囲で汚れを落とすこと
- しっかり乾かしてから保管すること
いうまでもなく、エアーテントは十分な量の空気を入れなければ、しっかり設営できません。その一方で、空気の入れすぎにも注意する必要があります。
エアーポンプの圧力計を確認しながら、指定空気圧の範囲に収まるように空気を入れましょう。その際は、チューブのねじれなどがないかどうかも要チェックです。
また、エアーテントのチューブはそう簡単に穴があくことはありませんが、刃物などとの接触には気をつける必要があります。
そしてエアーテントに限らず、テントは使用後の保管方法も大切です。汚れはできるだけきれいに拭き取り、しっかり乾燥させてから、高温多湿な環境を避けて保管しましょう。
エアーテントのよくある質問
エアーテントに関して、よくある質問や疑問について解説します。ぜひエアーテント購入のヒントにしてください!
チューブに穴があいてしまうことはないの?

出典:ロゴス
エアーテントのチューブに穴があくことは、実際にありえます。しかし、それほど心配する必要はありません。エアーテントのチューブによく採用されているTPUは、とても丈夫な樹脂素材なので、簡単に破損するものではありません。
しかし、誤って空気を入れすぎたり、刃物や尖ったものが当たったりすると破損してしまう恐れがあるので注意しましょう。
そういった事故が心配な場合は、チューブが丈夫なカバーで覆われているモデルや、1か所に穴があいてもテントとしての形状をキープできる構造のモデルを選ぶと良いでしょう。
何分くらいで設営できるの?

出典:テントファクトリー
サイズやフレーム構造次第ですが、3分ほどで設営できるモデルもあれば、10分以上かかるモデルもあります。早く設営できるテントが欲しい場合は、その点もチェックしましょう。
テントの設営が早く終わるとその後の時間を有効活用できるため、特に子供がいるファミリーキャンプでは大きなメリットとなります。
エアーテントのなかで薪ストーブは使える?

出典:PIXTA
テントの多くは火気厳禁のため、基本的に使えません。しかし、なかには薪ストーブの使用が想定されたテントもあります。
薪ストーブを使用する場合は、安全に関して十分配慮することが大切です。薪ストーブの注意点については、別の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください!
▼薪ストーブの注意点について詳細の記事はこちら!
エアーテントは防災用としても活用できる?

出典:PIXTA
実際に、自社のエアーテントを「防災用としてもおすすめ!」などと宣伝しているメーカーもあります。
そういったエアーテントは大人数を収納できるモデルも多く、各自治体における災害時用の備品として有用であるといえます。
ソロキャンプにもファミリーキャンプにも便利なエアーテント!

出典:Instagram by @logos_enjoy_outing
設営が簡単で、快適な空間をスピーディーに確保できるエアーテント。大きめのテントであっても1人で無理なく設営できるモデルも多いため、広々としたテントでソロキャンプを楽しみたい方にも適しています。
大型のモデルはファミリーキャンプに最適で、テントの設営に不慣れな方であっても、家族を待たせることなく快適なスペースを確保できます。
前半で解説した選び方のポイントを振り返り、キャンプでの理想を叶えてくれそうなエアーテントを手に入れましょう!
エアーテントの人気売れ筋ランキング
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