【2】拡張できる大容量リュック 「ジョイントバックパック ハイカーズエディション」

続いてレビューするのは、41Lと大容量の「ジョイントバックパック ハイカーズエディション」。その名の通り、旅やハイキングなど、荷物の多いシーンで使いやすいリュックです。
基本スペック

出典元:ワークマン
ジョイントバックパック ハイカーズエディション
- 品番:JB001
- 価格:4,900円(税込み)
- カラー:ブラウン・カーキ
- サイズ:53×32×21cm
- 容量:41L
趣味の“コーヒーツーリングギア”を詰めてみた

筆者は非日常を味わうために、バイクで山の方にコーヒーツーリングに出かけることがありますが、その際に持っていくギアを詰めてみました。
中に入れたものは、OD缶、シングルバーナー、マグカップ、ミニテーブル、365度カメラ撮影セットなど、全11アイテムです。
普段は35Lの登山用バッグを使っていますが、メインの荷室容量は同じぐらいに感じました。
では早速、その他のディテールを詳しく見ていきます。
注目ポイント1|隠れたワザありのメイン収納

メイン収納のファスナーはU字になっていて、ガバッと開くことができます。下の方に荷物を入れた場合にもアクセスしやすく、荷物の出し入れが簡単です。

そして、左右には長物を収納しやすい筒状のスペース。これが折りたたみ傘や自撮り棒のベストポジションでした。

背中側にはPC用のスリーブ付き。サイズは30×35cmほどなので、15インチのノートPCも収納できる大きさです。
ただ、先ほど紹介した「ベーシックバックパック」と比べるとクッション性は劣るかな、という印象。アウトドアユースなら簡易テーブルなどを入れてもいいかもしれません。

さらに、メインフラップの内側にはメッシュポケットがついています。こちらはメインファスナーを少しだけ開けた状態でも出し入れしやすいので、頻繁に使う財布などを入れておくとよいでしょう。
注目ポイント2|フロント収納は、花粉症に嬉しい仕様!

続いて、リュックの顔となるフロント部分にはファスナーポケットが2つ。

下側の収納はマチが広く容量が大きめ。試しにボックスティッシュを入れてみたところ、なんとすっぽり収まりました。重度の花粉症患者の筆者が春先に使うバッグはこれに決定です。

上側のファスナーポケットはマチが狭いですが、出し入れしやすいスペースなので、スマホや財布などよく使うものを入れておくと便利です。
注目ポイント3|オプションアイテムでカスタマイズできる

この「ジョイントバックパック ハイカーズエディション」は、別売りのアイテムを取り付けて拡張することが可能です。
たとえば、ワークマンの「ジョイントサコッシュ(980円)」。ショルダーストラップを取り外してから、バッグ左右についているナスカンを使うと、リュックの前面と背中側に装着できます。

移動中はリュックに取り付けておき、宿に着いたらリュックの荷物を置いて、貴重品だけサコッシュに入れて持ち歩く……なんて使い方も。容量は2Lです。

クライミングのチョークバッグの形をした「ジョイントチョークサコッシュ(980円)」も取り付けOK。先ほど同様、ナスカンやショルダーストラップに装着できます。

容量1Lと小さめ設計ですが、長財布、小銭入れ、スマホなど、最低限持ち歩きたい貴重品はすべて収納できました。
注目ポイント4|重たくなっても、歩き回りやすい

「ハイカーズエディション」というだけあって、歩くときの安定感は抜群。その理由は、荷物を腰で支えるウエストベルトと、ショルダーハーネスのずれを防止するチェストストラップを装備しているからです。

ウエストベルトには左右それぞれ収納ポケットがついていて、スマホや行動食など、ちょっとしたものを入れておけます。
注目ポイント5|キャンプ用マットや三脚を固定するループ付き

バッグの底面には、キャンプ用マットなどを固定できるループもついています。普段は手持ちのカメラ三脚も、この通り装着可能。大きめの荷物を外付けできるのはかなり嬉しいポイントです。
注目ポイント6|ウェービングベルト搭載でさらなる拡張性もあり

バッグのあちこちにウェービングベルトが貼られており、ミリタリーのモールシステム対応ポーチなども取り付け可能。
とにかく拡張性に優れているので、純正バッグ以外にも工夫次第で色々装着できそうです。
結論:筆者的には、パパ・ママにもおすすめしたい!

機能性重視のバッグなので、個人的におすすめしたいのは小さいお子さんを持つパパさん・ママさんです。

子どもとのお出かけは何かと荷物が多くなりますし、子ども用に水筒を持ち歩くことも多いはず。リュックの左右にはドリンクを入れておくのにちょうどいいポケットもあります。
それに、子どもにバッグを持たせて出かけても、結局遊ぶときはパパかママが持つことになりますよね。それならいっそ、子どもの荷物も一緒にリュックに入れて持ち歩いた方がよっぽど楽です。

生地表面は撥水加工も施されています。アウトドアで使うと汚れてしまうことが多々ありますが、撥水性があると汚れが付きにくい点も◎。
「ベーシックバックパック」よりポケットや機能が増えるぶん、お値段も上がって4,900円ですが、それでも、同等のスペックを持つ世のアウトドアリュックと比べたら格安です。
ユーザー評価(246件)5満点中4.3の高評価も、これまた納得。
※2024年現在、こちらのアイテムは販売終了しています。
後継モデル(スタンダードエディション)はこちら:ワークマン公式サイト
後継モデル(ファイナルエディション)はこちら:ワークマン公式サイト
2つ買っても6,800円!

筆者は色々なバッグを持っていますが、いい製品を選ぼうとすると20Lサイズなら1万円~2万円ぐらい。30Lサイズなら2万円~4万円ぐらいすることもあります。
そのため選ぶときも様々な用途に使えるように必死で考えるわけですが、ワークマンなら用途に合わせて2~3種類ぐらいバッグを買った方が幸せかも? しれません。
2つ買っても6,800円。ユーザーのレビュー通り、値段も機能も納得の高評価。
人気商品ともあって、オンラインショップは在庫切れになっていたので、ぜひお近くのワークマンでお探しを!