アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者
蚊との格闘が始まる季節…

アドレスホッパーとして、全国を旅しながらワーキング中のCAMPたかにぃです。
いよいよ虫の多い時期になりましたね。基本一年の大半を屋外で過ごす私にとって、高機能な虫除けスプレーを使っても完全に虫を防ぐのは至難の技。結局、気がついたら体中が痒いんですよね。この痒みをケアできる、もっと確実性の高い方法はないかと思っていたところ……
テクノロジーで痒みを軽減!?

Amazonパトロール中に、気になるアイテムを発見! それが「heat it(ヒートイット)」というもので、何でもスマホに接続して痒みを軽減できるデバイスなんだそうです。
とは言え実際のところどうなんだろう? 本当に役に立つの? など気になったので、早速入手。この夏の虫対策の一案として、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ヒートイット Android iPhone15対応【USB Type-C】
サイズ | 長さ38×幅17×厚さ8mm (保護キャップ含む) |
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重量 | 5g |
材質 | プラスチック |
対応スマートフォン | USB Type-Cポートを備えたAndroidスマートフォン、アップル社製iPhone15 |
ヒートイット iPhone6s~14対応【Lightning】
サイズ | 長さ38×幅17×厚さ8mm (保護キャップ含む) |
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重量 | 5g |
材質 | プラスチック |
対応スマートフォン | Apple iPhone6~iPhone14 |
ヒートイット Android対応【USB-C】
サイズ | 長さ38×幅17×厚さ8mm (保護キャップ含む) |
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重量 | 5g |
材質 | プラスチック |
対応スマートフォン | USB-Cポートを備えたAndroidスマートフォン |
USBメモリ?ではなく「ヒートケアデバイス」
わずか5g!キーホルダー感覚で持ち歩ける極小サイズ

こちらがその「ヒートイット」という極小デバイス。重量はわずか5gで一見USBメモリのようにしか見えず、虫刺されの痒みを緩和する機能があるとは、にわかに信じ難いですよね。

キーホルダーにもなるくらいのサイズ感なので、「持っていこうか?」など悩むことなく、いつでも持ち運べるのは便利そうです。
スマホに接続して使う

スマートフォンに接続して使うのですが、対応するヒートイットはお使いの機種によって異なるので要注意。AndroidとiPhone15に対応したUSB Type-Cのほか、iPhone用とAndroid用がそれぞれ別売りされているので、購入時にはお間違えのないようご注意を。筆者はiPhoneユーザーなので、iPhone用をチョイスしました。
キャップを開けると、中から「Lightning(ライトニング)」コネクタが登場。

このコネクタ部分をスマートフォンの充電ポートに差し込むと、給電と操作が可能に。
後ほど詳しくご紹介しますが、専用アプリでモードなど設定したら、先端部分の加熱がスタート。約50〜53℃になった先端を、虫刺されの患部に当ててケアするという仕組みです。

そもそも虫刺されの痒みは、刺されることでアレルギー反応が起こり、体内で分泌される「ヒスタミン」という物質によって血流が増加することに起因するケースがほとんど。
「ヒートイット」は、この痒みの原因となる「ヒスタミン」の作用を加熱で分解して痒みを軽減するそうなんですが……その効果のほどは後ほどお見せするとして、まずは使用前に必要な準備について順番に見ていきましょう!
使用前の準備は3ステップ
STEP1. まずはアプリをダウンロード

まずは「ヒートイット」の専用アプリをダウンロードします。こちらも本体同様、iPhone用とAndroid用があるので、対応するものを選びましょう。
ダウンロードが完了したら、「ヒートイット」を充電ポートに接続するとアプリが自動的に起動してきます。
STEP2. アプリで各種条件設定

次に、アプリの設定画面にて、「ヒートイット」を患部に当てる時間を選択します。Short(4秒)・Medium(7秒)・Long(10秒)の3種からチョイス。
続いて、Child(子ども向き/50℃)・Adult(大人向き/53℃)の2種から加熱温度を選択。最後に、敏感肌の人はSensitive(敏感)の項目にチェックします。
STEP3. 予熱を待つ

設定が完了したら、Start(スタート)ボタンをタップすると予熱が開始。すぐに患部に当てられる準備をしつつ、3秒ほど待ちます。
予熱が完了したら患部に直接当てていくのですが……この後、実際に筆者の患部で実証していきます!
本当に痒みはとれる? 試してみた
いつでも来いッ!まずは蚊に刺されてみる

入手してすぐさま効果を確認したいと思った筆者。実際に自ら蚊に刺されて「ヒートイット」を試すという、身体を張った実験をしてみることにしました。
※蚊に刺されることは、感染症リスクを伴います。故意に刺される行為は、自己責任の上でお願いします。

この通り、まずはしっかりと蚊に刺されることに成功!

蚊に刺された箇所はみるみるうちに膨らんで、とっても痒くなりました。これから、いよいよここにヒートイットを実際に当ててみます。
足首の患部には心地良い

今回、まずは足首あたりの虫刺され患部にヒートイットを当ててみました。設定はAdult(大人向き/53℃)だったので、結構熱いけれどその熱さが心地良いくらいです。
また、時間の設定は最も短いShort(4秒)で、熱くなりすぎて耐え切れなくなることもなくケアが終了。
少し経つと腫れが引いて、痒みもおさまった!

気になる痒みについてですが、ケア直後は単に熱さで痒みが紛れただけかな? と疑心暗鬼だったのですが……しばらくすると次第に腫れが引いてきて、確かに痒みが消滅。これはすごい!
キャンプ中、夜中寝るときになどにもう一度「ヒートイット」を患部に当てれば、掻きむしらずにぐっすり眠れそうです。