こんなものが存在してたなんて!
様々なアウトドア用品を展開しているワークマン。その点数は、公式アンバサダーである筆者でも全ての商品を把握しきれていないほど。
とある日、店内をパトロールしていると気になるアイテムを発見しました!
それがこちら。出先でも水と排水できる場所があれば気軽に洗濯ができるという「コンパクトウォッシュバッグラージ」です。
外で気軽に洗濯できるとなると、持っていく荷物を減らしたい連泊キャンプやツーリングに便利なのでは? と思い購入してみました。
果たしてその実力はいかがなものか、レポートしていきます。
「コンパクトウォッシュバッグ」ってどんなもの?
まずは全貌から見ていきましょう。バッグの下部に排水用バルブがあり、すすぎや脱水も簡単にできるようデザインされています。
サイズは2種類
コンパクトウォッシュバッグは、4Lと7Lの2サイズ展開。今回筆者が店舗で購入できたのは、7Lのラージサイズで税込1,700円です。
ワークマンのオンラインストアでは販売終了となっており、実店舗でしか購入できないので注意が必要です。
イボイボで汚れを落とす構造
こんなバッグで洗濯ができるのか? と疑いたくなりますが、バッグ内側を見てみるとその秘訣が。イボイボの突起がついています。
これが洗濯板のかわりになるので、しっかり洗剤が泡立ちもみ洗いできる仕組み。これはちょっと期待ができそうですね。
素材はナイロン100%ですが、水を入れて使う前提で設計されているので、洗濯のみならず濡らしたくない物・汚れた物を入れる防水バッグとしても使えそうです。
収納袋つきで持ち運びコンパクト
収納時のサイズは、約19×12cmとコンパクト。
使ったあとは、袋の幅に合わせてクルクルと巻き上げるだけなので収納も楽々です。これならバッグに入れても邪魔になりませんね。現地で服を洗えるとなると、持っていく衣類も少なくできそうです。
気になる使用方法について
箇条書きにすると「工程が多いな、覚えられるかな?」と思ってしまいますよね。でも安心してください。
使用方法は、バッグ本体にもイラストで示されているので覚える必要はありません。
1回で洗濯できる量は?
ラージサイズの洗濯容量は、Tシャツ1枚、もしくは靴下1組、下着1枚程度とマニュアルに記載されています。
一度で洗える量は思った以上に少なかったものの、必要最低限清潔に保ちたい大人一人分の下着を洗えるので、連泊するソロキャンパーには便利ですね。
大人用のTシャツなら、ペットボトル1本分の水でOK
いつも洗濯機を使っているので、入れる水の量がわからず(マニュアルに記載なし)調べてみたところ、大人用のTシャツ一枚(200g程度)なら500mlぐらいあればいいのだそう。ペットボトルで計ればわかりやすいですね。
ちなみに夏場に使いやすい薄い化繊のTシャツ(モンベルのMサイズ)の重さを図ってみたところ140gだったので、350mlで大丈夫です。
水が少ない分、洗剤も少なく済むので経済的でもありますね。
つけ置き洗いにも対応
汚れがひどい場合にはつけ置き洗いしたいところ。洗濯物と水を入れ、上部を折りたたんでバックルで止めると自立するので、つけ置き洗いも対応可能です。
もみ洗いが結構楽しい
水を入れた後、バッグの下部にあるバルブから内部の空気を抜き、いざもみ洗い! 方法は、袋の上からもみもみするだけです。
マニュアルを見ても、とくにもみ洗いする時間や回数について記載はありません。実施してみたところ、Tシャツ一枚洗う分には20回くらいもめば十分かと。
もみ洗いが完了したらバルブをゆるめて排水し、上部から水を入れすすぎ洗いします。最後に排水し干せば完成です。
手洗いと違って、水に触れる必要がないので手荒れ防止にも役立ちますね。
落ちる汚れと落ちない汚れ…実際に洗ってみました!
使い方は分かったものの、その実力はいかがなものか。ちゃんと洗濯ができるのか試してみました。