燃え広がりにくい2wayコットがこのお値段?!
ワークマンのキャンプギアの中でも人気の高い難燃ギアシリーズ。中でも、話題になっているのがWeb限定で販売されている新作「燃え広がりにくいアルミコット」です。
高さをハイ・ローの2段階調整でき、難燃仕様ながらもお値段5,800円! さすがのワークマン価格です。なにやら「買えない」との声もあがっているほど人気なのだとか。
ますますその実力が気になるところ! まずは基本スペックから見ていきましょう。
収納状態
収納ケースには持ち運びに便利なショルダーベルトと、収納袋開口部に手持ちしやすいハンドルベルトがついています。
収納サイズは、約幅47×奥行き15×高さ15cm。イメージしやすいようにお伝えすると、2WAYコットの王道ヘリノックスの「コットトワンコンバーチブル」より若干コンパクトなサイズ感です。
付属品はご覧のとおり。フレームは、サイドフレーム2本とレッグフレーム3本とシンプルな作りです。
じつは……
ワークマンからは、以前写真上の「BASICアルミローコット」が販売されていました。前作も使ったことがあるのですが、5本脚で支えるモデルで、高さもローでしか使用できないタイプでした。
今回の最新コットはユーザーからの声を受け、クオリティーアップしたとのこと。ますます期待が高まりますね!
組み立てのしやすさは?
前回のコットはレッグ部分の本数も多く、組み立て時に力技でフレームを押しこまないといけないことも。その際にうっかり指を挟んでしまって涙が出た筆者。
今回はどうでしょうか……?
結論からいうと、
組み立て時間を短縮できるほど簡単!
組み立ててみて率直な感想は「随分簡単になっているな〜」です。
ざっくり組み立て方を説明すると、長辺のサイドフレーム2本をシートのスリーブに通し、レッグフレームを3本取り付けるというもの。一般的なコットの組み立て方法ですね。
ただ細かいところにワークマンの親切心が隠されています。
ポイント1. 迷うことなし!
フレームに「↑シート側」との記載あり
コットの設営で手こずるのが、レッグフレームの取り付け。本数もあるし、慣れていないと「あれ、どっちが上だったっけ?」と上下の方向すら理解するのに手間取ることもありますよね。
そんなあるあるを解決してくれるのが、このレッグフレーム本体中央部分にある「↑シート側」の記載。
これのおかげで初めての組み立てでも迷うことなし。矢印方向にベッドシートが来るよう組み立てれば、間違えることはありません。
ポイント2. 色分けの目印あり
フレームはオールブラックですが、センターレッグのみ接続部分がライトグレーになっています。
本体への取り付けはセンターレッグを最初に接続。色分けされていることで、こちらも迷わずスムーズに設営できます。
ポイント3. 「ワンタッチハンドル」のおかげで楽々組み立て
各レッグフレームの片側には、ワンタッチで固定できるハンドルが付いています。このおかげで前作のような力技を必要としないんです。
扱い方は、内側のレバーを押しながら動かしロック解除。次に逆サイドのレバーを接続します。
サイドフレームにしっかり接続できたら、レバーをレッグフレーム側に引き戻し、写真のように結合部分をカチッとハメ込みます。こうすることでロック完了!
片づけの際も、この内側のレバーを押しながら動かすだけで簡単に取り外しができます。
ポイント4. ハイorローは差し込み場所を変えるだけ
高さを2段階(ハイ)35cmと(ロー)17cmに調整できるのがこのコットのメリット。高さを調整したくなったら、レッグの差し込む場所を変えましょう。
ローにしたい場合は、写真のようにベッドシートと水平になるような形で差し込みます。
追加でポールを買い足すことなく、簡単にハイ&ローを使い分けられるので便利ですよね。
次は、難燃加工を施しているシートに注目してみましょう。