ULキャンパー、長年の課題
ULスタイルというバックパック1つで、キャンプをする筆者。ギアは当然、軽量性を重視しています。
かさばるタープやテントは特に軽いものを使っているのですが、そうなると気になるのが遮光性。
極限まで無駄が削ぎ落とされたULギアは、雨は対策できても、日差しに弱いことが多いです。
遮光性の高いタープと言えばTC素材のタープですが、それだと重量は軽く1kgオーバー。重たい上に雨に弱いというデメリットがあります。
そんな、ULキャンパーの長年の矛盾を解決してくれるアイテムをついに見つけました!
超軽量な遮光タープ
BUSHMEN travel gear「ThermoTarp」
それがこの、BUSHMEN travel gear「ThermoTarp」。
素材が190Tリップストップポリエステルで、片面にアルミ蒸着された断熱シート素材が使われています。そのおかげで、日差しを遮る機能性があるとのこと。
重量は、実測してみたところ819g。同サイズのTCタープだと重量が3kgなのに対して、「ThermoTarp」はその1/3以下の重さ。これは軽い!
収納サイズも26×φ13cmと非常にコンパクト! 難なくバックパックに収納することができます。
BUSHMEN travel gear ThermoTarp
サイズ | 3m×3m |
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実際に使ってみた
「ThermoTarp」が軽量コンパクトなのは分かったけど、本当に日除けになるのでしょうか? 実際に夏場に使えるのか試してみました。
遮光性はTCなみ
断熱シートを外側にして、太陽の光を反射させるように設営してみました。
遮光性は非常に高い上に、タープなので風通しも良く涼しいです。試しに日傘と並べて影を比較してみたところ、日傘と同じくらい濃い日陰を作ることができました。
ハンモックとの相性もOK
ULスタイルの一つであるハンモックと使うとご覧の通り。
雨はもちろん、日差しをしっかりと遮り、日が昇ったあとでも眩しくありません。
ハトメが多くて便利
ThermoTarpはハトメが19箇所付いているので、利用箇所によっては色んな貼り方を実践することができます。
広げたサイズは3m×3m。アレンジ次第では、カーサイドタープやブッシュクラフトで活用することもできそうです。
冬にも役立つ
アルミシートを内側にして設営すると冬モードに。自分の身体から発する熱をタープに反射させて温かい空間を作ることができます。
冬場はシートとして地面に敷くのも効果的です。
アルミシート部を地面に向ければ地面からの冷気をシャットダウン。反対にアルミシート部を身体を包めば、簡易的なエマージェンシーシートのような使い方もできそうです。
ここが少し気になる
収納が難しい
軽量タープの多くは素材がとても薄いため、折りたたまずとも、くしゃくしゃにして収納することができます。
「ThermoTarp」の場合は素材がそれなりに厚みがあってしっかりしているので、きちんと畳まないと既存の収納袋には入りません。
軽量化しても快適に過ごそう
軽量化すると何かと快適性が失われる事も多いですが、BUSHMEN travel gear「ThermoTarp」に関しては軽量化したまま快適性を保つことができるのが大きなポイントです。
これからの季節、荷物を減らしつつ涼しくキャンプしてみませんか?
BUSHMEN travel gear ThermoTarp
サイズ | 3m×3m |
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