「シェルターG」の兄貴分「アゴラ」登場!
広く景色を見渡せるドアパネル、設営しやすい構造、デッドスペースが少なくレイアウトしやすい空間により、爆発的人気が継続中のミニマルワークス「シェルターG」。
その基本構造はそのままに、サイズアップした新型ドーム「AGORA(アゴラ)シェルター」がついに日本上陸しました!
今回は、そんな最新テント「アゴラシェルター」をCAMP HACK編集部が徹底レビュー。
「シェルターG」と比較して、サイズ以外にもアップグレードされたポイントを詳しく解説します。
▼シェルターGの詳細はこちらもチェック!
ミニマルワークス アゴラシェルター
「アゴラ」と「シェルターG」を比べてみた!
収納サイズは?
「アゴラ」の収納サイズは82×33cm、重さは14.5kg。このサイズ帯のシェルターとしては、比較的コンパクトで軽い部類です。
「シェルターG」の収納サイズは65×25cmで重さは6.4kg。「アゴラ」が大きさでは1.2〜3倍に、重さは2倍程度にアップしたことになります。
ちなみに「アゴラ」の付属品はこんな感じ。
それぞれのパーツに収納袋が付くあたりがミニマルワークスらしい抜かりのなさを感じます。ゆとりがあって収納しやすいバッグも◎。
外観の比較
今回、どちらも「タン」カラーのタイプを用意。ですが、「アゴラ」の方はよりブラウン寄りで、メタリックなブロンズを思わせる渋い色です。
このほか、オリーブ・チャコールと合わせて全3色が展開。素材は、程よい光沢のある40デニールのリップストップナイロンで、光の当たる角度で色味が変わります。
一見、大きなフォルムの違いはなさそうですが……。さらにディティールを見ていきましょう!
サイズの比較
続いてはいよいよサイズ比較。身長約170cmのCAMP HACK編集部員と比較してこのサイズ感。2回りぐらい大きくなっているのがわかりますよね。
床面積では約2倍、高さは約1.3倍にアップしています。3〜4人のファミリーやグループにマッチするサイズ感で、身長170cm以上の人でも天井に頭が付きにくいです。
試しに「シェルターG」を「アゴラ」に入れてみたらすっぽり!
ネタ的ではありますが、さらに小型のテントを中に入れて、二重カンガルースタイルも可能です。ここまで来るとカンガルーというよりマトリョーシカ?
立てやすい構造は同じ!
サイズアップしても、4本のポールで設営する立てやすい構造は同じでした! 2本のポールをクロスさせると自立し、残り2本で両サイドを立ち上げて形が出来上がるので、1人でも設営可能です。
また、サイズアップした分、ポールはより太く強固なものに。自立型ゆえ、設営後でも位置の調整ができるのもこの構造の魅力です。
ただし、テントが大きくなった分、強風下での設営に若干手間取りました。ですが、サイズ的に2人以上で使うケースが多いと思いますので、問題はないでしょう。
大きくなった分、細かい配慮も……
「シェルターG」の特徴である、天窓も健在。高さがアップした分、開閉がしにくくなっているのではないかと気になりましたが、それも杞憂に終わりました。
天窓のジッパーにコードと持ち手が付いているので、身長を気にせず簡単に開閉が可能です。