待ちに待った焚き火台が届いたどー!
この焚き火台が作られていると知ったときから発売をまだかまだかと首を長くして待っていました。そして3月下旬、ついに発売の一報! 即購入させてもらいました。その喜びが表情に出ています。
なぜ「バーゴ」の「メガヘックス」が欲しかったのか?
焚き火台としてはかなり高価な部類となる「バーゴ」の「メガヘックス」。そこまで大枚を叩いてもなぜ欲しかったのか。
入手したいま、改めて「バーゴ」の「メガヘックス」が掻き立てた自らの物欲を見つめ直します。
結果、挙がってきたのは以上の項目。これらをしっかり満たしているのか、チェックしていきます!
▼前回の自腹レビューはこちら
らしさ溢れるこだわりのデザイン
焚き火台本体はもちろんのこと、収納箱から収納袋までこだわり抜かれたバーゴらしいデザインを、まず最初にお伝えいたします!
開封の儀
早速、配送用の外箱を開けていきます。割と厳重に梱包されています。そして重たい……! 本体の重量は何と11.3kgもあります。足に落としたら大怪我しかねないのでご注意くださいね。
ちなみに重たい理由はチタンではなく、ステンレス製だから。「え?バーゴなのにステンレスなの?」って思いますよね。正直、筆者も初見では思いました。
でもサイズ感から考えてそりゃーそうだよなと納得。この大きさをフルチタンで仕上げたらそれこそウン十万円コース。現実的なモノではなくなってしまうのです。
メガヘックス自体の化粧箱はこんな感じ。しっかり六角形のカタチをしていて、世界観めっちゃ出てますね〜。
箱裏にはセットアップ説明と内包されるパーツ表がプリント。これだけでひとつのアートですね。額縁に入れて飾りたいくらいの出来栄えに惚れ惚れ。
化粧箱から本体が収納された収納袋を取り出します。片手で引っこ抜くにはなかなかの重さ。女性だと結構キツいかもしれません。
大きさとデザインはこんな感じです。この収納袋をみてピン! ときたそこのアナタはバーゴツウ! そうですバーゴの代表作である「ヘキサゴンウッドストーブ」の収納袋のデザインを踏襲しているのです。
バーゴの代表作となるアイコニックなウッドストーブ。手のひらサイズのコンパクトな焚き火台ですが、今回のメガヘックスはこのデザインを踏襲しており、収納袋もまさにウッドストーブのものをそのまま大きくしたデザインとなります。
筆者が入手した初めてのバーゴのアイテムといえばやはりこの「ヘキサゴンウッドストーブ」のチタン素材のモノでした。それだけに思い入れも一入。
その後、ボトルや火吹き棒、フレームパックなど数々のバーゴのアイテムを入手してきましたが、今回の「メガヘックス」はバーゴというブランドと出会ったときのことを思い出させてくれるものであり、そういう面からも非常に胸熱アイテムなんです。
組み立てが超簡単だった
上半分がマジックテープになっていて大きく開くので、ラクラクと本体にアクセスできます。
輸送時にパーツごとが干渉しないよう、丁寧に梱包されています。包み紙はそのまま焚き付けに使いましたが、黒いベルトは収納時にまた再利用可能。
しかしこれをいちいち出し入れの度に付けたり外したりするのはなかなか骨が折れます。何か代用できるものを自分で探すのはひとつ宿題となりそうです。
すべてのパーツを並べるとこんな感じ。
一番外側にくるこの重たい蛇腹調のアウターパネルと
内側にくるひと回り小さい蛇腹調のインナーパネル。この二つを区別してくださいね!
早速、組み立てていきます。まずはアッシュトレイの上にベースプレートを載せます。アッシュプレートに溝などはないので、できるだけ真ん中に載せました。
続いてベースプレートの切れ込みに沿うようにインナープレートの出っ張り部分を差し込んでセッティングしていきます。
丸くパンチングされた孔の方が上になる構造です。
それが済んだら、アッシュトレイの淵に沿って巻き付けるようにアウターパネルを置いていきます。この際、インナーパネルとは逆に、丸くパンチングされた孔が下になるように置いていきます。
最後に蓋部分を載せれば完成です。組み立ては初見でもものの2、3分ほど。焚き火慣れしている人ならほんとに、あっという間に組み立てられると思います。
機能美と造形美を兼ね揃えた焚き火台
完成した姿がこちら。なんとも男前! エンボンスされたブランドロゴがまた誇らしいですね。
レビュー記事にもかかわらず、「メガヘックス」のカッコよさに気が急いてしまってか、このとき、頭の中は火入れでいっぱいでした。
そのため、こういう気の利いた写真を撮り忘れてしまったので、公式サイトから拝借! 焚き火台としての構造が一目でわかります。
インナーパネルの内側が火床となり、着火することで内部が温められます。そうするとアウターパネルの下部にある孔から冷たい空気が吸い込まれ、インナーパネルとの隙間を通り上昇。
最後にインナーパネル上部の孔から放出されることで、二次燃焼を促す構造となっています。