今回アイテムを紹介してくれるのは、フォトグラファー・kyaruさん
キャンプとインテリアをこよなく愛する、フォトグラファーのkyaru(きゃる)さん。海や山、湖など自然風景に囲まれる場所に出かけては、ご主人やご友人とキャンプを愉しんでいます。
kyaruさんは「せっかくのお気に入りのギアを収納してしまうのはなんだか寂しいな……」という想いから自宅でもキャンプ道具を活用し、アウトドアを身近に感じるお部屋づくりをしているだけあって、キャンプ道具を買うときには2つのポイントを優先。
インテリアとしても使うことが多いので、使い勝手のほかにカラーとデザインも重視して選ぶようにしています
佇まいの美しさのあるアイテムがお好きな方、機能美を追求したいキャンパーに刺さるラインナップです……!
1.かんたんに設営できるベルテント
ノルディスク「アスガルド7.1」
愛用テントは、コットンテントの代名詞といえるノルディスクの「アスガルド」。少人数でのキャンプが多いkyaruさんは、アスガルドのラインナップの中で1番小ぶりな3人用サイズを選択。
雑誌に掲載されていたのを見て、ひと目惚れしてしまって。 その後ショップで設営のしやすさを知り、購入することを決めました。設営が女子だけのキャンプではとくに大活躍です!
アスガルドの設営方法はシンプル。8箇所ペグダウンをして、真ん中にポールを1本突っ張り、出入り口のサブポールを設置するだけ。
重さは15.5kgあるので、他の3人用テントと比べると重たさはありますが、設営手順が少ないため、難なく設営できるというわけです。
ベルテントらしい美しいフォルムと、自然に溶け込むナチュラルな雰囲気も自分好み。夏は涼しく、冬は暖かい空間を作れるコットンテントならではの特性も気に入っています
フライシートは、通気性と透湿性に優れるコットンと、耐水性と軽量化に長けるポリエステルを混紡したテクニカルコットン(TC)素材。結露しにくく、コットンオンリーより濡れに強い特長があり、これらの快適性をふまえれば、15.5kgの重さはきっと目を瞑れる要素になるはず。
ノルディスク アスガルド7.1
2.優しく小さく灯りをともす、モダンなランプ
humble「ハンブル ONE テーブルライト」
オランダ発のメーカー「humble(ハンブル)」のコードレスランプは、キャンプ中のテーブルライトとして活躍しているアイテム。
食後の珈琲など、リラックスしたいタイミングで点灯するのがGOODです。お部屋のインテリアとしても使用しています
暖色のLEDフィラメント電球は、炎のゆらめきを表現。丸みのあるフォルムとも相まり、デザインの美しさが際立ちます。
光量は、3段階。底面にあるボタンを押すことで、1番低い明るさの「キャンドルモード」、中間の明るさの「アンビエントモード」、1番明るい「ワークモード」の3パターンから選べるしくみ。kyaruさんは時間帯や雰囲気で使い分けしているそう。
充電式なので持ち運びができ、好きなときに好きな場所で使えるところもお気に入りです
シルバーとウォルナットの2色を愛用するほど、クラシックなデザインと優しい灯りに惹かれているkyaruさん。
最速2時間ほどでフル充電となり、最小明度で140時間、最大明度でも約40時間点灯する点もアウトドアでは嬉しいポイントです。
Humble ハンブル ONE
3.収納図はまるで最新ガジェット!?
ムラコ「グリルタブレット」
新しいキャンプギアを探すべく、和歌山の「Orange」さんに行ったときに出会ったのがこのグリルプレートでした。キャンプのときは旦那と料理を作ることが多く、「本格的な鉄板で焼いてみたいね」と盛り上がり、購入することにしたんです
埼玉県の小さな金属加工工場で誕生したアウトドアブランド「muraco(ムラコ)」。テントやタープといった幕モノにとどまらず、キッチン系ギアも精力的に展開中。
出番はキャンプの夜ご飯が多いですね。 分厚いお肉も中までジューシーに焼けるので、いつもメインディッシュのお肉から食べてしまうくらい、美味しく焼きあがります。
それに日常生活ではなかなか鉄板焼きってできないので、キャンプでしか味わえない特別感を味わえるところもいいです
鉄板の厚みは、3mm。蓄熱性が高く温度を均一に保てるため、お肉全体にじっくりと火を通すことができます。だから焼きムラのない、美味しいお肉に焼きあがるというわけです。
取り外し可能なハンドルと専用のスリーブケースが付き、コンパクトに持ち運べるところも◎。
付属品のデザインまでカッコいいのは、さすがmuraco! 収納している様は、まるで最新ガジェットのようですね。
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4.これぞ着るツールボックス! キャンプも街も手ぶらでOK
スノーピーク「タキビベスト」
収納力とデザイン性を兼ね備えた、スノーピークの「タキビベスト」。“キャンプはギアだけじゃなく、ファッションとしてのお洒落も楽しみたい”と思ったことが購入のきっかけだったそう。
焚き火中は火の粉が当たっても穴抜きを塞いでくれますし、とにかくポケットがたくさんあって収納力がすごいので、テント設営時は着ているだけで助かっています!
バックスタイルも、ご覧のとおり。ブランケットや厚手グローブも難なく収まる大容量なので、これなら荷物の多い人だって手ぶらでお出かけ、なんて夢じゃないかも。
タウンユースで着まわしやすいカラーなのも魅力的でした。フェスにもいいですし、GoProやレンズキャップなども入るので、カメラをやっている方にもおすすめできます
購入したのは、アースカラーと相性のいい「オリーブ」。他にも男前なブラックや、さまざまなアイテムと合わせやすいデニムなど、カラー展開は全6パターン。
お気に入りのキャンプ道具は部屋に飾って、“日々眺めることも楽しむ”のがkyaruさん流のアウトドアの嗜みかた。こうやって眺めていると、あれもこれもお楽しみを詰め込んでお出かけしたくなります……!
スノーピーク
タキビベスト
5.運命を感じて買った、大判タオル
ペンドルトン「オーバーサイズ ジャガードスパタオル」
雑誌「BRUTUS」の海外部屋特集で存在を知り、その後たまたま家具屋さんで再会……! 運命を感じて購入しました。触り心地と温かみのあるカラーが気に入っていて、ブランケットとして使っています
ペンドルトンといえば、ひと昔前はウールで作られた重厚なブランケットが代表的でしたが、近年はコットン100%で仕立てたやわらかい質感のタオルシリーズも人気。
“模様やカラーのバリエーションが豊富なので、何枚も欲しくなってしまいます”と、kyaruさんが言うように、たくさんの柄とサイズがラインナップされています。
kyaruさんがファースト・ペンドルトンとして購入したのは、濃紅色と紺色のコントラストが目を惹く、ネイティブ柄の大判バスタオル。
キャンプでは朝の珈琲タイムに、家ではソファやベッドでくつろぐとき、ホッとした時間をつくりたいときに一役買っているそう。
厚手のコットンが使われているので、洗濯機で丸洗いOK。デイリーで使えるタフさも、惚れてしまう理由のひとつですね。
▼ペンドルトンの公式HPはこちら
IN &OUTで「アウトドアを楽しむ」暮らし
愛用のキャンプ道具を自宅にも散りばめ、毎日の暮らしを自分らしく愉しんでいるkyaruさん。「家とキャンプの境界線を薄くしたい」「アウトドアな暮らしに惹かれる」という方は、ぜひkyaruさんのInstagramのフォローを。投稿を眺めているだけでも、心地よさを感じるものがありますよ。
▼kyaruさんのInstagramはこちら