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屋外で使用するシャワー

アウトドアシャワーおすすめ|電動・温水種類別紹介!自作できる?

キャンプや海水浴で活躍するアウトドアシャワー。設備のない場所でも簡易シャワーとして使用できるため、災害時の備えとしても重宝します。

また、シャワーとしてだけでなくちょっとした洗い物にも使用することができ、汎用性が高い点も魅力

そこで今回は、アウトドアシャワーのオススメ製品をご紹介します。また、選び方から自作方法まで解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

アイキャッチ画像出典:ロゴス

アウトドアシャワーとは?

屋外でシャワーを浴びるサーファー

出典:PIXTA

「アウトドアシャワー」とは、一般的に手軽に屋外へ持ち運びできるシャワーを指し、「ポータブルシャワー」「簡易シャワー」といった名称で販売されていることが多いアイテムです。

電源の有無やサイズ、オプションパーツのあるものなど種類も豊富。ポータブルという名の通り、非常にコンパクトになるものもあります。

アウトドアシャワーの選び方

MAGNAのアウトドアシャワー

出典:Amazon

種類の豊富なアウトドアシャワーですが、その分選択肢も多くなるため、自分のスタイルに合うアイテムは何を選んでいいのか分からず、困ってしまいますよね。

そこで、アウトドアシャワーを選ぶときに注目したいポイントを解説していきます。

電動・ポンピング手動・吊り下げどの動力タイプにする?

電動のポータブルシャワー

出典:Amazon

まずチェックしたいのがアウトドアシャワーの「動力」。アウトドアシャワーの動力には「電動」「ポンピング手動」「吊り下げ(重力)」の3種類があります。

電動タイプはスイッチひとつで使用でき、水圧も強く水量も多いため快適に使用することが可能。その反面、使用するには電源が必要となります。

ポンピング手動タイプのポータブルシャワー

出典:Amazon

ポンピング手動タイプは、ポンピング作業によりタンク内の空気を加圧し、その空気圧でシャワーを使用できるのが特徴。

電源要らずで使えるため場所を選ばず使用することができます。しかしポンピング作業を必要とし、水圧や水量も電動タイプと比較して少ないのがデメリットです。

吊り下げタイプのポータブルシャワー

出典:楽天市場

吊り下げタイプは、水を入れたタンクを木の枝などに吊り下げ、重力の力でシャワーを使用することができます。

タンクをコンパクトに折りたたむことができるので持ち運びに便利で水がなくなるまでは水圧が変わらず出る点はメリットです。反面、水の入った重いタンクを吊り下げる必要があり、設置できる場所も限られるのがデメリットとなります。

それぞれ種類によって特徴が異なるため、快適性を重視するなら「電動タイプ」、電源がなくても使用したいなら「ポンピング手動タイプ」、また携帯性を重視するなら「吊り下げタイプ」を目安に選ぶとよいでしょう。

タンクは内蔵?外付け?

タンク内蔵のポータブルシャワー

 

次にタンクの種類です。アウトドアシャワーのタンクには、「内蔵タイプ」と「外付けタイプ」の2種類があります。

タンクや水を汲み上げるポンプが一体となった内蔵タイプは組み立ての必要がなくすぐ使用できるので快適ですが、タンク容量が決まっているので水がなくなればその都度補充する必要があります。

外付けタンクのシャワーで手を洗う

出典:Amazon

その点、外付けタイプは別途タンクを用意したり組み立てたりする必要がありますが、タンク容量を用途に合わせて使い分けることが可能です。

それぞれの特徴を踏まえたうえで、用途に合ったタイプを選ぶようにしましょう。

温水には対応している?

コールマンのポータブル温水器

出典:Amazon

アウトドアシャワーが「温水」に対応しているかもチェックポイント。季節によっては水のシャワーでは厳しいこともあるため、お湯に対応したタンクを搭載していれば温かいシャワーを浴びることができ、幅広い季節に使用することができます。

太陽光で水を温めるタンク

出典:Amazon

また種類によってはタンクが太陽光を吸収して水を温めてくれるタイプも。電源要らずで便利ですが、冬場はタンク内の水が温まりづらく適温にならない場合があるので注意が必要です。

シャワー本体に自動でお湯を沸かしてくれる給湯システムを備えたアウトドアシャワーもありますが、そもそも値段が高く種類も少ないのが現状です。

どうしても温水で使用したい場合は、以下のようなアイテムがオススメです。

細かい部分もチェック!

シャワーヘッドの部分

出典:ロゴス

アウトドアシャワーを選ぶときは、以下のような細かい部分もチェックして選ぶとより快適に使用することができます。

チェックポイント

・散水範囲(シャワーヘッドの大きさ)

・シャワーヘッドの角度調整
・レバーひとつでシャワーの散水や止水ができるか
・シャワーヘッドにフィルターがあるか(水道水以外の水を使う際に砂などをろ過してくれる)

上記のようなポイントにも注目することで快適性がグンとアップし使い勝手がよくなるので、アウトドアシャワーを選ぶときはぜひチェックするようにしましょう。

【種類別】おすすめアウトドアシャワー

シャワーから水が流れている

出典:Amazon

それではここから、オススメのアウトドアシャワーを「種類別」にご紹介していきます。

電動で水が出るポンプタイプ

コラプズ 12V ポータブル リチャージブル トラベル シャワー 3in1

サイズ・シャワーヘッド使用時:(約)幅6.7×奥行4.3×長さ187.5cm
・ジェットノズル使用時:(約)幅3×奥行5×長さ185.5cm
・トリガーヘッド使用時:(約)幅3×奥行8.3×長さ175cm
・ケース収納時:(約)直径22×高さ7cm
ホース長さ155cm
電源シガーソケット,USB充電
機能的でコンパクトなウォータージャグが話題の、「コラプズ」から発売されているポータブルシャワー。USB充電とシガーソケットに対応しており、自宅や車の中で充電ができます。

付属の吸盤&フックで好きな場所に吊り下げ可能なほか、シャワーヘッドも3種類付属しているため用途別にカスタマイズがすることもでき、汎用性が高いです。

そしてコラプズの最大の特徴、「コンパクト」になる収納ケースが付属しており、500mlペットボトルほどのサイズになるため、スタイリッシュに持ち運べるのが魅力。こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

アウトドアブランド「ロゴス」から発売されているDC電源を使用した強力パワーのモバイルシャワー。カープラグから電源を確保することができるので、海や川でも簡単にシャワーを浴びることができます。

シャワーヘッドに備えた調整ボタンで2段階に水圧を調整することができます。吸盤タイプのホルダーやS字フックが付属しているので、車の窓やフックにシャワーヘッドを固定して使用することが可能です。

マグナ ポータブルシャワー

サイズφ6×10cm(ポンプ)
ホース長さ180cm
電源シガーソケット,USB充電
水を入れたタンクにセットし電源を入れるだけで水を浴びることができるMAGNA(マグナ)のポータブルシャワー。交換可能なバッテリーを搭載し、車のシガーソケットやUSBの2種類から充電&給電できます。

吸盤ホルダーとフックが付属しており、シャワーヘッドを車に吸盤で固定したりフックで木の枝に吊り下げて使用したりすることができ非常に便利です。

充電式小型バッテリーを搭載したアウトドアブランド「ホールアース」から発売されているポータブルシャワー。

USBで簡単に充電することができ、2〜5時間の充電時間で約45〜50分使用することができるほか、水温10度〜50度まで対応しているので、温水でシャワーを楽しむことができます。

MRG ポータブルシャワー

サイズシャワーサイズ:約82×68×218mm/ポンプサイズ:約72×60×140mm
重量540g
電源USB充電
水の中にポンプを浮かべるだけで簡単にどこでも使用することができる充電式のポータブルシャワー。水道のない場所でもシャワーを使うことができ、2〜5時間の充電時間で約40〜60分使用することができます。

コンパクトタイプなので持ち運びしやすく、モバイルバッテリーで充電することができます。シャワーヘッドの角度を操作することで水を出したり止めたりすることができ、フィルターを取り外して簡単にお手入れすることができます。

WEIMALL 電動ポータブルシャワー DC12V

サイズコード:465cm/ポンプ:4.5×11.5cm
ホース長さ200cm
重量720g
電源電源コード式
海でも山でも自宅でも場所を選ばす使用することができる電動ポータブルシャワー。12Vのシガーソケットに繋ぐだけで手軽にアウトドアで汗を流したり洗い物や洗車に使用したりすることができます。

シャワー本体のスイッチをONにすることで1分間に約4Lの水を送り出すことが可能です。シャワーヘッドに備えたボタンで「強」「弱」の2段階に水圧を調整することができます。

電源のいらないポンピング手動タイプ

スマートかつ独創的にデザインされたギアを展開している「ニーモ」のヘリオLXプレッシャーシャワー。22Lの大容量タンクを搭載し、フットポンプで加圧することで強力な連続噴射を持続することができます。

黒いタンクを採用しているので太陽光で温めた温水を使用することができます。ネオプレーン製ホースは2mの長さを確保しているので、あらゆる角度から使用することができます。

水を入れたポリタンクにセットするだけで手軽にシャワーが使える電池要らずの空気圧シャワーポンプ。20回程度ポンピングすることでタンク内を加圧し、その空気圧でシャワーを使用することができます。

手元のレバーで通水と止水を切り替えることができます。水道のない場所でもシャワーを使用することができるので、アウトドアや災害時に大活躍します。

キャプテンスタッグ ポンピングシャワー7.5L

サイズ外径180×55cm/ホースの長さ:130cm
容量7.5L
重量1.4kg
たっぷり大容量の7.5Lタンクを装備したキャンプテンスタッグのポンピングシャワー。20回のポンピングで約1.5分使用することができます。

タンクにショルダーベルトを搭載しているので肩にかけて作業することが可能。手元のレバーでは断続使用や連続使用に切り替えることができます。

マルハチ産業 加圧式 ポータブルシャワー 7L

サイズ48×18.6×18.6cm
容量‎7L
重量‎1.46kg
手動で簡単にタンク内の空気を加圧でき、電源や電池要らずで使用することができる加圧式ポータブルシャワー。7Lの大容量タンクを搭載し、海&山のレジャーや洗車・園芸などさまざまな用途で便利に使えるシャワーです。

ショルダーベルトを装備し、軽くコンパクトな仕様なので肩にかけ散水することも可能となっています。

アウトドアブランド「バンドック」から発売されている満水容量7Lの大容量簡易シャワー。手元のレバーを操作することで、押している間だけ断続的にシャワーを出したり、レバーをロックすることで連続使用することができたりします。

ホースは長めの160cmあり、洗車や園芸での散水にも便利で非常に嬉しいポイントです。

手軽な吊り下げタイプ

ロゴスから発売されているポケットサイズのハンディーバッグシャワー。最大9Lの水を入れることができ、約5分間シャワーとして使用することが可能です。

海水浴でカラダを洗い流したりキャンプ場でジャグ代わりに使用したりするときに最適。未使用時は防水バッグとして活躍します。

大容量の20Lながらコンパクトに折りたたんで持ち運びできるストッパー付きシャワーバッグ。携帯しやすく、海水浴やキャンプ・災害用のポータブルシャワーとして使い勝手が良いです。

黒いバッグを採用しているので太陽光の熱を吸収して水を温めることができ、温水で使用することができます。フック付きロープで丈夫な木の枝などに吊り下げることができます。

太陽光で温水を作ることができるタイプ

真っ黒いバッグに水を入れ、太陽の直射日光を約3時間吸収させることで温水シャワーになるポータブルソーラーシャワー。海水浴や野営キャンプ場など電源のない場所でも温かい温水でカラダの汗を流したり食器を洗ったりすることができます。

スイッチを開くことで簡単に水入れすることができ、最大容量は20L。吊りストラップが付属しているので木の枝などに吊り下げ使用できる点も嬉しいですね。

太陽エネルギーを吸収して温水シャワーを使うことができるポータブルソーラーシャワー。直射日光に約3時間放置することで45度前後まで水を温めることができます。

頑丈な滑り止めハンドルを装備し、頭上の木の枝やドアフレームなどに吊り下げられることに加え、バッグ背面に温度モニターを搭載しているのでタンク内の水の温度を確認することができ、便利です。

テントシャワールームがあるとプライバシーが守られる

テント型のシャワールーム

出典:ロゴス

いざアウトドアシャワーを使おうとしても、周囲に人がいると何だか視線が気になり場所を選んだり使用を躊躇ったりしてしまうことも。そんなときは、プライバシーが守れるテントシャワールームがあると便利です。

ロゴス neos どこでもルーム-BB

サイズ120×120×185cm
重量2.5kg
素材‎フレーム:グラスファイバー/フライシート:難燃性ポリタフタ
耐水圧2,000mm
約1分で簡単設営できるロゴスの「どこでもルーム−BB」。海水浴やキャンプでの着替え、災害用の簡易トイレなどさまざまな用途で使用することができます。

生地にシルバーコーティングが施されているので透けにくく、シャワーヘッド用フックが付いているのでシャワールームに最適。また収納ケースが付属しており、スリムに折りたたんで持ち運べます。

ニーモ ヘリオポリス

サイズ122×122cm
重量3.51kg
素材75D PeUポリエステル
耐水圧
シャワーや着替えなどプライベート空間を確保することができるニーモのポータブルシェルター。内部にホースアタッチメントを搭載しているのでハンズフリーでシャワーを浴びることもできちゃいます。

またトイレットホルダーやドリンクホルダー、天井部にはライトホルダーも装備。出入り口にはロック機能も備えているので快適に使えるでしょう。

キャプテンスタッグ 着替えテント

サイズ120×120×195cm
重量1.1kg
素材幕体:ナイロン190T(PU加工・防水)/フレーム:グラスファイバーφ3.5mm
耐水圧
パッと放り投げるだけで設営できるキャンプテンスタッグのポップアップ式着替えテント。設営・撤収が非常に簡単で、海水浴やキャンプでの着替え用簡易テントに最適です。

天井部にメッシュ窓を設けているので通気性が抜群。収納ケースが付属しているのでコンパクトに折りたたんで手軽に持ち運ぶことができます。

アウトドアで使うシャワーの自作方法

ペットボトルやはさみなど手作りの道具

出典:PIXTA

ここからは、アウトドアシャワーの自作方法をご紹介していきます。身近なもので手軽に作れる方法や本格的に自作する方法がありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

ペットボトルで簡易的に自作する

4本のペットボトル

出典:PIXTA

もっとも手軽にアウトドアシャワーを作るには、身近にあるペットボトルを利用するのがオススメ。ペットボトルの底に複数の穴を開け、木などに吊るすだけで簡易的なアウトドアシャワーを自作することが可能です。

このペットボトルシャワーの最大の特徴は、蓋を緩めると水が出て、閉めると水が止まるところ。蓋の開閉以外はフリーハンドで使用できるので、手を洗ったり食器を洗ったりするときも快適です。

青いキャップのペットボトル

出典:PIXTA

使用時間の目安としては、2Lのペットボトルに水を入れ、4箇所穴を開けた状態だと約2分間の連続使用が可能です。底に開けた穴の数で持続時間や水圧の調整もできるので、使い方に合わせて自作できることがポイントです。

本格的に自作する

青い蓋のポリタンク

出典:PIXTA

手を洗ったり、ちょっとした洗い物をしたりするときに便利な簡易シャワーの自作方法を紹介しましたが、ここからは本格的に自作する方法をご紹介します。

ホームセンターなど手軽に入手できる道具で自作でき、海水浴やキャンプで汗を洗い流すことが可能です。

材料

・ポリタンク(20Lの容量がオススメ)

・バスポンプ
・シャワーヘッド
・耐水ホース
シャワーヘッドから出る水
出典:PIXTA

自作方法は至って簡単。シャワーヘッドと耐水ホースを繋げ、もう片方にバスポンプを繋げるだけ。あとはポリタンクにバスポンプを入れスイッチをONにすると自作シャワーとして使用することができます。

ポータブル電源や車から電源を確保する必要がありますが、工具要らずで加工することもなく手軽にアウトドアシャワーを自作することが可能ですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

アウトドアでシャワーを浴びる注意点

キャンプ場に設置されたテント

出典:PIXTA

アウトドアでシャワーを浴びるときの注意点が以下のとおりです。

注意点

・どこでもシャワーを浴びていいわけではない

・人の視線に注意
・浴びるとしても地面に水が落ちても大丈夫な場所を選ぶ
・場所によっては、石鹸類は使用しない

アウトドアでシャワーを浴びる場合は、どこでも浴びていいと言うことはなく適所を選んで使用するようにしましょう。シャワーを使用したあと地面が水浸しのままだと、次にその場所を使用した人が不快な思いをしてしまいます。

オーガニック風の石鹸

出典:PIXTA

また環境によい石鹸もありますが、基本的に排水施設の整っていない場所で石鹸を使用するのは自然にダメージを与えてしまうので控えましょう。石鹸には「界面活性剤」という成分が含まれており、自然界の微生物が分解できないため環境に負荷を与えてしまいます。

以上のように、アウトドアシャワーを使用する場合は、排水施設の整った場所を利用するようにし、石鹸の使用を控え環境に優しくシャワーを使用するようにしましょう。

どこでもシャワーが浴びられる!

シャワーを浴びる子どもの背中

出典:楽天市場

アウトドアシャワーがあれば、シャワー設備のないキャンプ場や海水浴でもベタベタ不快な汗を洗い流すことができるほか、水道のない場所でも洗い物ができたり、災害時の簡易シャワーとして使用したりすることができ、非常に便利です。

今回紹介した選び方やオススメ商品、また自作方法を参考にアウトドアシャワーをゲットして快適なキャンプやレジャーを楽しんでみてくださいね。

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