保冷力は向上した?
全体的にひんやりしている感は、明らかに向上しました。かつて保冷剤が底に沈んでしまっていた頃よりも、上の方にある食材やドリンクが、明らかに冷たく感じられました。またロックアイスがブロックアイスになってしまう事案とも無縁に!
ただし保冷剤そのものは、奥底に眠っていた頃に比べて早く溶けてしまいがちでした。開閉の度に夏の外気に触れるのですから、これは仕方ありません。
夏の間、外れた回数は……
この夏の3ヶ月で、吸盤が外れてしまった回数は……ゼロ! ダイソー吸盤のクオリティが高いのもあると思いますが、吸盤が自然に外れるのは、熱せられた場合に多いようです。
車の窓の内側に吸盤でシェードを付けるとちょいちょい落ちますが、あれは熱が原因とのこと。冷えていることの多いクーラー内において、吸盤は鉄壁でした。
もし外れやすくなってきたら「ハンドクリームを塗って吸着させる」というライフハックを用意していたんですが、必要ありませんでした。
不便に感じた部分も
持ち運ぶときなどにクーラーボックスが大きく傾くと、保冷剤がズレてしまいます。そのまま蓋を開けると、保冷剤がズルル……と滑り落ちることがありました。
2本のフレーム間や取り付け位置を調整することで改善されますが、事実は事実として報告しておきます。
「こりゃ痛いな」と感じたデメリットは、一杯一杯に入れることができなくなったこと。
ぎゅうぎゅうに押し込んで閉める、という強引メソッドが使えなくなりました。さらに筆者のクーラーボックスの場合、500mlのペットボトルを立てた状態では入れられなくなりました。これは痛いですよね。
もっといい方法があれば教えてください!
というわけでこの夏、自作してみた保冷剤ホルダーについてお伝えしました。
かかった費用はたったの100円+税で、フレームの形やサイズがうまくいかなかった場合は、針金ハンガーが家にある限り無料で再チャレンジできます。
もっといい形状がある、そもそも違う方法で保冷剤を固定できる……という場合は、「#camphack取材」のタグをつけて、ぜひInstagramで教えてください!