キャンプテンスタッグの定番マット「EVAフォームマット」の特徴
EVAフォームマット は、「クローズドセルマット」という種類に分類されます。
クローズドセルマットは、発泡性のあるスポンジのような素材でできており、蛇腹式で折りたためるものが一般的です。
キャプテンスタッグ EVAフォームマット56×182cm
特徴1:お財布に優しい価格
まずは、とにかくお財布に優しいということ。2022年7月20日現在で、Amazonでは1,845円と非常にリーズナブルな価格となっています。
「これからキャンプを始めたい!」という方にとっても手を出しやすい価格ですし、ファミリーキャンプやグループキャンプで人数分揃えるとなった際にもメリットとなるポイントです。
特徴2:たった270gという軽さ
EVAフォームマットの大きな特徴のひとつは、その「軽さ」です。
約270gは500mlペットボトル飲料の約半分で、発泡スチロールのような素材のため、実際に持ってみるとそのサイズに対してより軽く感じます。
特徴3:厚さ20mm&凸凹構造による優れたクッション性能
凸凹した構造により20mmの厚さが生まれ、優れたクッション性能を実現しています。
銀マットと比べても厚みがあり、平坦なマットと比較しても地面のちょっとした凸部分を感じにくいです。
特長4:波型マットで作り出す空気の層で、高い保温性能を実現
マット表面の凸凹により、暖かい空気の層が生まれます。
また、EVA樹脂のような発泡素材は空気を多く含むことができるため、マットの中にも空間が生まれ、冷気が伝わりづらく、高い保温性能を実現しています。
特徴5:ダブルサイズも展開、それぞれに合った付属品付き
キャプテンスタッグのEVAフォームマットは、ダブルサイズもラインナップされています。
ヘッド部分の畳幅が狭くなっており、微調整がしやすくなっていたり、ソロサイズと比較して縦の長さも長くなっていたりと、単純に2倍の大きさになっているだけではないところも魅力です。
またソロサイズには、折りたたんだ状態で広がらないように固定するゴムバンドが付属しており、ダブルサイズも取手のついた専用の収納袋が付属しているなど、それぞれに合った付属品があるのも嬉しいポイント。
特徴6:様々なシーンで活用できる汎用性
EVAフォームマットは、以下のようにさまざまなシーンで使用することができます。
スリーピングマットとして他アイテムと併用
1枚でもスリーピングマットとして使用できますが、コットやエアーマットなどと併用することでさらに快適な睡眠環境を得ることができます。
EVAフォームマットを敷いた上にエアーマットやインフレータブルマットを敷くことで、クッション性も得られ、穴あきリスクも減らすことができますね。
お花見やピクニックなどのレジャーマットとして
お花見やピクニックの際のレジャーマットとしても有効です。レジャーシートに直接座ると、地面の冷たさや硬さが少し気になりますよね。
そんなときにこのEVAフォームマットがあれば、冷たさ、硬さを感じることなく快適に過ごすことができます。
また完全ではないですが防水性も兼ね備えており、芝生に敷いてその上でお昼寝……なんて使い方もできちゃいます。
同タイプの他ブランドアイテムと比較してみた!
ここまでEVAフォームマットの特徴を解説してきましたが、販売店やオンラインストアを見てみると、他ブランドで同タイプの商品も多く販売されており、違いが分かりづらいですよね。
そこで、ここではEVAフォームマットと販売価格の近い、他ブランド品と比較してみます!
バンドック フォールディング マット EVA
リーズナブルな価格が魅力の、バンドックから販売されている「フォールディングマット」と比較してみます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)EVAフォームマットマット | BUNDOK(バンドック) フォールディング マット EVA | |
素材 | 発泡ポリエチレン、EVA樹脂 | 発泡ポリエチレン、EVA樹脂 |
サイズ | 56 x 182 x 2 cm | 57 x 180 x 1cm |
重量 | 270g | 300g |
付属品 | バンド×2 | バンド |
価格 | ¥1,845(税込) | ¥1,700(税込) |
キャプテンスタッグと同じく、EVA樹脂を使用したマットとなっています。異なる点としては厚さが1cmという点と、若干重たいという点です。
カラー展開は3種類、グリーンの他ピンクとブルーがあり、選択肢が多い点も魅力です。
EVA樹脂を使用していないタイプや、アルミ蒸着のされたタイプもあります。
バンドック フォールディングマット EVA
ハイランダー XPE 折りたたみレジャーマット
次に、リーズナブルかつ無駄のないデザインのアイテムが魅力なHilander(ハイランダー)から販売されている、折りたたみレジャーマットと比較してみます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)EVAフォームマットマット | Hilander(ハイランダー) XPE 折りたたみレジャーマット | |
素材 | 発泡ポリエチレン、EVA樹脂 | 発泡ポリエチレン |
サイズ | 56 x 182 x 2 cm | 60 x 180 x 1cm |
重量 | 270g | 283g |
付属品 | バンド×2 | バンド |
価格 | ¥1,845(税込) | ¥1,689(税込) ※送料込 |
こちらはキャプテンスタッグのEVAフォームマットより横幅が4cm広く、ゆとりがあります。素材はバンドックのフォールディングマット同様発泡ポリエチレンですが、比較すると軽量となっています。
ハイランダー XPE 折りたたみレジャーマット
エバニュー キャンプマット XPE
最後に、登山用品やアルコールストーブ、チタンクッカーでお馴染みのエバニューより販売されている「キャンプマットXPE」です。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)EVAフォームマットマット | EVERNEW(エバニュー) キャンプマット XPE | |
素材 | 発泡ポリエチレン、EVA樹脂 | 発泡ポリエチレン |
サイズ | 56 x 182 x 2 cm | 56 x 185 x 1cm |
重量 | 270g | 395g |
付属品 | バンド×2 | バンド |
価格 | ¥1,845(税込) | ¥2,750(税込) |
長さは他のマットと比較して最長の185cmとなっていますがその他のスペックについては大きく異なる部分はありません。
これまでご紹介したアイテムの中でも最重量の395gとなっており、お値段も少し高めの2,750円となりました。
こちらの「キャンプマット XPE」はラインナップが豊富で、カラーはビビッドなピンクカラー、サイズは座布団サイズの「ヒップマット」などがあります。
特にヒップマットは、地べたスタイルのキャンプやチェアのクッション性アップにもってこいですね。
エバニュー XPE Camp mat
エバニュー 折りたたみヒップマット S2
対して、キャプテンスタッグのEVAフォームマットは素材にEVA樹脂を使用しているため、厚さ2cmでありながら270gという圧倒的な軽さを実現しています。バンドックもEVA素材ですが、厚さ1cmで、重量も若干増しです。
厚みはクッション性だけでなく保温性・断熱性の面でも大きな違いを生み出すので、軽さと機能性を両立させているのは素晴らしいですね。
クローズドセルマット以外のマットってどうなの?
キャプテンスタッグには、クローズドセルマットであるEVAフォームマット以外にも以下のキャンプマットがラインナップされています。
この2種類にエアーマットを加えて、それぞれの特徴を解説していきます。
収納性、機能性を兼ね備え、設営も楽なインフレータブルマット
インフレータブルマットとは、ウレタンフォームなどのクッション材を空気で膨らませてから使用するキャンプ用マットの1つです。
非使用時には空気を抜いて、コンパクトに丸めて収納できる点が特徴で、これまでご紹介したクローズドセルマットと比較すると持ち運びに優れています。
ほとんどのものが、バルブを開けるだけで自動的に空気が入りマットが膨らむ自動膨張式のため楽に設営ができます。
厚さ・クッション性にも優れており、厚さ10cm以上の商品も存在します。ですが、設営の手軽さと機能性を備えているため、他のマットと比較するとお値段が高い傾向があります。
似たタイプのマットとして、風船のように空気を注入して膨らませる仕組みのエアーマットがあります。
中にクッション材が含まれていないため、軽量コンパクトな反面、クッション性・断熱性といった機能面はインフレータブルマットに劣るのが一般的です。
キャンプ用エアーマットについては、こちらの記事でも紹介しています。キャプテンスタッグからは、厚さ、大きさの異なるインフレータブルマットがラインナップされているので、いくつか紹介します。
キャプテンスタッグ インフレーティングマット
こちらの「インフレーティングマット」は、標準的なソロサイズです。
生地にはPVC加工が施されており、強度と防水性を確保。EVAフォームマットやエアマットからワンランク上の寝心地を実現してくれます。
キャプテンスタッグ インフレーティングマット
キャプテンスタッグ エクスギア インフレーティングマット
「エクスギア インフレーティングマット」は、通常のインフレーティングマットから厚さが倍の5cmになっています。
さらにマット表面には肌触りの良いフロッキー加工、裏面には滑りにくくするためのノンスリップ加工が施され、マットレスでの睡眠に限りなく近い寝心地を得ることができます。
キャプテンスタッグ エクスギア インフレーティングマット
キャプテンスタッグ インフレーティング ごろ寝マット
こちらは長さ120mmの半身用「インフレーティング ごろ寝マット」。厚みや材質は「インフレーティングマット」と同様で、長さが120cmと大人2人がゆったり座れるサイズです。
その名の通り、ひとやすみする際のごろ寝マットとして、コットに乗せてベンチのクッション性アップとしてなど、補助的な使用ができます。お子さん用のインフレータブルマットとして使用するのにもちょうど良いサイズです。
キャプテンスタッグ インフレーティング ごろ寝マット
安価で軽量、設置も手軽な銀マット
銀マットは、これまでご紹介したものよりも安価で使いやすいことが特徴です。
クローズドセルマット同様発泡ポリエチレンを使用したものが多く、表面がアルミを蒸着したポリエステルになっているので、断熱性が期待できます。
他のマットと比較してサイズが大きく安価ですが、クッション性はそこまで高くないためキャンプマットとして単体で使うことはあまりおすすめできません。
インフレータブルマットやエアーマットの断熱性がもの足りない時に組み合わせて使うのがおすすめです。
キャプテンスタッグからはS〜LLまでの4サイズが展開されています。
キャプテンスタッグ シルバーキャンピングマット〈S〉180×60cm
キャプテンスタッグ シルバーキャンピングマット〈M〉200×100cm
キャプテンスタッグ シルバーキャンピングマット〈L〉200×120cm
キャプテンスタッグ シルバーキャンピングマット〈LL〉200×150cm
持っていても損はなし!コスパ抜群のキャンプマット
いかがでしたか? クローズドセルマットはメインのキャンプマットとしても使用できるほか、季節やキャンプ場の地形によって他アイテムと併用することもできます。
またキャンプ以外の用途が多彩なことも非常に魅力的です。
キャプテンスタッグのEVAフォームマットはその中でもスペックとコストパフォーマンスの点で非常にバランスが良いので、1人1つ持っておいても損はないですよ!