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バックパックカリマーリッジ30

レディース向け登山リュック容量別12選!フィットするアイテム選び

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登山の快適性を左右するリュックサック、自分に合ったものを選べていますか?
この記事では、女性向けリュックの特徴から選び方のポイント、オススメアイテムまでわかりやすく紹介します!

tsuki

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tsuki

関東甲信越エリアを中心に、山歩きやキャンプを楽しむ、長野県出身の単独トレッキング女子。気になった山道具やキャンプギアは実際に使って試したい派。散財は多いが、知識もそれなり。一人旅や趣味諸々をyoutube「tsuki_trekking」にて発信中。

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tsukiのプロフィール

アイキャッチ画像出典:Instagram by @karrimor_japan

ユニセックスとレディース、何が違うの?

ドイター_リュックサック
出典:Instagram by @deuterjapan
登山リュックの多くは男女共用(ユニセックス / Unisex)です。どのアウトドアメーカーも、背負いやすさ、疲れにくさ、堅牢さなど、さまざまな点で工夫をこらした設計がされています。

しかしながら、微妙な体格差でリュックの合う合わないが問題になることもしばしば。では実際に、レディース用アイテムにはどのような違いがあるのでしょうか?

ずばり、背面長が違う!

カリマーリッジ30_背面長比較
出典:筆者撮影(石井スポーツ協力)
イギリス発祥のアウトドアブランド、karrimor(カリマー)のリュックサックを例に挙げましょう。

実際に筆者(女性/身長167cm/背面長44cm)がカリマーの主力シリーズの1つ「ridge(リッジ)」を背負ってみました。
左側が「ridge 30 Small」、右側が「ridge 30 Medium」です。
肘の位置に注目すると違いがわかりやすいかもしれません。

カリマーリッジ30背面長
出典:karrimor
背負い心地を大きく左右するのがズバリ背面長です。
男性と女性の骨格の違いや身長の違いを考え、ユーザーにジャストフィットするように、こちらのカリマーのモデルではSmall、Medium、Largeの3サイズを展開しています。
小柄な女性から大柄な男性まで幅広く対応できるようにサイズ設定が考えられているのです。

筆者はちょうどSmallとMediumの中間くらいでしたが、お店のスタッフさんのアドバイスと、実際の背負い心地、フィット感を総合的に判断してMediumがよさそうだという結論になりました。

身体にフィットする工夫が満載!

グレゴリーバックパックアンバー34
出典:GREGORY
一般的に、女性は男性よりも体型が華奢なため、女性向けのリュックもそれに合わせてやや小さめで、全体的に丸みを帯びた設計になっています。

ショルダーハーネスは胸元を圧迫しにくいように曲線状になっていたり、ウエストとヒップの差を考慮して、ヒップベルト(ウエストベルト)はやや角度がつけられていたりします。
ユニセックスモデル レディース(ウィメンズ)モデル
ショルダーハーネス 直線的 曲線的
ヒップベルト(ウエストベルト) 直線的 やや角度がある
各部ハーネス長さ 標準的 短め
わずかな差に思いますが、実際に見たり、背負ったりして比べてみると、その違いは明らかです。

マムート_Ducan Spine 28-35
出典:筆者撮影(石井スポーツ協力)
上の画像は、160年の歴史を持つスイスのアウトドアブランド・MAMMUT(マムート)のリュックで、ショルダーハーネスの構造の違いがとてもよくわかります。

リュック選びのポイントを押さえよう!

ドイター_フューチュラ
出典:Instagram by @deuterjapan
登山リュックは決して安くはないお買い物。リュック選びを失敗しないために、購入時に覚えていて欲しい、重要な3つのポイントがあります。しっかり押さえておきましょう!

①実際のフィット感で選ぶ

マムート_登山リュック
出典:筆者撮影(石井スポーツ協力)
ずばり背面長でフィット感が決まり、背負い心地の良し悪しにも直結します。

これから登山にチャレンジしたい方も、今のリュックがちょっと合わないと感じている方も、まずは自分の背面長を知るところから始めましょう!

人の背面長
出典:karrimor
画像のように、第七頸椎骨から腰骨の上部までが、背中の長さとされています。
実際に測ってもらいました。

登山リュック_背面長測定
出典:筆者撮影(石井スポーツ協力)
身長167cmの筆者は、背面長が44cmでした。メーカーによっては、レディースもユニセックスのモデルも背負うことができるそうです。
あくまでも個人差がありますので、お店に足を運んでプロにしっかり測ってもらいましょう。

 
 今回、撮影にご協力いただきました!
石井スポーツ_長谷川さんMAMMUT SPORTS GROUP JAPAN (マムートスポーツグループジャパン) スタッフ 長谷川さん   10代後半から始めたクライミングを皮切りに、登山、山スキー、沢登りなどを幅広く楽しむ、アウトドアのエキスパート。 日本のみならず、ヨセミテ国立公園(アメリカ)や龍洞(台湾)など海外遠征もおこなう。    

②機能と容量をチェック

登山リュック_容量
出典:karrimor
雨蓋やレインカバーの有無、荷物へのアクセスのしやすさ、収納力など、使い勝手のいい機能が備わっているか、チェックしてみましょう。

そしてリュックの容量ですが、決める決め手となるのは、日数、自炊の有無、シュラフやテントの有無といった山行スタイルです。

荷物の量やテント類をリュックに外付けするか否か、各々のパッキングスキルにもよりますが、容量とそれに対応できる日数をなんとなくでも把握しておくとよいでしょう。下記を参考にしてみてください。

 
容量 特徴 目安日数
20~25L 軽量でシンプルながら、基本的な機能が充実 日帰り
30~35L 日帰りから1泊程度の小屋泊まで対応し、一つ持っていると便利なサイズ感 日帰り~1泊2日
35~40L 1泊以上の泊まりを想定した登山向け 1泊2日~2泊3日
40~45L 小屋泊は勿論、荷物の少ないテント泊の登山にも使えるサイズ感 2泊3日~3泊4日
50~60L さまざまなシチュエーションに対応可能な大容量 3泊4日~
65~75L ヘビーユースにも耐えるハイスペックなモデル 3泊4日~

③気に入った見た目も大事

グレゴリー_ディバ70
出典:Instagram by @gregoryharajyuku
リュックの色や形はメーカーによって本当に多種多様です。 自分の気に入った見た目であることは、登山へのモチベーションアップにも少なからず繋がります。
フィット感、機能、容量を踏まえた上で、最後の最後は、デザインで選ぶのも良いでしょう。

女性向けアイテム、増えてます!

ミレー_リュック_ウイス
出典:Instagram by @millet_japan
昨今のアウトドアブームも手伝って、女性の登山者は年々増加しています。
それにともない、いままで男女兼用だったリュックにも女性の体型に合わせたアイテムが数多く展開されるようになりました!

女性がプロデュースする人気リュックサック

マーモット_四角 アメリカ生まれのアウトドアブランド、Marmot (マーモット)

「山スカート」を世に広めたことをきっかけに、“山ガールブーム”の火付け役となった、アウトドアスタイル・クリエイターの四角友里さんがマーモットからプロデュースしているリュックサックが人気を集めています!

 

登山リュック_Yamatabi30X-Pac こちらは、「マーモット【四角友里コラボレーション】Yamatabi 30 X-Pac / ヤマタビ30エックスパック」。
ハイドレーションポケット、ダブルフロントポケット、ポールトップポケット、サイドコンプレッションなどの多くの機能を搭載している他、女性ならではの視点で工夫が施されいます。

デサント公式サイト:Yamatabi 30 X-Pac販売ページ

有名ブランドから「ウィメンズ」アイテムが続々登場!

登山リュック_ウィメンズ
出典:筆者撮影(石井スポーツ協力)
マーモット以外にも、スイスのアウトドアブランド MAMMUT(マムート)やフランスのアウトドア用品メーカー Millet(ミレー)、カリフォルニア発のバックパックブランド Gregory(グレゴリー )、同じくカリフォルニアで誕生した OSPREY(オスプレー)などの有名ブランドがウィメンズアイテムを展開しています

実際にどのようなラインナップがあるのか見ていきましょう!

日帰り登山に最適!初心者さんにもオススメなリュック

ドイター_リュック_レディース
出典:Instagram by @deuterjapan
それほど容量は大きくなくていい、気軽に山歩きを楽しみたい。そんな方には、20L前後のリュックサックがオススメです。

荷物が多い方でなければ、日帰りの登山にはちょうどいいサイズ感でしょう。

ミレー 「【ウィメンズ】 スイウ 22」

「身軽で自由な旅を楽しむ女性のためのバックパック」というキャッチコピーで展開されているウイスシリーズの22Lタイプです。シンプルで洗練されたデザインながら、丈夫で使いやすい機能をしっかりと備えている点で評価が高いアイテム。何といってもうれしいのが、手の届きやすい価格設定です!

ミレー スイウ 22L

■重量:530g
■サイズ:W27×H43×D18cm
■容量:22L


マーモット 「【四角友里コラボレーション】 Yamatabi 15」

先ほど紹介した「マーモット【四角友里コラボレーション】Yamatabi 30 X-Pac / ヤマタビ30エックスパック」の15Lタイプ。見た目の可愛さからも人気が高く、売り切れてしまうこともしばしば。おしゃれな山ガールファッションにピッタリなアイテムです。

マーモット【四角友里コラボレーション】Yamatabi 15

■重量:約450g
■サイズ:W24.5×H48×D13cm
■容量:15L(13~23Lまで調整が可能)


ドイター 「フューチュラ 24 SL」

日帰りだけどちょっと行程が長めのデイハイクやトレッキングに適したリュックです。心地よい通気性をもたらす背面構造を採用しており、またしっかりしたヒップベルト(ウエストベルト)で荷物の重さを身体全体で支えられます。

ドイター フューチュラ 24 SL

■重量:1380g
■サイズ:W30×H58×D20cm
■容量:24L


ザ・ノース・フェイス 「テルス 25」

日帰りハイキングから、アクティブなスタイルの旅行、デイリーユースまで幅広く活躍してくれます。レインカバーやハイドレーションなども付いていおり、機能面でも安心。

テルス25

■重量:910g
■サイズ:W30×H50.5×D18cm
■容量:26L


テントや山小屋で過ごしたい!一泊以上の山登りの相棒

ミレーサースフェー 30+5 WOMENS
出典:Instagram by @millet_jp
必要な荷物がたっぷり入る容量、それでいて背負いやすくて疲れにくい人気リュックを厳選!
一つ持っていれば、さまざまな登山のシチュエーションに対応してくれる、万能のサイズです。

カリマー 「ridge 30 Small」

多様なトレッキングスタイルに対応するカリマーの定番中型リュックサック。基本構造はそのままに、マイナーチェンジやカラー変更を繰り返し、ユーザーの信頼に応え続けている、人気アイテムです。背面長はSmall、Medium、Largeの3サイズ展開ですので、自分に合ったものを選びましょう。

カリマー ridge 30 Small

■重量:1540g
■サイズ:W32×H65×D24cm
■容量:30L


マムート 「Ducan Spine 28-35 Women」

自然な歩行をサポートする特許技術、Active Spine Technologyを採用のしたサスペンションシステムが背面に搭載されており、背中とリュックの間にわずかな空間ができるのが特徴です。まるで荷物が浮いているような感覚、と言われる唯一無二の背負い心地。ロールアップ式で35Lまで拡張できるのも魅力です。

マムート Ducan Spine 28-35 Women

■重量:1290g
■サイズ:W28×H50×D12cm
■容量:28-35L


グレゴリー 「ジェイド33」

グレゴリーのウィメンズモデルの中でも人気のシリーズです。ワンサイズ大きい38Lと、少し小さい28Lもあります。通気性が高く調節可能で体に密着するフリーフロート・サスペンションを採用しており、まるでカスタマイズしたようなフィット感。山での見かける機会も多く、信頼の高さがうかがえます。

グレゴリー ジェイド33

■重量: 1230g(SM/MD)・1220g(XS/SM)
■サイズ:W31.1×H61×D24.1cm(SM/MD)・W31.1×H58.4×D24.1cm(XS/SM)
■容量:33L(SM/MD)・ 30L(XS/SM)


ミレー 「【ウィメンズ】 サースフェー 30+5」

お山初心者でも安心して使える、オールラウンドな特徴を備えたバックパック。女性身体にフィットしやすいようなフォルムで、ショルダーとヒップ部分にはクッション性の高いフォームが採用されており、長時間行動でも快適に歩けます。

【ウィメンズ】サースフェー 30+5

■重量:1450g
■サイズ:W27×H64×D17cm
■容量:30+5L


縦走向け大容量リュックは安心感が決め手!

グレゴリー_登山リュック
出典:Instagram by @gregoryjapan
持って行くものが限られるお山で、いかに荷物を厳選するか。
これは山登りをする人たちの永遠の課題かもしれませんね。
楽しみと同時にリスクが増す縦走では、持ち物の妥協もなるべくならしたくないところです。

決め手はやはり、安心感! 多くの登山者から信頼を勝ち得、ロングセラーとなっているアイテムを紹介します。

グレゴリー 「メイブン45」

テント場で見かける率が高く、荷物をコンパクトにまとめられる登山者さんにはオススメ。パッキング技術の問題もあるので、やや上級登山者さんたちが使われているイメージです。グレゴリーで縦走向けというと、バルトロとティバ(バルトロのレディースモデル)も人気が高く、名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。自分の荷物量を考慮し、最終決定してみましょう。

メイブン45

■重量: 1500g(SM/MD)・1470g(XS/SM )
■サイズ:W36×H72×D25.5cm(SM/MD)・W36×H67×D25.5cm(XS/SM )
■容量:45L(SM/MD)・42L(XS/SM )


カリマー 「cougar grace 45-60」

カリマー独自の背面調整システム〈サイズ アジャスト システム〉を標準装備しており、背負ったままでも調整ができ、シーンに応じてフィッティングを最適化できる高機能!小物類の収納に便利な大容量のサイドポケットは使い勝手抜群です。

cougar grace 45-60

■重量:2440g
■サイズ:W36×H71×D30cm
■容量:45-60L


オスプレー 「エーリエル 65」

耐久性と軽量さを両立させた女性用バックパックです。シンプルなデザインですが機能的で、1~3泊のテント山行から1週間程度の山小屋泊に対応可能。肩を包み込むようにフィットするショルダーベルトと、ワイヤーフレームを一体化したヒップベルトでぴったりフィットする設計になっています。

エーリエル65

■重量:2200g(XS/S)・2220g(M/L)
■サイズ:W40×H75×D28cm(XS/S)・W40×H80×D28cm(M/L)
■容量:62L(XS/S)・65L(M/L)


マムート 「Ducan Spine 50-60 Women」

先ほど紹介した「Ducan Spine 28-35 Women」のサイズ違い。倍のサイズ感ですが、均等に荷重を分散し、疲労を低減してくれるので、長い山行にもオススメです。歩きながらでもアクセスしやすいポケットや、パッキングのしやすさにも定評があります。

Ducan Spine 50-60 Women

■重量:1410g
■サイズ:W30×H55.5×D18.5cm
■容量:50-60L


相棒リュックと快適な登山を!

ドイター_リュック_エアコンタクト
出典:Instagram by @deuterjapan
女性向けアイテムが増えたことで選択肢の幅もぐっと広がりましたが、やはり、実際にお店に足を運び、フィッティングしてみることが大切。「こらから登山始めるよ!」という方は特にです!

ひとりひとり体格の違いがあり、サイズや快適さの感じ方もそれぞれ。

今のリュックがちょっと合わないかもと感じいる人も、一度背面長を測ってみるのはどうでしょうか?
女性男性それぞれの身体のつくりを考えられて設計されたアイテムを、ぜひ手に取ってみましょう。

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