キャンプでも家でも、焼き芋を手軽に作りたい!
寒い季節になると食べたくなる焼き芋。スーパーなどで購入するのもいいですが、どうせなら出来立てのアツアツ・ホクホクな焼き芋を美味しく食べたいところですよね。
しかし、手作りするとなると少し難しそうと感じる方も多いのでは? そこでこの記事ではキャンプでも自宅でも手軽に作れる方法をご紹介します!
高火力の焚き火で作る焼き芋は、短時間でできるのがポイント。時間がないキャンプでも、一度火さえおこせば後は中に入れるだけなので、ササッと作ることができますよ。
黒石とダッチオーブンを使って焼き上げる石焼き芋。少し時間はかかりますが、その分じっくり焼き上げられるため芋本来の甘味がグッと引き立つのがポイントです!
自宅でも手軽に焼き芋を作れるのが、炊飯器を使ったレシピ。お米を炊くのと同じ感覚でできるので「ちょっと小腹が空いたな」なんていうときのオヤツにもピッタリです!
というように作り方もいろいろありますが、焼き芋の味を左右するのがサツマイモの種類。美味しさをとことん追求したい方は、お芋選びからこだわってみましょう!
ねっとり派? ホクホク派?
焼き芋は調理法としてはシンプルですが、さつま芋の種類によって味や食感が変わるので、種類選びはこだわりたいところ。それぞれ食感や味わいが大きく違うため、種類別に食べ比べをしてみるのも楽しそうですね。
自分好みのさつま芋を見つけたら、いざ調理。冒頭でご紹介した3パターンの焼き芋の作り方をご紹介します!
所要時間約20分!焚き火で作る「基本の焼き芋」
まずは最もシンプルな焼き芋の作り方をご紹介。焚き火台以外にグリルの上でもできますが、薪や炭の中に置いて焼くことで短時間で焼き芋が出来上がりますよ!
(1)芋を洗い、水に浸したキッチンペーパーまたは新聞紙でくるくる巻く。焦げるのが心配な方は二重に巻くと◎
(2)焚き火台の中の方に焼き芋をそっと入れて、約20分待つ。薪や炭は芋に被せたり覆うように置き、しっかり火を通す
(3)グローブをつけて火ばさみを使って芋を取り出し、芋の中心をナイフや竹串で刺してスッと通ったら完成
寒い季節の外で食べるアツアツの焼き芋は、家で食べるよりも格段と美味しいのが不思議なところ。子どもと一緒に準備をしたり、ご夫婦やカップルで焼き芋を作ったりするのも、楽しみのひとつになるでしょう。
焚き火で作る焼き芋のおすすめアイテムはこちら!
焼き芋を焚き火で作る際、焚き火台選びも重要です。焼き芋を作るのに適した焚き火台は、作業しやすいよう地面からある程度高さがあるものが良いでしょう。さらに大きめの芋も置けるよう、火床も広いタイプが◎。アツアツの焼き芋を取り出すときに火傷しないよう、火ばさみとグローブは必須です。
ユニフレーム ファイアグリル
コールマン ファイアーディスク
スノーピーク 焚火台M
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ベアボーンズリビング オープンファイヤーグローブ
キャプテンスタッグ レザーグローブ
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ベルモント UL火ばさみ
スノーピーク 火ばさみ
所要時間約60分!ダッチオーブンで作る「石焼き芋」
次は、石の余熱効果でじっくり加熱して水分を飛ばして焼き芋にする、ダッチオーブンを使った方法。焚き火に入れて作るよりもじっくり時間をかけることで、甘味が強くなるのが特徴ですよ。
(1)ダッチオーブンの底全体に、なべ底から3cm程度石を敷き詰めて芋を置く。芋の上にも石をのせる
(2)洗った芋を並べて、焚き火かガスコンロでフタを少しずらした状態で60分ほど火にかけて完成
ホクホクした食感の中にもしっとりさと甘味が存分に感じられる本格的な石焼き芋。炭火だと火力が弱いので、しっかり水分を飛ばすには直火が◎。ダッチオーブンのフタはすべて閉めてしまうと水分が飛ばないので少しずらして加熱し、途中一度芋をひっくり返すと満遍なく火が通りますよ!
ダッチオーブンで作る石焼き芋におすすめのアイテムはこちら
大きめのさつま芋を使うのであれば、10インチ以上のダッチオーブンがおすすめ。グローブの他にリフターがあると熱々の蓋の開け閉めもスムーズですよ。
また、石は焼き芋用として販売されているものを選ぶと遠赤外線効果でふっくら美味しい焼き芋ができます。園芸用でも黒い石なら代用可能ですが、その場合は事前にしっかり洗って乾かしておくことが大切。石をならすためのスコップもあると便利です!
ロッジ キャストアイアン ロジック キャンプオーブン
ある程度大きなさつま芋にも対応するのが、ロッジのキャストアイアンロジックキャンプオーブンです。内径25.4cmあるため、大きなさつま芋にも◎!焼き芋以外にもいろいろ使えるので、キャンプ料理も幅が広がること間違いなしです。
コールマン ダッチオーブン
ダッチオーブンによくあるシーズニング作業。この面倒な手間が不要になったダッチオーブンが、コールマンのダッチオーブンです。リッドリフターと収納ケース付きなので、使いやすさ&持ち運びも楽チンですよ!
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ロゴス ダッチオーブン リフター
ダッチオーブンの蓋を開ける際に便利なのが、引っ掛けて使用するリフターです。ロゴスのダッチオーブンリフターは、熱を通さない木製グリップがポイントです。
ペトロマックス リッドリフター
ペトロマックスのダッチオーブン全てのサイズに対応可能なのが、リッドリフターです。蓋を持ち上げるのはもちろん、圧力を逃す際にも便利に使えます。
キャプテンスタッグ ミニスコップ
炭の追加はもちろん、灰の後片付けにもおすすめなのがキャプテンスタッグのミニスコップです。コンパクトサイズなので、収納にも困りません。
キャプテンスタッグ 焼きいも用石 3kg
キャプテンスタッグから石焼き芋用の石が販売されています。ダッチオーブンの中に敷き、その上にさつま芋を載せて調理すると、遠赤外線の効果でふっくらこんがりとできあがりますよ。焼き芋の他にもくりやじゃがいも、とうもろこしなどにも利用できます!
おうちで簡単!「炊飯器焼き芋」
キャンプでなくても焼き芋が食べたいという方は、炊飯器で作るのが便利。洗ってスイッチONの簡単調理なので楽チンに作ることができますよ!
(1)炊飯器に洗った芋を並べて置き、芋が半分浸かるくらい水を入れる
(2)通常の炊飯モードをON!
炊飯器で作る焼き芋は簡単に作ることができるため、小腹が空いたときなどにもピッタリ。おやつの時間に合わせてスイッチONしておくと良いですね!
キャンプでも自宅でもシーンに合わせた焼き芋作りを!
難しそうに感じる焼き芋作りですが、焚き火にINするだけ・ダッチオーブンを使って・炊飯器で……と意外に簡単調理ができちゃいます。寒い外で食べる焼き芋は、格段に美味しくホッコリとした気分に。キャンプはもちろんご自宅でも、気軽に焼き芋作りを始めてみませんか?