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ベルンのトレッキングパッド

ベルン「トレッキングパッド」をレビュー!1台3役の超便利ギアでした

ベルンの「トレッキングパッド」とは一体ナニモノ? ということで調べてみると、テーブル・風防・一枚板という一台三役の便利アイテムだと分かりました。

特にソロテーブル用途で考えると、圧倒的に小型かつ軽量! さっそく現物を入手して、筆者所有のキャンプ用ソロテーブルと比較してみました。

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目次

撮影・執筆:柳沢かつ吉 アイキャッチ画像出典:UNBY GENERAL GOODS STORE

知ってる?ミニテーブルの圧倒的ダークホース

出典:PIXTA

スタイルを問わず、キャンプの荷物を少しでも軽くしたいという方は多いのでは? 「いかに軽く、コンパクトにできるか」も、アイテム選びの楽しみの一つですよね。

出典:UNBY GENERAL GOODS STORE

そこでご紹介したいのが、VERNE(ベルン)というブランドの「トレッキングパッド」。軽い・薄い・簡単の三拍子を揃えた最強ULテーブルで、ソロキャンパーを中心に密かに人気のアイテムなんだとか。

ベルンの「トレッキングパッド」
出典:UNBY GENERAL GOODS STORE

なおかつ、3wayという使い勝手の良さも期待大! さっそく実物をレビューしてみて、「使える」という評判は本当なのかを検証してみました。

    VERNE(ベルン) トレッキングパッド

    サイズ314 x 212 x 85mm
    収納時サイズ 314 x 108 x 11.5mm
    重量230g
    材質アルミニウム

    これ、ソロテーブルの理想形かも!?比較で魅力を調査

    断トツで軽くて薄い

    トレッキングパッドの評判を見ていると、まず目に入るのが軽さと薄さ。「びっくりするほどコンパクト」という噂は誠なのか、筆者所有のSOTO「フィールドホッパー(L)」とロゴス「アルミロールテーブル」と比較してみます。

    各テーブル 薄さ

    厚さの比較(実測値)

    (左)トレッキングパッド:1.3cm
    (真ん中)フィールドホッパー(L):2.5cm
    (右)アルミロールテーブル:7cm

    3商品を側面から見ると、薄さは一目瞭然。他2つのギアもコンパクトなUL仕様ですが、トレッキングパッドは群を抜くぺったんこ具合。これがテーブルに展開するんですから驚きです。

    各テーブル 重量比較

    重さの比較(実測値)

    (左)トレッキングパッド:360g
    (真ん中)フィールドホッパー(L):1210g
    (右)アルミロールテーブル:930g

    お次は重さ。それぞれ天板の大きさが異なるので、単純な比較にはなりませんが、トレッキングパッドの軽さが際立ちます。

    プリプロピレン製のケースに収納した状態で、500gを切る軽量さは、ソロキャンパーにはうれしいサイズ感。

    各テーブル 収納状態

    収納時のサイズ比較(実測値)

    (左)トレッキングパッド:32.5cm×11.8cm×1.6cm
    (真ん中)フィールドホッパー(L):44cm×15cm×2.7cm
    (右)アルミロールテーブル:43cm×7cm×7.5cm

    収納時は他2つのテーブルと比べて二回りほど小さくなります。手に持った感じもトレッキングパッドのみ片手で握れるサイズでした。

    スッと出してパッと広がるのが、最高に楽~

    トレッキングパットが注目されている理由は、単純なスペックだけでありません。

    その珍しい構造がコアなキャンパーの目に止まったのです。百聞は一見にしかず、さっそく展開してみましょう。

    収納時はまるでカードケースのようなスタイリッシュさ。あえてハードケースにすることで余分なスペースがなくなり、テーブルがピッタリとハマるかっこよさがあります。

    ベルン トレッキングパッド

    付属ケースは蝶番で繋がっておらず、フタと底に分離する構造でした。開けるためにケースの隙間に指の爪を差し込む必要があり、最初は少し手こずるかもしれません。

    ベルン トレッキングパッド
    収納ケースから出したら、ぺったんこの板が出現。天板上面になる側を下にして広げると、脚部らしきパーツが折り畳まれていました。
    ベルン トレッキングパッド

    脚部分を持ち上げて、ススっと動かすと天板裏の窪みにカチッと入りました。
    ベルン トレッキングパッドそのまま裏返してみると….テーブルになっている! アルミ合金板で作られた薄い天板を、折り紙のような脚部がしっかりと支えています。

    ちなみに、ここまでの作業時間は10秒以下。こりゃ楽です!

    なんと!風防&一枚板にもなるらしい

    風防としてトレッキングパッドを使う
    「トレッキングパッド」は、テーブル以外の用途もある模様。試しにテーブルを縦に立てかけてみると、シングルバーナーにはちょうど良いサイズの風除けに。アルミ製なので、熱による破損も心配なさそうです。

    一方で、UL仕様であるがために風が強いと倒れてしまう危険性はありそう……。ペグを併用すると良いかもしれません。

    遮熱板・トレッキングパッド脚部分を広げれば、一枚板として面積を広げるのにも役立ちます。凹凸のある地面や地べたスタイルでギアを汚したくないときなどには便利ですね。

    ただ、バーナーとなると「熱い状態で置けるのか?」ということが気になりますよね。トレッキングパッド自体には耐熱性はないため高温のままで置くことはできません。そこで、耐熱性を求める方におすすめなのが、別売りの「カッティングパッド」

    まな板&耐熱ボードにもなるオプションのパッドが便利

    出典:Instagram by @verne_camping

    カッティングパッドは、トレッキングパッドの天板に取り付ける専用のまな板。これがあると、物を置いたり食材を切るなどのちょっとした作業が格段に楽になるんです。全面設置はもちろん、もう半分を裏返せばお皿としても使えて超便利!

    しかも-20~150℃まで対応と耐熱性もあるので、バーナーやクッカーなど熱い物を置くことが多い方は、このパッドも持っておくのがおすすめです。

      VERNE(ベルン) カッティングパッド

      サイズL325×W224×H8mm
      収納時サイズL325×W112×H16mm
      材質耐熱性ポリウレタン(耐熱温度 -20℃~150℃)

      それにしても…こんな薄いのに強度があるのは何故?

      薄さと凹凸が分かるアップ写真軽さと薄さを追求しながらもソロテーブルとしての強度を保っている秘密は、素材と構造にあり。トレッキングパッドの素材には、A5052というマグネシウムを含んだ軽くて強いアルミ合金が使用されています。

      さらに金属板に意図的に凹凸をつけ、強度を増すための加工も施されているようです。
      スキレットを載せようとするカット耐荷重に関しては明確な表記がないものの、おそらく3kg〜4kg程度。ソロで使う分のクッカーやバーナーを置いても、たわみはまったくありませんでした。

      ただ、大きなダッヂオーブンやスキレットを載せるのはやめておいたほうが良さそう。あくまでソロ用としての使用がおすすめです。

      どれくらい物が置ける?使用感をチェックしてみた

      各テーブル 天板面積
      「軽い・薄い・簡単」の三拍子を揃っていることが分かった「トレッキングパッド」。最後に、実際の使用イメージを掴んでおきましょう。

      ボウルとお皿とシェラカップを乗せて、3つを比べる
      直径15.6cmのボウルと直径16.4cmのお皿とシェラカップを載せてみます。トレッキングパッドにはボウル1個、お皿1枚、シェラカップ1個を載せることができました。

      他のテーブルと比べるとやはり天板面積は小さいですが、ソロということを考えれば十分ではないでしょうか。
      天板下にガスカートリッジを置く。3つのテーブルで3枚合成
      トレッキングパッドの地面から天板下までの高さは、約8.3cm。250gOD缶が入るフィールドホッパーLやアルミロールテーブルと比べると低く見えますが、それでもCB缶と110gOD缶は収納できました

      新たなソロテーブルの候補にしてみては?

      手前にトレッキングパッド、後にアルミロールテーブルとフィールドホッパー今回は、VERNEの「トレッキングパッド」をレビューしていきました。

      洗練されたデザインと独特の機構による軽量性は非常に魅力的。「なかなか理想のソロテーブルに巡り会えない」と思っている方には、ぜひチェックしてほしいアイテムです!

        VERNE(ベルン) トレッキングパッド

        サイズ314 x 212 x 85mm
        収納時サイズ 314 x 108 x 11.5mm
        重量230g
        材質アルミニウム

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