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この見た目で耐熱にもなるって…!?たった48gのコレが、色々常識破りだった

キャンプはもちろん、日々のピクニックやデイキャンプでも出番の多いミニテーブル。でも“ミニ”なわりにしっかり重かったり、気軽に置けない物もあったり……。

そんな、人によっては感じているかもしれないミニテーブルにまつわるちょっとした残念を解消できるアイテムを発見!FIELD RECORD(フィールドレコード)の超軽量テーブル「FR-ULT(ウルトラライトテーブル)」のご紹介です。

目次

アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

ミニテーブルの「ちょっと惜しいところ」

アウトドア用のミニテーブル
出典:PIXTA

ソロや自転車キャンプなど、軽量スタイルでのアウトドアに役立つミニテーブル。ひとつあると何かと便利ですが、軽さ優先で選ぶと不安定だったり、逆に安定感を求めると300g以上の少し重たい物しかなかったり……。

携行性と使い勝手の“良いところ取り”ができる絶妙なミニテーブルって、なかなか見つからないんですよね。

たった48g!しかも“耐熱”仕様だと…?

FIELD RECORDのFR-ULT

そこで見つけたのが、FIELD RECORDの「FR-ULT」。重量48gと、史上最軽量のミニーブルなのでは!? というほど軽いアイテムなんです。

FIELD RECORDのFR-ULT

ぶら下げるとそよ風になびいてしまうほどですが、どんなアイテムなのか? 本当に使えるのか? 詳しく見ていきましょう!

「FR-ULT」って、こんなアイテム

1|重さは実測で48g

FIELD RECORDのFR-ULT

重量を実測してみたところ、重量は48gでした。これまで様々なミニテーブルを手にしてきた私からすると100gを切るだけでも凄く軽いという感覚なのですが、50gを切る物はかなり珍しい

FIELD RECORDのFR-ULT

軽さの秘密は、ポリプロピレン製であること。アウトドアではコーヒードリッパーやマグカップなどの入れ物で使用されるおなじみの材質ですが、このテーブルにおいても軽量化に大きく貢献しているようです。

ちなみに大きさは21×29×7cm。後ほど一般的なミニテーブルと並べて、サイズ感をチェックしていきます。

2|付属のエアロゲル製マットを取り付ければ、耐熱仕様に!

FIELD RECORDのFR-ULT
FIELD RECORDのFR-ULT

材質がポリプロピレンなので、熱いフライパンなどをそのまま置くと当然溶けてしまいます。そこで注目なのが、技アリな付属品「FR-APM」! エアロゲル製の耐熱マットで、これを敷くことで熱いマグカップなどを置いてもテーブルを熱ダメージから保護できるようになっているんです。

3|暗闇で反射するから、夜間も使いやすい

FIELD RECORDのFR-ULT

テーブルのサイドに位置するダイニーマ芯リフレクティブガイラインは暗闇で反射してくれるので、夜でもテーブルの在り処が分かりやすく安心。誤って蹴飛ばしたり、踏みつけたりするリスクも軽減してくれます。

組み立てて使ってみた

組み立ては、まるで折り紙のよう

留められているマジックテープを外して開き、テーブルの折り目を曲げつつコードストッパーを使ってコードを絞っていきます。

テーブルの脚の部分の折り目を調節するのですが、このときコードと折り目を何回か交互に調節していくと綺麗に組み立てられますよ。

FIELD RECORDのFR-ULT

組み立てには少々時間がかかるかな? と思ったものの、たった1分で完成。計算しつくされたような美しいビジュアルにさっそく見とれてしまいました。う~ん、これは早く使いたい!

と、その前にサイズ感がイメージしやすいよう他のミニテーブルと並べてみましょう。

天板サイズは、よくあるミニテーブル級

FIELD RECORDのFR-ULTとその他テーブルのサイズを比較

私が持っている3つのコンパクトテーブルと天板サイズを比較してみると、“ミニマムなテーブルよりは少し大きいミニテーブル”だということがわかりました。

FIELD RECORDのFR-ULTとその他テーブルのサイズを比較

とくに一番右の「factory-b LEVEL」と比較すると天板サイズはあまり変わらないものの、「FR-ULT」の方が高い分安定感があります

素材感やガイラインが使われているスタイリッシュさもポイント高し。サイトに置いたときの雰囲気にもこだわって小物を選びたい方には、この点は結構重要ではないでしょうか。

小皿とカップ2つが余裕で置けた

FIELD RECORDのFR-ULT

コンパクトとは言えマグカップや食料、カトラリーは問題なく置けました。可愛らしいサイズ感ですが、これまで使っていたミニテーブルと同じように使えるので特に問題はナシ。

それに加えて高さが7cmと比較的高いので、地面とのクリアランスの大きさから少し高級感すら感じました。

これはビックリ!安定性がかなり良い…

FIELD RECORDのFR-ULT

このテーブルを見て「本当に潰れないの?」と思う方もいるのではないでしょうか。かくいう私もちょっと心配だったのですが、色々置いてみたところ潰れる気配はまるでありませんでした

逆に予想以上に「しっかりしてるな~」と感じたのですが、それもそのはず耐荷重はなんと4kg! 天板一体型の4本脚がしっかり地面を掴んでくれる構造も相まって、50g以下のミニテーブルとは思えないほどの安定感が感じられました。

背の高いアイテムを置いてもグラつかない

FIELD RECORDのFR-ULT

不安定な地盤でもしっかり安定してくれるので、タンブラーなど縦長のアイテムを置いてコーヒーを淹れることも難なくできました。

これなら、ガスバーナーをテーブル上で使うといったちょっとデリケートな作業も、耐熱マットを敷けばできそうです。

さっそく愛用中!オリジナルの使い方

バックパックの背面に「スッ…」と収納できる

FIELD RECORDのFR-ULT

専用の収納袋は無いのですが、畳んだ状態でバックパックの背面に収納しておくことができました。それなりの大きさがあるミニテーブルを、こんな風に持ち歩けるのは画期的!

FIELD RECORDのFR-ULT

ちなみに収納状態が少し凹凸するのが気になる方は、クリアファイルなどで挟んでバックパックに入れると良さそうです。

ステッカーチューンでオリジナルテーブルに!

FIELD RECORDのFR-ULT

天板だけでなく側面も細工したくなる構造なので、アレンジのしがいがある「FR-ULT」。そのままでもカッコいいんですが、お気に入りのステッカーを貼って自分だけのテーブルにアレンジするのもまた良し! 彩ることで愛着を持たせられるのも、こういうミニテーブルの醍醐味ですよね。

「FR-ULT」を使う上での注意点

アルコールストーブや鉄板はNG

FIELD RECORDのFR-ULT

「FR-ULT」は、熱に関してはULテーブルの中では定番のプラダン(=プラスチックダンボール)テーブルよりデリケート。というのも友人が「FR-ULT」の上でアルコールストーブを使用した結果、マットが溶けてしまったようです。

付属のFR-APM耐熱シートを敷いたとしても、テーブル上でのアルコールストーブの使用はNGとメーカーも明示しています。100℃以上で熱した鉄板やフライパンなど、長時間高熱を持つ物は置けないということを覚えておきましょう。

マットなしで置く場合は、冷めているか確認を

FIELD RECORDのFR-ULT

湯煎してまだ熱を持っているクッカーを置くような場合は、冷めているか確認するか耐熱シートを敷きましょう。

また、テーブルの使用自体に限らず、焚き火の火の粉も要注意。じつはあまり気にせず近くで焚き火をしていたところ、火の粉が飛んで少し溶けてしまった部分が……。耐熱にできる便利なテーブルゆえ、このあたりは少し注意する必要があります。

風で飛ばされないよう工夫したい

FIELD RECORDのFR-ULT

これは軽いテーブルの宿命ですが……強い風が吹くと飛ばされてしまいます。強風時は、放置は厳禁。必ず何か物を上に置いておく必要があります。特に、風速5m/sを越えてきたら要注意です!

できるだけ持って行きたい!超軽量ミニテーブル

FIELD RECORDのFR-ULT

とてもかっこいいテーブルなので、なるべく持って行たいと思わせてくれる反面、耐熱面や軽さゆえ少しクセのあるULらしいテーブルでした。とは言え何せ50gを切る軽さは魅力的! 今後のULキャンプにはケースバイケースで上手く取り入れていく予定です。

FIELD RECORD「FR-ULT」について詳しくはこちら

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