これで980円？ワークマンの耐熱テーブルを全種類試してみた！気になる疑惑の真相はいかに…

ワークマン新作ギアのダークホース知ってる？

2022年2月、本格的にキャンプギアの展開を開始したワークマン。発売から約1ヵ月、売り切れアイテムが続出しています。

コスパと機能に優れたテントやシュラフが大きな注目を集める一方、「これは使える！」と噂のダークホース的な新作ギアがあるんです。

【980円〜】最強コスパの耐熱テーブル

それがこちらの「耐熱テーブル」シリーズ。

小さく折り畳めて、かつ耐熱仕様のこのテーブル、最安モデルはなんと980円！

ワークマンらしいリーズナブルプライスと堅牢設計で、これから道具を揃える初心者のみならず、キャンプ上級者からも注目され、すでに多くのレビュー対象になっています。

ただし、評価が高い一方で、「耐熱仕様とは矛盾した注意書きがある！」といった困惑の声もちらほら。

そこで今回は、「耐熱テーブル」の全モデルをレビューすると同時に、購入者が抱える疑問点をワークマンにぶつけてみました！

まずは各モデルを細かくチェック！

今回紹介するテーブルは上記の3種類。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

最強コスパと軽量性「耐熱アルミテーブル」

最初に紹介する「耐熱アルミテーブル」は、とにかく軽量でコンパクトなところが最大の特徴。

ブラック・ネイビー・ブラウンの通常カラーに加え、限定モデルのカフェオレカラーバージョンもあります。

手のひらとほぼ同じぐらいの収納サイズで、バックパックにもラクラク収まります。徒歩や自転車、バイクなど、車以外の交通手段の方におすすめなコンパクトさです。

パタパタと広げるだけで簡単に設置可能。コンパクトな割に、耐荷重は10kgと強度もしっかり。

使用時の天板サイズは35.2cm×21.4cm。シェラカップやタンブラーなどを載せてサイドテーブルとして使ったり、インナーテント内での小物置きとしても良さそうです。

耐熱アルミテーブルの詳細はこちら

ローチェアと相性が良い「耐熱フィールドテーブル」

続いては、ローチェアと相性が良い「耐熱フィールドテーブル」。

ソロテーブルとして使いやすい高さで、シェラカップやプレート、カップなどを載せてちょうど良いサイズ感。カラーはブラック・ネイビー・グレーの3色。

こちらが天板と脚部のパーツ。一体型のフレームと3枚のアルミ天板のみと、シンプルな構成ですね。実際に組み立ててみましょう。

おなじみのショックコードで繋がれたポールを差し込んでいくだけの簡単設計なので、初心者でも容易に組み立てられます。

また、骨組みは丸ではなく四角型と珍しい構造。これにより、運搬性と収納性が向上しています。

脚部のフレーム部分ができあがりました。ここまで約30秒ほど。

あとは、天板を載せるためのポールを取り付けて、3枚の天板を載せていけば完成！　1分ほどであっという間に出来上がってしまいました。

テーブルの耐荷重は約15kg。重い鍋などでも載せることができます。ただ、アルミの天板自体はそこまで強度が高くなく、無理な力が加わると歪んでしまうのでご注意ください。

ちなみに仮に歪んでしまっても、多少であればペンチなどで挟んで戻せます。

耐熱フィールドテーブルの詳細はこちら

グループ使用にもってこい「ワイド耐熱フィールドテーブル」

最後は、「耐熱フィールドテーブル」よりひと回り大きい「”ワイド”耐熱フィールドテーブル」。

こちらはウェブ限定販売の商品で、カラバリはカーキとブラウンのアウトドアテイストな2色。

基本的な組み立て方法は、耐熱フィールドテーブルと同じですが、サイズが大きいので天板は6枚。耐荷重は同様の15kgまでです。

1人だとわりと余裕があり、数人でも充分使えそうな大きさです。

耐熱フィールドテーブルよりも15cmも高く、ローチェアだとちょっと高く感じました。テーブルは高さが変わると他のギアとの相性にも関わるので、その点は選ぶ際に注意が必要です。

ワイド耐熱フィールドテーブルの詳細はこちら

注意書きの真相はいかに……

レビューのために触っていてやっぱり気になったのが、こちらの注意書き。耐熱仕様のテーブルのはずがよく見ると、「加熱した鍋や湯沸かし等を置かないでください」とのこと。

どういうことなのでしょう？　ワークマンに聞いてみました。