ホームセンターがアツイ!コスパ◎二次燃焼する焚き火台DCM「ヘキサファイアピット」を徹底レビュー | 2ページ目
2
「ヘキサファイアピット」のセット内容、組み立て方は?
「ヘキサファイアピット」基本スペック
使用サイズ:幅43cm×奥行38cm×高さ28cm
収納サイズ:約幅29×奥行き27×高さ12cm
重量:約2.3kg
材質:(本体パネル、底板、ロストル)ステンレス鋼
(収納バッグ)ポリエステル100%
セット内容:本体、専用収納バッグ
想像以上にコンパクトな収納サイズ

ヘキサファイアピットには、収納ケースが付属しています。実際に持ってみて感じたのは「思ったより軽い」ということ。
6面構造のゴツい見た目から「それなりに重いのかな」と思っていたのですが、重量は2.3kg。片手でヒョイっと持てる軽さです。
さらに分解できるため、収納サイズ(約幅29×奥行き27×高さ12cm)とコンパクト! 車への積み込みも負担になりません。荷物が嵩張りがちなファミリーキャンパーにも優しいサイズ感です。
およそ1分で完成!組み立て方法

収納ケースを開けると、8つのパーツが入っていました。一つ一つのパーツは小さく、取り扱いやすいサイズ。

一見パーツの多さに戸惑ってしまいますが、思ったより簡単!
まず側面になる6つのパーツを組み上げていきます。この6つは、どれも同じ形状なので組み立ての順番を悩まなくてOK。工具などは不要、手でスライドさせて噛み合わせるだけです。

側面パーツを全て繋げたら、立ち上げて端と端を合わせて筒状に。

最後もスライドして噛み合わせるだけ。ヘキサの名前通り、六角形の側面ができあがりました。ここまでの所要時間は2〜30秒程度。

続いて、灰受けとなる皿状のパーツを、底の部分に置きます。これが無いと、熱い炭や灰が直接地面に落ちてしまうので、忘れないように気をつけましょう。

最後に火床を中段あたりにセット。かかっても1分程度、あっという間に完成! 軽くて手順も簡単、誰でも手軽に組み立てられる親切設計です。

使用サイズは、幅43cm×奥行38cm×高さ28cmでラクに抱えて持ち運べるサイズ。組み立てた後でも、場所の移動など簡単にできます。
実際に「ヘキサファイアピット」に火入れしてみよう!

さあいよいよ、火入れのときがやってきました! 細かい枝を入れて、着火剤を使って焚き火スタート。
壁面の高さがあるため、細かい枝や燃え落ちた灰が周りに落ちにくく安心ですね。
火起こしがとてもラク

徐々に枝に火が移り、炎が大きくなってきました。火床の大きめの穴から上昇気流が吹き出しているおかげで火の周りが良く、勢いよく燃え広がっていきます。
一旦炎が安定すると、火吹き棒で吹いたりする必要も無くしっかりと燃焼。この燃焼力は二次燃焼ならでは。
煙が苦手な人にもオススメ

さらに二次燃焼の焚き火台と言えば、気になるのが煙の量。煙の原因となるガスを燃やしきることで煙の量を抑えられるのが、二次燃焼焚き火台の特徴です。
結果はと言いますと、写真を撮るために度々近くによりましたが、煙があまり出ていないおかげでむせることがありませんでした。これなら煙の臭いが苦手で焚き火があんまり……、という方でも気にならずに焚き火を楽しめそうです!
ただ薪が焚き火台からはみ出してしまうと、そこからは煙が出てしまいます。焚き火台の中に収まるように薪を投入しましょう。

時折、側面にある空気穴から二次燃焼特有の炎が吹き出す様子も見ることができ、見た目的にも楽しめます。強めの火力なので、通常の焚き火台より暖かく感じました。
調理もできる……けど、火加減の調整は難しい

側面の縁のところはそこそこ強度があり、ロストルや網などを置いて、ケトルでお湯を沸かしたり、食材を焼いたりもできます。
ただ、重いものだと縁の鉄板が曲がってしまう恐れがあるので、ダッチオーブンのような重量物は様子を見ながらにしておきましょう。

火力は、二時燃焼ゆえに火加減の調整は難しいので、食材を焦がしてしまわないよう、こまめにチェックしながら調理することをオススメします。
後片付けに!気になる燃え残りは?
関連記事