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ディープフリーズ 8L ジッパーレス ハードボディクーラー

コストコで超人気!?ソロキャンプに絶対活躍するソフトクーラーを徹底レビュー!

夏場のキャンプでは、クーラーはマストアイテムのひとつ! 各社から様々なものが発売されていますが、今回はコストコでも購入できる注目のギアをご紹介。保冷性に優れているだけでなく、非常に便利なポイントもありました。徹底レビューした結果をぜひご覧ください。

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目次

コストコで超人気というソフトクーラーを購入

タイタン「ディープフリーズ 8L ジッパーレス ハードボディクーラー」

暑い日のマストアイテムといえば「クーラーボックス」。ドリンクを冷やすだけでなく、食材やナマモノを腐らせない安全面の役割もあるので、春夏シーズンには用意しておきたいもの。

近年では技術の進歩で、ハードタイプに負けない保冷性能を持ったソフトクーラーも多数登場してきました。折り畳めないハードタイプに比べて収納性や携行性が高いソフトタイプは、まさに今人気のアイテム!

コストコ店舗

出典:Instagram by@Costco

今回は、その中でも気になる「コストコで買えるハイスペックなソフトクーラー」を発見! さっそく購入してみたので徹底レビューしてみます。

アメリカの定番ブランド「タイタン」とは

タイタンのロゴタイタンは、アメリカのカリフォルニア・イノベーションズという会社が取り扱うクーラーブランド。日本ではあまり馴染みがありませんが、ソフトクーラー市場では世界トップシェアを誇ります。

国内では取扱店がそう多くはありませんが、身近なところではコストコで販売されており、そういう意味ではとても購入しやすいクーラーです。

タイタン「ディープフリーズ 8L ジッパーレス ハードボディクーラー」

今回紹介する「ディープフリーズ 8L ジッパーレス ハードボディクーラー」は、8Lの容量のソフトクーラー。

タイタン ディープフリーズ 8L(16缶)

 

●メイン素材:300Dポリエステル ●本体サイズ: ・外寸:31.1cm(W) x 20.3cm(D) x 31.1cm(H) ・内寸:24.9cm(W) x 12.1cm(D) x 26.0cm(H) ●重量:1.01kg ●容量:約8リットル(350ml×16缶)

ディープフリーズ 8L ジッパーレス ハードボディクーラーのカラーバリエーション

出典:楽天

フロントと両サイドにポケットを装備し、ショルダーストラップで持ち運ぶシンプルなデザインです。

これは人気が高いわけだ……!その理由を解説

なぜ、このタイタンのソフトクーラーが人気なのか、その理由を4つご紹介します!

特徴1:ファスナーが無い!?革新的なフタ

コールドロック

このクーラーは、ファスナーが無い「コールドロック」という構造を採用。フタに付いているつまみに指を通し、上に引き上げれば簡単に開く仕様になっています。

フタを開けたディープフリーズ 8L ジッパーレス ハードボディクーラー

一般的なソフトクーラーのフタは、両手を使ってファスナーで開閉しますが、コールドロックであれば、片手でフタを開けて中のものを取り出せます。

「ファスナーでフタをしっかり閉めないと、冷気が外に漏れるのでは?」と心配する人もいるかもしれませんが、心配ご無用! 内側のオレンジ部がしっかりと密閉するので、簡単に冷気を外へ逃しません。

ではこのオレンジ部のものは一体何なのでしょうか? 次の特徴2でご紹介します。

特徴2:取り出し可能なライナー

内箱を取り出した様子

第2の特徴が、ハードボディライナーという容器が内蔵されていること。取り外し可能な内箱が入っている構造は珍しいですよね。

これにより外からの強い衝撃から中身を守ると同時に、フタにくっついているライナーとの噛み合わせでしっかり密閉してくれます。

内箱を洗っている様子

取り外しが可能なので、キャンプで汁物や結露がたまっても水でササッと洗い落とすことができるんです。「洗いやすい」ということは衛生面の安心さにも繋がります。

スマートシェルフを取り付けた様子

さらにスマートシェルフという仕切り板も付属。上と下とで収納を分けたり、外してドリンクをたっぷり入れたりと使い分けができるんです。

特徴3:完全防水&防汚の外装

ディープフリーズ 8L ジッパーレス ハードボディクーラーの外装

そしてこのソフトクーラー「ディープフリーズ」の外装は、ライノテックという独自素材を採用。リップストップのような格子状の生地になっており、これがキャンプに最適な生地なんです。

泥を塗っている様子

なぜ最適なのか、その理由は2つの実験結果をご覧ください。

まずは泥を満遍なく塗りたくってみました。普段ではありえないシチュエーションですが、今回は極端に汚してみて、しっかり取れるかどうかみていきます。

雑巾で拭いている様子

泥を塗った後に、雑巾で取れるかチェック。……4回拭いただけで画像のようにきれいになりました! 思った以上の効果です。

シャワーをかけている様子

次に台風レベルを想定した強力なシャワーを浴びせてみました。ここまでやったら、さすがに中に水が入るでしょう。と思ったら…。

水を弾いている様子

水をしっかり弾いています! コールドロックの密閉したフタも役立ち、本体の中には水はまったく入りませんでした。

フロントポケットを開けた様子

ただし、フロントポケットには水が入ってしまいました……。こちらには止水ファスナーや密閉する機能が備わっていないため、ポケットに入れる物は電子系や紙類といった濡れてはいけない物は避けるようにしましょう。

とはいえ、泥や水が付着しても中のしっかり守ってくれる素材には脱帽しました。

特徴4:「5層構造」の断熱材

5層構造

クーラーボックスですから、やはり保冷性能は重要なポイント。

このクーラー「ディープフリーズ」には、前述した外側からライノテック、ラディアント ヒート バリアー、ディープ フリーズ、ハイパフォーマンス インシュレーション、サーマフレクト リフレクティブ バリアーの5層を採用。……難解なワードが並びましたが、とにかくたくさんの断熱素材を幾重にも重ねた結果、最大2日間も氷が溶けないそうです(メーカー調べ)。

内側のサーマフレクト リフレクティブ バリアー

一番内側のサーマフレクト リフレクティブ バリアーは、光沢のあるツルッとした素材で、結露などでクーラーの中に水がたまっても、外へ滲み出ないようになっています。

側面に厚みを持たせる代わりに保冷機能を持つ生地を5枚敷くことで、容量8Lで重量は1.01kgと軽量化を実現。保冷性と軽さを両立した理想のクーラーなのです。

8Lサイズの容量をチェック

缶を8本収納した様子

まずは中に缶を入れてみました。350ml缶を縦に入れると、1面8本が入り、全部で16本がぴったり入りました。ただし、16本入れると仕切り棚のスマートシェルフが入らないのでご注意を。

スマートシェルフの上に缶を横にして4本収納している様子

缶を横に入れると、1面4本がちょうど入りました。収納具合を見て、たとえばスマートシェルフの上に4本を入れるのもいいでしょう。

ソロキャンプなら、サッとフタを開けてすぐにビールが取り出せるのは便利!

海外のパッケージの写真

ちなみに、海外のパッケージを見ると下にドリンク類を入れ、その上に保冷剤を敷き、スマートシェルフで仕切ってから食材を入れています。

無数の穴は、ものを仕切っていながらも冷気を満遍なく行き渡らせる効果があるみたいです。よく考えられていますね。

持ち運びやすさも考えられています

ショルダーストラップ

さらに、持ち運ぶ際には付属のショルダーストラップを使用します。バックセイバーと名付けられたこちらは、滑りにくいラバー素材を採用。

ショルダーストラップを肩に掛けている様子

アウターでもTシャツでもしっかりと掴み、ズレにくくなっていました。また、人間工学に基づいた設計で、中に荷物を入れても身体を傾けずに安定して持ち運ぶことができます。筋肉の負担を軽減し、疲れにくくしているのが魅力です。

タイタン ディープフリーズ 8L(16缶)

 

●メイン素材:300Dポリエステル ●本体サイズ: ・外寸:31.1cm(W) x 20.3cm(D) x 31.1cm(H) ・内寸:24.9cm(W) x 12.1cm(D) x 26.0cm(H) ●重量:1.01kg ●容量:約8リットル(350ml×16缶)

使ってみて唯一気になったところ

最後に、半年以上使ってみて唯一気になった点をご報告します。

2Lのペットボトルを収納している様子

350ml缶を16本入れることがわかりましたが、2Lペットボトルはいかがでしょうか。残念なことに、2Lペットボトルは縦にも横にも入れられませんでした。斜めに入れることはできましたが、デッドスペースが多く生まれ、ややもったいない印象。

2Lペットボトルを冷やしたい人は、8Lサイズではない別のサイズを用意したほうがいいでしょう。

タイタン ディープフリーズ 16L(30缶)

●メイン素材:300Dポリエステル ●本体サイズ: ・外寸:41.9cm(W) x 27.9cm(D) x 32.4cm(H) ・内寸:32.4cm(W) x 19.3cm(D) x 26.0cm(H) ●重量:1.53kg ●容量:約16リットル 350ml×30缶

タイタン ディープフリーズ 20L(40缶)

 

●メイン素材:300Dポリエステル ●本体サイズ: ・外寸:37.5cm(W) x 30.8cm(D) x 36.8cm(H) ・内寸:28.0cm(W) x 22.2cm(D) x 30.4cm(H) ●重量:1.85kg ●容量:約20リットル 350ml×40缶

タイタン ディープフリーズ 25L(48缶)

 

●メイン素材:300Dポリエステル ●本体サイズ: ・外寸:50.8cm(W) x 33.0cm(D) x 31.8cm(H) ・内寸:41.9cm(W) x 22.9cm(D) x 26.0cm(H) ●重量:1.90kg ●容量:約25リットル 350ml×48缶

タイタン ディープフリーズ 40L(60缶)

 

●メイン素材:300Dポリエステル ●本体サイズ: ・外寸:37.5cm(W) x 39.4cm(D) x 48.3cm(H) ・内寸:33.7cm(W) x 30.5cm(D) x 37.5cm(H) ・折りたたみ時:37.5cm(W) x 17.2cm(D) x 49.5cm(H) ●重量:3.17kg ●耐荷重量:45.4kg ●容量:約40リットル 350ml×50+10缶

保冷時間を最大限伸ばす3つの方法

最後に、クーラーを使う際に便利な方法を3つ紹介します。

その1. 直射日光を避ける

直射日光を避ける

キャンプ場のサイトによっては、木々がなく直射日光を浴びる場所があります。日に当たれば氷が溶けるように、クーラーも日に当たると保冷性が損なわれることがあります。

日向を避け、日陰にクーラーを置くようにしましょう。

その2. 地面から離して置く

地面から離して置く

地面は日光をたっぷり浴びて暑い状態になっているのがほとんど。そこにクーラーをじかに置くと、底面が温まりクーラーの保冷性が損なわれてしまいます。

スタンドやスツールなど、地面から遠ざけるものの上に置くようにしましょう。

その3. 食事の順番を意識して材料を敷き詰める

食事の順番を意識して材料を敷き詰める

例えば一泊二日のキャンプなら、上から順に2日目の朝食、1日目の夕食、1日目の昼食という順番に入れていきます。上から取り出しやすい順に入れていけば、あっちにこっちにと手探りする必要がなくなり、無駄にクーラーボックスを開ける時間と回数を節約することができますよね。

画像のように、最初に凍らせた水のペットボトルを入れておき、保冷剤代わりに使うのも◎。

ディープフリーズ 8L ジッパーレス ハードボディクーラーと保冷シート

そして食材を入れたらその上に保冷シートを敷き、最後にすぐに飲むドリンク類を入れれば完成!

ドリンクは取り出す回数がもっとも多いので、上へ入れておくと取り出しが楽になります。ぜひ参考にしてみてください。

その他、クーラーボックスの保冷力を伸ばすテクニック集はこちら

キャンパーが実践しているクーラーボックスの活用術、目からウロコのテクニックも多数あるはずです!

タイタンのソフトクーラーは超優秀でした!

ディープフリーズ 8L ジッパーレス ハードボディクーラー

ソフトクーラーは各社から様々なものが発売されていますが、タイタンの「ディープフリーズ 8L」は保冷性と軽さに加え、持ち運びのしやすさも追求した逸品。

これからキャンプをする人や、クーラーの買い替えを検討している人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

動画でもチェックしよう!