アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者
“鉄板”だけど、汁物までイケる!
鉄板といえば、ステーキや野菜を焼いたり、焼きそばを炒めたりするときに使う調理アイテムですよね。
しかーし! 絶妙な深さで汁物までイケるという鉄板をミニマルワークスで発見! その名も「グリルパン オー」。
この鉄板があれば鍋いらず!? とかなり気になったので、グリルパン オーの特長をご紹介しつつ、実際に汁物を調理していきます。
お肉もおいしく焼けるのか実践しているので、最後まで注目してみてください!
ミニマルワークス グリルパンO
サイズ | 373 x 30mm |
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材質 | スチール、ステンレススチール |
重量 | 2.7kg |
「グリルパン オー」の注目ポイント4つ
まずは実際に調理する前に、グリルパン オーの特長を4つご紹介していきます。
ポイント1:絶妙な深さで、ちょっとした汁物にも対応OK
汁物までイケる理由は、この絶妙な深さ。お椀のように中心に向かってゆるやかにカーブしているので、汁物の受け皿になることができます。
そのため、お昼はステーキや焼きそば、夜はあたたかい汁物が食べたいなーというときでも、鍋を持っていかなくて済むので荷物を減らすことができます。
試しに700mlの水を注いでみました。見た目よりも結構入ります。ただし具材を入れるとかさが増すので、その辺りは計算しておいたほうが◎。
今回スンドゥブチゲを調理してみたので、その結果はのちほど!
ポイント2:おしゃれに見える丸型
丸型はスクエア型よりも圧迫感がなく、シェラカップやマグカップと形の統一感が出るので、おしゃれな雰囲気を演出してくれます。
また深型の鍋と違って具材が沈み込みすぎず、立体感があるのでおいしく見えるのもポイント。より一層料理を引き立ててくれます。
ポイント3:半永久的に使える
鉄板は特殊高熱処理を施してあり、耐久性、耐熱性◎。高火力の調理が得意で、素材の味を引き出してくれます。
鉄板の厚みは約3mm(筆者調べ)。高火力でも歪むことなく、キャンプでもタフに活躍してくれます。使用後のシーズニングなどお手入れをおこなうことで永く使えるところも、野遊び好きにはうれしい点ですね。
ポイント4:持ち手が取れる
持ち手は取り外しできるので、使わないときはかさばりません。また調理中に取り外しておくことで持ち手が熱くならないため、素手で掴めるところもいい!
【汁もの】スンドゥブチゲを作ってみた
ということで早速シーズニング(*1)を済ませ、調理開始。まずは気になる“汁物”から作っていきます!
(*1)グリルパン オーのシーズニングは、食用油を塗り、弱火で空焼きし油をなじませる
アツアツの旨辛スープが食欲そそる≪スンドゥブチゲ≫
汁物といえば、やっぱり鍋! ということで、スンドゥブチゲ(おぼろ豆腐を入れた辛い鍋)を作ってみました。
でもなぜスンドゥブなのかというと、ミニマルワークスは韓国発のアウトドアブランドで、このグリルパン オーは汁物の多い韓国料理をアウトドアでも気軽に楽しむことをコンセプトのひとつにしているから。
たしかに韓国料理と聞くと、キムチチゲやユッケジャン(牛肉のピリ辛スープ)、タッカンマリ(鶏の水炊き)などスープ系の料理が多いですよね。このことを頭に入れておくと、“汁物が得意な鉄板が生まれた”のもおおいに納得。
今回は市販のスンドゥブのスープ300mlを使用。豆腐や野菜、アサリなどで2人分の具材を入れてもこぼれず、ちょうどいいかさでした。
ついでにラーメンも作ってみた
スープ系料理として、酸辣湯麵も作ってみました。オールインワンで完結させようとした場合、乾麺なら1人前がちょうどいい分量です。2人前だと一度に茹でられませんでした。
酸辣湯麵は卵でスープにとろみがつくので、グリルパン オー向き!
汁物を調理してみて思ったのは……
グリルパン オーは水分量が少なくて済むもの、具材が小さいもの(小さくカットできるもの)、長時間煮込む必要がないもの、とろみのつくメニューに向いている印象。例えば、もつ鍋やマーボー豆腐、餡かけうどん、クリームシチュー、アヒージョもいいかもしれません。
【焼き】お肉もおいしく焼ける?
鉄板といえば、焼きたくなるのが肉厚のステーキ! ということで、牛肉、玉ねぎ、ミニトマトなど野菜を焼いてみます。ちなみにお肉はスーパーで買った1,000円ほどのもの。
焼くこと数分、やわらかくジューシーな仕上がりに! 家庭用フライパンと違って、やっぱり鉄板で焼くお肉はおいしさが段違いですね。
朝ごはんだってイケるぞ
朝ごはんのテッパンといえば、トースト&目玉焼き。大判なので食パンと目玉焼きも同時調理OK。ワンプレートならぬ“ワンテッパン”で、一度にパパっと作れます。これらを焼いてもまだ余白があるので、これならウインナーも同時に焼ける!
【炒め】“ローホル”でホルモン焼き
最後は炒め物。巷で話題のローソンのホルモン(通称ローホル)と野菜で、ピリ辛ホルモン焼きを作ってみました。今回スーパーで買ったカット野菜を使いましたが、1袋(300ℊ)がちょうど鉄板におさまります。
白米がすすむ旨さ……!
ここには注意が必要
気になった点は、汁物を運ぶときは注意が必要ということ。卓上で作って食べる分には問題ありませんが、焚き火台で作ってテーブルにサーブする場合はこぼさないように要注意。
うっかりしていると丸穴からスープがこぼれて、テーブルが汚れます。サラサラスープだともっとこぼれやすいので、テーブルにサーブする場合は水分量を考えておいたほうがよさそうです。
またこれはすべての鉄板製品にいえることですが、ガスボンベを覆い隠してしまうような火器では使えないので、こちらもご注意を!
こんなキャンパーにおすすめしたい
今回調理したように、昼はステーキや炒めもの、夜は鍋、朝はトーストなど、これひとつで朝昼晩のキャンプ飯をカバーすることができます。ただでさえキャンプは何かと荷物が増えるし、なかでも調理器具はかさばりがちなので少しでも減らせるのは嬉しいポイント。
永く使える鉄板が欲しい人、あれこれ調理道具を持っていきたくない人、食卓をオシャレに魅せたい人、イン&アウトで兼用できるアイテムが欲しいという人は、ぜひチェックしてほしい……!
ミニマルワークス グリルパンO
サイズ | 373 x 30mm |
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材質 | スチール、ステンレススチール |
重量 | 2.7kg |