流行中の「マスクストラップ」知ってる?
コロナ禍のいま、日常生活に欠かせないマスク。ファッションアイテムのひとつとして、さまざまなデザインや素材のものが登場していますよね。そんななか、「マスクストラップ」なるものが流行っているのはご存知ですか?
マスクストラップは、マスクを首でぶら下げておけるアイテムで、うまくマスクと付き合うことが必須条件の新時代に登場した便利グッズ。調べてみると自作している人も多く、ヒモや取り付け用の小物があれば、けっこう簡単に作れそう。
ということで休日の空いている時間を使って、アウトドアなマスクストラップ作りにチャレンジしてみました! とはいえ、裁縫・手芸経験がゼロに等しい筆者。はたして難なく作れるのでしょうか……。
さっそくマスクストラップを作ってみた
今回使用した材料と道具がこちら。
材料はすべてインターネットで注文。1セット500円で揃えることができました。外出せずに揃えられるのもうれしいポイントですね。
コードストッパーやフックは身の回りの小物にも使われていることが多いので、それらを使い回す手もありますよ。
パラコード
それでは作り方をみていきましょう。
作り方の手順
まずはメジャーとハサミを使って、パラコードを70cm程度にカットします。長さは大まかでも大丈夫ですが、短すぎるとあとで調整ができなくなるので余裕を持たせておきましょう。
カットした断面を焼き止めしてほつれを防ぎます。切り口をライターで少し炙ったのち、ふくらみがなくなるように指で形を整えましょう。炙ったところは高温になるためヤケドに注意。
締付け・解放ができる便利な道具「コードストッパー」にパラコードを通します。コードストッパーには一つ穴と二つ穴のものがありますが、一つ穴は抜け落ちる可能性があるため、二つ穴タイプをおすすめします。
フックを取り付けるための輪を両端に作ります。今回はアウトドア感を演出するために「エバンスノット」というロープワークを使ってみました。結び方はこのあとご紹介します。
エバンスノットは輪を自由自在に伸縮できる結び。フックを取り付け、フックと結び目を締付けます。
最後にマスクを取り付けたら完成です。ここまで作業時間は5分ほど。手先があまり器用ではない筆者でも、工作感覚で簡単に作流ことができました。
エバンスノットの結び方
ここからはフックを取り付ける際に使用したエバンスノットの結び方をご紹介します。結び目もスタイリッシュで、アウトドア風なアクセサリーとの相性も良い結びです。
詳しい手順はこちら
まずはロープの先端をメインロープに1周巻きつけます。
同じようにもう1周巻きつけます。このとき最初の巻きつけの上を通るようにしましょう。
これで計2周巻きましたね。そうすると2重の輪ができるので、その中に先端を通します。
このままでは緩く解けやすい状態なので、結び目をギュギュッと締めましょう。
これで完成です。マスクストラップなどに使う場合は、結び目から伸びる末端が短いほうがかっこよくなりますよ。長くなってしまった場合は、調整したりカットするのもOKです。
結び目をスライドすることで、輪を絞ることができます。日常でも何かと便利なロープワークです。これを機に覚えておくと役立ちますよ。
「結ぶのはめんどくさい!」という人にはこんなアイテムも
もちろんロープワークを使わずに作る方法もあります。その場合は「紐止め金具」と「ペンチ」を用意しましょう。
使ってみたら機能性もいい感じだ!
ということで、完成したマスクストラップを使ってみました。手作りのアイテムはなんだか愛着を感じます。
機能性もバッチリです。マスクを首にぶら下げておけるので、ちょっと外しておきたいときにも便利。ポケットに入れておくと失くしてしまうことも多いのですが、これがあればそんな心配もご無用です。
アウトドアなカラーなので、ストラップがワンポイントに。いろんなファッションとの相性も良さそうです。
ここで材料を揃えました!
ネットで注文する場合は、ひとつのショップでまとめて購入するのが送料が抑えられておすすめ。今回はパラコード類の小物・雑貨を取り扱う「HOLKIN 楽天市場店」で全部揃えました。パラコードやコードストッパー、フックの種類も豊富ですよ。
HOLKIN 楽天市場店へのリンクはこちら
パラコード
マスクストラップがけっこういいぞ!安価で簡単に作れて大満足
わずか5分程度で作れて、材料費もたったの500円。誰でも簡単に作れるので、休日に家族みんなで楽しむのもおすすめですよ。まだまだ外出しずらい日が続きますが、ちょっとした時間で自作のストラップを作ってみてはいかがでしょうか。