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【車体費込みで総額15万円!?】イベント「バンタメ」で発見した、スゴい車5選

車で遊びも生活も楽しむバンライフ。アメリカ発祥のライフスタイルですが、いま日本でもこの考えに共感して体現する人たちが増えています。そんなバンライフを楽しむ人たちが、11月に集まってイベントを開催!どんな人たちが集まったのか、そのレポートと興味深い車の取材を敢行しました。

目次

記事内写真撮影:筆者

バンライフを楽しむ人たちが西湖に大集合!

バンフェス 会場の様子

車を家や仕事場のように使いながら、各地を移動して遊びや旅を満喫するバンライフ。車中泊をすることが前提ということもあり、災害時にも役立つ観点からこのライフスタイルを取り入れる人が増えています。

そんなバンライフをより身近に、より楽しんでもらうために、バンライフを応援するプラットフォームサイトを提供する「Carstay(カーステイ)」などがイベントを開催! どんな内容だったのか、会場へ足を運んでみてきました。

バンフェス

カーステイは、2018年に創業した新進気鋭の会社で、キャンピングカーのカーシェアや空き地を車中泊スポットにするスペースシェアといったサービスを展開しています。

今回取材した「VANTERTAINMENT FES vol.0(バンタメ)」は、バンライフを楽しんでいる人はもちろん、興味がある人や未経験者も参加できる一泊二日のイベントです。

会場の雰囲気とコンテンツを軽くお見せします

西湖キャンプ・ビレッジ「ノーム」

バンフェスは11月28日(土)・29日(日)の2日間にかけて西湖キャンプ・ビレッジ「ノーム」にて開催。

昨年までの2年間にバンライファー(バンで生活する人を表す造語)のためのフェス「キャンパーフェス」を開催していましたが、バンライフというライフスタイルを一般の方々により身近に感じてもらいながら、その多様性を発信したいと思い、別のイベントとして今回企画したそうです。

当日は天候にも恵まれ、初回にもかかわらず150名の参加者と約20社の出展社が集まりました。

バンフェス モバイルハウス(移動する家)の展示ブース

モバイルハウス(移動する家)の展示ブース。古着や雑貨の販売もしていました。

バンフェス バンライフ向けのリチウムイオンバッテリー「MOVING BASE」の展示ブース

バンライフ向けのリチウムイオンバッテリー「MOVING BASE」の展示ブース。

軽トラを改造して、スクリーンを搭載した「スマイルパッケージ Cube」

軽トラを改造して、スクリーンを搭載した「スマイルパッケージ Cube」。

バンフェス 車の中をサウナスペースに改造した「サウナワゴン」体験スペース

車の中をサウナスペースに改造した「サウナワゴン」体験スペース。

バンフェス GoProによる動画製作セミナー

GoProによる動画製作セミナー。

会場ではバンライフを実践する人の車の展示やサウナが利用できる車でのサウナ体験、スクリーンを搭載した軽トラでのゲーム体験など、バンライフに特化したコンテンツが満載。

また、GoProファミリーと呼ばれるアンバサダー制度に入っているKEIさんによる動画製作セミナーも開催。さらに、カヤック体験やキャンプファイヤーなど親子で楽しめるコンテンツもあり、2日間でたっぷりと遊べる内容でした。

会場で「これは面白い!」と感じたバン&キャンピングカー5選

では、ここで参加者の中からバンライフをしたい人へ参考になる人たちの車を紹介します!

エイジング加工まで自ら手がけたキャンプOKの軽キャン

ハコノコさんとエイジング加工まで自ら手がけたキャンプOKの軽キャン

ハコノコさんは、大のスノボー好き。毎年冬になると、積もったスキー場を探して、場合によっては数週間も滑り続けるとのこと。

以前までは宿に泊まっていましたが、車の中で寝泊まりしたほうが効率的という考えに行きつき、乗り継いで4台目となるスズキのエブリィを車中泊仕様にDIYしたそうです。

ハコノコさんとエイジング加工まで自ら手がけたキャンプOKの軽キャン

こだわりは外装の塗装。ところどころにサビのような味が出ていますが、聞くとこれも自ら塗装して仕上げたそうです!

元々ヘコミやキズが多かったので、エイジング加工を施してカモフラージュしたんです。マットに仕上がったのはたまたまですが、キャンプ場にマッチするのでこれはこれで気に入っています。

ハコノコさんとエイジング加工まで自ら手がけたキャンプOKの軽キャンの内部

中は天井から床まで木材で統一されており、両サイドにはキャンプ用品を引っかけるウォールハンガーが設置されています。ポイントは、床と寝泊まりするベッド。

床は新築の家で余ったフローリングの廃材をもらって、車のサイズに合わせてカットして活用しました。自分で磨かなくてもキレイな状態なので。ベッドは内側にコットを入れています。丸見えだと恥ずかしいので、脚を分解し、木材の箱を作ってコットに合わせて設置しました。

将来はお子さんに乗り継いでもらえる持続可能なクルマであること。まだリノベーションを続けるとのことで、次はどんな内装になるのか楽しみですね!

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