石油ストーブだけで満足していませんか?
石油ストーブを引っ提げて、いざ冬キャンプに出発。期待通りに暖かいのは申し分ないけど、なにか物足りない……そう感じている方はいませんか?
そこで、ぜひチェックしておきたいのが、石油ストーブの使い勝手を広げる便利アイテムの数々。冬キャンプをより快適なものにするコツは、ずばりストーブにアイテムを“ちょい足し”することです!
快適さがグッと上がる!10のマストバイ
石油ストーブの“ちょい足し”アイテムは、暖房効率アップに安全対策、楽しみ方のグレードアップまでバラエティが豊富! ポテンシャルを最大限に引き出すマストアイテムを、さっそくご紹介します。
1. まずは、安全じゃないと快適じゃない!「一酸化炭素チェッカー」
石油ストーブを使う際は、やけどや火災、そして一酸化炭素中毒にも要注意。無色無臭の一酸化炭素は、色やにおいでは濃度の上昇を判断できません。
万が一の保険のため、一酸化炭素濃度を随時チェックできるツールを持っておけば、中毒リスクの軽減に大きく役立ちます。
一酸化炭素警報機
焚き火グッズや薪ストーブの品揃えが豊富な、火とアウトドアの専門店「iLbf(イルビフ)」。近年ではこういった専門的なショップからも一酸化炭素警報機がオリジナルで発売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
詳細はこちら
2. 暖かい空気をテント内にしっかり循環!「ストーブファン」
ファンで風を起こし、人工的に空気を対流させる「ストーブファン」をご存じですか?
暖められた空気を、空間内にスピーディに循環させるので、暖房効率のアップだけでなく、燃料の節約にも大きく貢献する便利アイテムです。
電源は不要で、使うときはストーブの天板にポンと載せるだけ。ストーブで熱せられて生じる、本体内部の温度差を電気に変換、発電してしてファンが回ります。この不思議な仕組みも、実際に見て体験したくなりますね。
ファイヤーサイド エコファン ウルトラエアー
3. 絶対的な人気を誇る男前な「燃料タンク」
石油ストーブには石油運搬用の燃料タンクも必須。どうせならそれもアウトドア仕様で、という方はヒューナースドルフのポリタンクはいかがでしょう。
ミリタリーチックな色味とボディが男前なドイツ製のアイテムです。
大きな取っ手に側面収納の注入ノズル付きで実用性は充分。丈夫で気密性の高い本体に、チャイルドロック機構のついたキャップで安全面も申し分なし。
5・10・20Lの3タイプから、キャンプ日程や用途に合わせて選べる点もおすすめです。
ヒューナースドルフ フューエルカンプロ 10L
4. LOGOS×アラジン!ま〜るい「囲炉裏テーブル」
ストーブを囲み、飲み物や料理をずらりと並べてみんなでワイワイ。囲炉裏型テーブルがあれば、そんな最高の時間を過ごせます。
角がないデザインで、ストーブの周りを囲む安全柵の役割も果たすので、小さいお子さんがいても安心です。
モダンな木目調がおしゃれなこの商品はロゴスとアラジンのコラボ商品。アラジンの「ブルーフレームヒーター」にぴったりフィットします。
開口部直径は45㎝あるので、サイズが合えば、もちろん他のストーブでも使用OKですよ。
ロゴス×アラジン ストーブテーブル
5. サイズを選べる!シンプル設計の「ストーブガード」
ストーブは、常にやけどの危険と隣り合わせ。また、転倒してストーブごと倒れたりすると、最悪、火災の恐れも。特に小さいお子さんがいるキャンプでは注意が必要ですね。
安心と安全のためには、ストーブを囲む「ストーブガード」を準備するのがおすすめです。
ネイチャートーンズの「ストーブガード」は、ストーブの大きさやタイプに合わせて選べるS~XLまでの4サイズ。折りたたみ式なので収納もコンパクトです。
引き締まった黒とカラフルな赤の2色から、テントサイトのイメージに合わせて選べるのも魅力的ですね。
ネイチャートーンズ ストーブガード Sサイズ
6. ワンランク上の無骨さ!焚き火にも使える「アイアンギア」
鉄素材をメインとしたアイテムで知られるアイアンクラフトは、焚き火ファンに人気のガレージブランドです。
ブランドを代表するアイテムが写真の「イザナミハーフ」。通常は焚き火台に合わせて使うもので、石油ストーブでの使用を想定した高さではありません。
しかし、そんな「イザナミハーフ」をストーブでも使える高さにカスタムしたのがコチラ! 冒頭でもご紹介した、火とアウトドアの専門店「iLbf(イルビフ)」で取り扱うオリジナル企画アイテムです。
ターゲットはマニア人気の高い「武井バーナー」と、キャンプでも定番のコンパクトな石油ストーブ「フジカハイペット」。
石油ストーブを硬派にレイアウトしたいという方はぜひチェックしてみてください。
イザナミハーフ「武井バーナー301」用はこちら
イザナミハーフ「武井バーナー501」用はこちら
イザナミハーフ「フジカハイペット」用はこちら
7. 持ち運びに必須!センスの光る「ストーブケース」
キャンプにどうやってストーブを持っていくかは少し悩みどころですね。車にそのまま積み込むと、細い金属部分で他のキャンプギアを傷つけたり、雑に扱えばストーブ自体が破損する心配も……。何かストーブにぴったりのケースが欲しいところです。
そんなときは、ガス缶カバーやランタンケースなど、ちょっとニッチだけどついつい買いたくなる小物を扱う「C&C.P.H. EQUIPEMENT」のアイテムをチェック。
定番のアラジンやフジカ、トヨトミなど、アウトドア向けストーブのケースを3タイプ展開しています。
サイズが合えば、それ以外のストーブももちろん収納OK。ストーブケースとしてだけでなくキャンプ小物の収納や運搬用のトートバッグとしても活用の場はいろいろありそうですね。デザインもおしゃれなので、買っておく価値充分のアイテムです。
C&C.P.H. EQUIPEMENT ターポリンストーブケース3
8. どうせならかっこつけよう。一生モノの「ケトル」
冬キャンプでは、冷えた体を内側から温めてくれるHOTな飲み物が欠かせません。また料理から洗い物まで、お湯があることで、便利さがグンとアップします。
どうせならお湯が沸く音に静かに耳を傾けるそのひとときも、お気に入りのケトルで優雅に過ごしたいですね。
キャンプサイトでも存在感抜群の「グランマーコッパーケトル」は、熱伝導率に優れた銅製のヤカン。お湯が早く沸くので、寒い時期には最適です。
輝く銅色は、使うほどにくすみを増しますが、それも味わい。まさに一生モノになり得るケトルです。
ファイアーサイド グランマーコッパーケトルS
9. ストーブ調理が捗る!「焼き網・ロースター」
石油ストーブは暖房だけでなく、天板は調理器具としても活用できます。パンやお餅が焼ける香ばしい匂いはたまりませんね。
ストーブで焼き調理をするなら、ぜひ「セラミック焼き網」をプラスして、風味をぐんとアップさせましょう。
パンはふっくら、お肉はジューシー。焼き網の下に配置されたセラミックが発する遠赤外線で、焼き上がりはまるで炭火焼きのような仕上がりに。家庭用のガスコンロでも使えるので、ぜひお手元に。
丸十金網 セラミック焼網 大
10. 冬の料理ど定番を楽しもう!ストーブで「鍋料理」
冬キャンプのごちそうは何といっても鍋料理! 和風でも洋風でもエスニックでも、お好みの具材をお鍋に入れて天板にセット。
食材がストーブの弱火でじっくりことこと煮えていくのを見ると、どんどん食欲がわいてきますね。
お鍋は家から土鍋を持ち込むもよし、お洒落なブランド鍋もよし。ある程度の深さと大きさがあれば、スキレットやクッカーセットのフライパンでもOKです。
みなさんもストーブ鍋にぜひ挑戦してみてください!
コールマン アルミクッカーセット
ストウブ ピコ・ココット ラウンド 22㎝
アイテムをプラスしてストーブをもっと便利に!
紹介したアイテムは、使い勝手だけでなく、かっこよさ、安全面、楽しみ方まで、ストーブ持ち込みキャンプの初めから終わりまでをサポートする優れものばかり。
ぜひ、ストーブにアイテムを“ちょい足し”して、冬キャンプをより楽しんでみてください!