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ポールポケット

散らかしキャンパーの救世主。テンマクデザインの新作「ポールポケット」が優秀だぞ!

ついつい物が見当たらなくなるキャンプの不思議。今回はそんなミステリーを解決するテンマクデザインの新製品「ポールポケット」を徹底レビューします。ワンポールテントユーザーは特に必見ですよ!

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目次

記事中撮影画像すべて:筆者

キャンプあるある「ん、あの道具どこだ?」

サーカスTC

テンマクデザインの人気ワンポールテント「サーカスTC」。ユーザーになって、かれこれ丸3年くらい経ったでしょうか。ソロキャンプではタープも張らず、これだけで寝て過ごす幕として大変重宝しています。

サーカスTC内
ですが、室内が五角形のせいなのか、毎度どうやって物を配置したらいいのかいまだ正解を見出せていません。そのため使ったペグハンマーやクルマの鍵、ライターなどがよく行方不明になっています。

雑多なサーカスTC幕内

なぜなんでしょうね。ある程度場所を決めて置いているつもりなのに、いつも行方知れずに……。そう、かくゆう筆者は「散らかしキャンパー」。

ポールポケット

サーカスTCユーザーなので常々テンマクデザインはチェックしていましたが、先日ふと「ポールポケット」なるアイテムを発見。これは散らかす筆者のためのギア確定! ということで、さっそくレビュー開始です!

テンマクデザイン「ポールポケット」を使っていきます

ポールポケットの全景

いわゆる吊り下げ式のウォールポケットタイプの収納です。ポケットが5つ。下段に4つのループがあります。吊り下げひもの位置がアシンメトリーですね。

ポールポケットの類似品

そういえば、似たような物を持っていました。物を入れていくと重みで上のほうが収束してきてしまうし、平面なのでサーカスTCのポールにぶら下げるにはやや邪魔な気がしていたので使っていませんでした。

ちなみにこちらはアソビトのウォールポケットで、バランスが取れれば十分活躍してくれる代物です。

ポールポケットの使い方タグ

今回のテンマクデザインのポールポケットは広げた状態で使うこともできますが、ポールに巻き付けて使うことで本領を発揮するらしいのです!

テンマクデザイン ポールポケット(ベージュ)

 

●サイズ(約):36×38cm ●重量(約):130g ●素材:コットン(パラフィン加工)

硬さもある、しっかりとした生地の素材

コットン100%生地

素材はコットン100%なので、かなりしっかりしています。新品だからかもしれませんが、サーカスTCの幕よりも硬い印象です。

パラフィン加工で水も弾く

パラフィン(ロウ)加工もされているので、水もしっかり弾きます! テント内で使う場合はそもそも雨に濡れる心配はしなくてもよさそうですが、タープポールに巻き付ける可能性を考えると、ありがたい仕様です。

装着してみます

ポールポケット 巻き方

それではポールに巻き付けてみます。装着方法はロープワークの「巻き結び」を使うようです。

「巻き結び」が分からないキャンパーでも、購入時にイラスト付きの結び方が記載されたタグが付いてくるので安心です。

ポールポケット 取り付け方

手順通りに巻いてみます。うん、とても簡単です。きちんと留まるし、取り付け高さの調整も結びをスライドするだけで機能してくれています。

付属のセンターポール

サーカスTCの場合、付属のセンターポールに穴が開いていて、ここにペグを通してよくランタンをぶら下げてたりするのですが、そこにひっかけても使えます。しかし、巻き結びを覚えてしまうと、こちらのほうが高さ調整が容易なのでロープワークによる固定がおすすめです。

3箇所あるボタン

最後に3箇所あるボタンを留めれば完成!

邪魔にならないポールポケット

平面タイプと違って収束することもないですし、どこから見ても邪魔にはならない。ワンポールテントには断然、ポールポケットの方が良さそうですね。

収納力を見てみましょう

ポールポケット 収納力

上段の浅めのポケットには、クルマの鍵やスマホ(画像はiPhoneSE)が取り出しやすく落ちにくいちょうどいい程度に収まりました。

ルーメナー7もすっぽり

下段にはルーメナー7を入れてみました。なんとピッタリ。

スライドガストーチも収納

SOTOのスライドガストーチも、火口を伸ばした状態でしまえばこのとおり。これで見失うこともありません。

下段のフック

下段のフックには、ペグハンマーやカラビナに引っかけた革手袋などを吊るしてみました。つい先日のキャンプでもペグハンマーを見失って5分くらい捜索時間を費やしていたものですから、使ったら必ずここに戻すと心に決めました!

「ポールポケット」アパートへの入居者確定!

ポールポケットに収納したいアイテム

これで多少は散らからなくなるはず! そして行方不明のギアの捜索時間に悩まされることも減るはずです! 便利なポールポケット

下段のループに吊るし過ぎて、結局ごちゃついている気もしますが……限られている地面の面積を節約できるのは助かります! サーカスTC内の模様替えを考える楽しさが増えました。

これからは地面だけでなく空中への収納を考えて、より快適なワンポールテント生活が送れそうです。

こんな使い方もアリかも!

車内でも使えるポールポケット

センターポールにピッタリなことは確認できたので、ちょっと他の使い方も考えてみました。クルマでの移動中、ヘッドレストに装着すれば後部座席用の収納にも! 車中泊するときも手ごろな収納になってくれますね。

相性の合ったモノを入れよう

マチが浅い上段ポケット

上段の浅いポケットはマチが広くてかなり膨らみます。その分、物が取りやすいのですが、あまり長い物を入れると落下の危険が。

深さのある下段ポケット

下段のポケットは深さはありますが、さすがにペグハンマーなど長くて重いものを収納するのには向いていません。もしペグハンマーを吊るすなら、一番下段にあるループに引っかけて使うのがベストだと感じました。

調理系グッズは不向き

サイズ的には、トングやカトラリーを入れておくにちょうどいいのですが、一度使ってしまうと洗うまではここに戻せません。なので、調理系の収納は別途で考えたほうがいいかもしれません。

これでスッキリキャンパーにレベルアップ!?

散らかったキャンプアイテム

ポールポケットを使いこなせば、散らかしキャンパーから卒業! スッキリキャンパーになれるかもと期待しておりましたが……。

ポールポケットに入れ過ぎた状態

ポケットの大きさや数、吊り下げられる量にも限界がありますから、テント内やテーブル上がいきなり片付くなんて考えは甘すぎでしたね。

見失いがちなアイテムを収納

とはいえ、「ペグハンマーやライターなど見失いがちなアイテムたちの収納場所を決める」ことには成功。おかげでその場所がテント内のセンターに位置していることで、快適さが向上したことは言うまでもありません。

ポールポケット ベージュカラー

ワンポールテントに限らず、タープポールやドームテントの前室張り出し時のポール、ランタンハンガーなどに対応可能。なにかしらポールを立てるキャンパーには、巻き結びだけで装着できるポールポケットが、キャンプを快適にしてくれること、間違いなしですよ!

公式オンラインサイトはこちら

テンマクデザイン ポールポケット(ベージュ)

 

●サイズ(約):36×38cm ●重量(約):130g ●素材:コットン(パラフィン加工)

テンマクデザイン ポールポケット(キナリ)

 

●サイズ(約):36×38cm ●重量(約):130g ●素材:コットン(パラフィン加工)

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