キャンプの定番アイテム「ランタン」
キャンプの夜を照らしてくれるランタン。ガソリン、ガス、LEDなどさまざまなタイプの物がありますが、一体、どのタイプがどの場所に向いているのか?
まだ今一つ掴めないという方へ向けて、各ランタンの特徴、機能、得意とするシーンなどをご紹介します。
各ランタンの特徴とは?
まずは、燃料の違いによる各ランタンの特徴をチェックしましょう!
【ガソリン・灯油】
(長所)ランタンの中でも光量が大きく、外気温に左右されにくい。燃料のコストも安い。
(短所)使用時に、ポンピング(ガソリンを気化するための作業)などの手間がかかる。
【ガス】
(長所)面倒なポンピングなどの手間がない。初心者でも扱いやすく、光量も大きい。
(短所)燃料コストが高い。寒冷地に弱い。
【LED】
(長所)テント内、車内に向いている。スイッチ一つでON・OFFの切り替え可。
(短所)光量が小さく、メインランタンには向かないものが多い。ただ、最近はメインになれるLEDランタンも登場しています。また、機種によるが燃料コストはやや高め。
正しいランタンの置き場所
【居住空間】
居住空間の動きをスムーズにするには、全体を照らすメインランタンが必要。光量の大きいガソリン式、またはガス式がベスト。強光で虫を引き寄せ、テーブルに近づかせない狙いも。
【調理スペース】
日が沈んでからの調理の際、手元を照らすサブランタンがあると便利。ガス式、ガソリン式、LED式、どのランタンでもマッチします。
【タープ内】
晩ご飯をならべるテーブルには、大光量より、程よい灯りの方が食事が美味しくしなります。光量の小さいガス式や、LED式ランタンが適切です。
【テント内】
テント内は火気厳禁。必ず火を使わないLED式ランタンを選びましょう。
メインとして使えるおすすめランタン!【燃料別】
ガソリン・灯油
コールマン ワンマントルランタン 286A740J
•本体サイズ:約φ16×31(h)cm
•重量:約1.4kg
•明るさ:約200CP/130W相当
•燃焼時間:約7.5~15時間
ペトロマックス HK150
•サイズ:φ13×29(h)cm
•本体重量:1.3kg
•明るさ:150CP
約120W
•燃焼時間:約4時間
ガス
コールマン ノーススターLPガスランタン
•サイズ:φ14.5×26(h)cm
•本体重量:1.3kg
•明るさ:約320CP/200W相当(レギュラーガス使用時)約1,543lm(ルーメン)
•燃焼時間:約4~8時間(470g缶使用時)
ソト フォールディングランタン ST-213
•サイズ:φ13.6×37.5(h)cm
•本体重量:1.25kg
•明るさ:450ルクス(200W相当)ST-760使用時
•燃焼時間:約4.0時間(ST-760使用)
おすすめランタン【LED】
クレイモア ULTRA+L
●総重量:545g
●最大の明るさ(ターボモード):2700Lumens
●バッテリ:17400mAh(62.64Wh)
●連続点灯時間:11〜100hr(ターボモード5.5〜50hr)
●生活防水:IP44
ルーメナー2
●最大約100時間点灯、3色点灯・調光モード
●重量280g
●色濃度:5700K(昼光色) 4500K(昼白色) 3000K(電球色)
●明るさ(ルーメン):4段階モード(100Lm、500Lm、1000Lm、1500Lm)
●バッテリー容量:リチウムイオンポリマー 10000mAh
●バッテリー充電回数:500回以上
●連続点灯時間:約8時間(1500Lm)〜約100時間(100Lm)
●充電時間:約5時間
●防塵・防水規格:IP67
【番外編】ランタン用おすすめアイテムも!
コールマン ランタンスタンド3
•サイズ:高さ約217cm
•本体重量:約1.5kg
•材質:アルミ、スチール、ナイロン、PE
•付属品:アルミ製ピンペグ×3本、収納ケース(※ランタンは別売りです。)
スノーピーク ランタンハンガー
•サイズ:φ6×255mm、取付可能ポールサイズ:φ19〜22mm
•重量:110g
•材質:SUS304、塩化ビニールコーティング
•カラー:ブラック
目的別にランタンを選ぼう!
いかがでしたか?日が沈み、闇に包まれたサイトをやさしく照らし出すランタン。テキパキするための灯りと、ゆっくりするための灯り、この2つを上手に使い分けることが快適なキャンプへの近道かもしれません。さあ、いい灯りをチョイスして、いい時間を過ごしましょう!