編集部がアイテムを厳選!!CAMP HACK STORE
コールマンのアウトドアワゴン

【最新モデルも】コールマンのアウトドアワゴン、みんながコレを選ぶワケ

キャンプ場でも見かけることの多いコールマンのアウトドアワゴン。どうしてそんなに人気なのだろう?と気になっている方向けに、定番ワゴンの使用感を改めてレビューしてみました!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

アイキャッチ・本文画像撮影:筆者

コールマンのアウトドアワゴン徹底解剖!

コールマンアウトドアワゴンキャンプ場に行くと、たびたび見かける赤いワゴン。コールマンの定番、アウトドアワゴンです。今回はアウトドアワゴン界で定番となっている理由と、その使用感を徹底レビューしていきたいと思います。
▼人気キャリーワゴン7台を徹底比較!詳しくはこちら

知ってた?カラーリングがこんなに豊富!

コールマン アウトドアワゴン

出典:Instagram by @coleman_japan

赤いワゴンが定番ではありますが、実はカラーリングが豊富なのはご存知でしょうか? レッドカラー以外にも限定商品を含め、数多くのカラーが展開されています。

ネイビーホワイト
インディゴ
ネイビーレッド
コヨーテブラウン
オリーブ(Amazon限定)
オリオンブルー(Amazon限定)
ダルゴールド(アルペン限定)
グレー(アルペン限定)
ベージュ(アルペン限定)
ライトグレー(スポーツオーソリティ限定)
ナチュラルカモ(スポーツオーソリティ限定)
グリーン(コーナン限定)
ブラック(ヒマラヤ限定)

ざっと調べただけで、こんなにたくさんのカラー展開が……! こだわりのカラーリングでキャンプサイトの雰囲気をガラリと変えたい方は、定番色以外もおすすめです。

コールマン アウトドアワゴン(レッド)

●本体サイズ:約106×53×100(h)cm ●荷台サイズ:約880×420×310(h)mm ●収納時サイズ:約18×40×77(h)cm ●重量:約11kg ●付属品:フック付きラバーバンド、収納ケース




2021年最新!メッシュモデルも出た

コールマンアウトドアワゴンメッシュ
まずは最新モデルをじっくり見ていきましょう! 2021年に従来のアウトドアワゴンに、メッシュタイプの新商品が追加されました。従来製品と大きく異なるのは、荷台部分がメッシュになっている点。

通常ワゴンではできなかったインナーの取り外しも可能になりました。特徴として、

・従来品よりもお手入れがさらに簡単
・ウッドロールテーブルが取り付け可能
・持ち手が握りやすい形状に変更

という点が挙げられます。

コールマンアウトドアワゴンメッシュのお手入れ
メッシュなので乾きが早く、お手入れがしやすいのがうれしいポイント。荷物の重さに十分耐えられる丈夫なメッシュ素材が使用されています。

持ち手がアップデート

コールマンのアウトドアワゴンの持ち手部分の比較
取手は握りやすいD型の取手に。

簡単!ウッドロールテーブル化も可能

コールマンアウトドアワゴンウッドロールテーブル
メッシュワゴンの天板は、ウッドテイストのキャンプサイトに溶け込みそうな木製モデルです。取り付けることで、ワゴンがテーブルに早変わりします。

従来のワゴンには取り付けできないため、誤って通常ワゴンとウッドロールテーブルを合わせて購入しないようにご注意を。お手入れのしやすさを優先したい方、オプションのウッドロールテーブルを使用したい方は、メッシュモデルの購入がおすすめです。

コールマン アウトドアワゴンメッシュ

●使用サイズ:約107 x 53 x 94cm ●荷台サイズ:約88 x 42 x 31(h)cm ●収納時サイズ:約23 x 41 x 78cm ●重量:約10kg ●耐荷重:約100kg ●材質:生地/ポリエステル、フレーム/スチール

コールマン アウトドアワゴンウッドロールテーブル

●使用サイズ : 約54 x 96 x 1.2cm ●収納サイズ : 約16 x 18 x 55cm ●重量 : 約3.5kg ●耐荷重 : 約30kg ●材質 :  天板/天然木 フレーム/スチール ●付属品 : キャリーケース

実際に使ってみた!アウトドアワゴン、使用感は?

コールマンアウトドアワゴン
それでは実際にじっくりレビューです。コールマンのアウトドアワゴンが人気の秘密ってなんだろう。そう感じた私が実際にキャンプ場で使ってみたので、率直な使用感をお伝えします!

チェック①組み立て・展開

コールマンアウトドアワゴンの収納サイズ
収納時は幅40cm、高さ77cm。展開すると、大きくなるわりにシュッとした形状で折り畳まれています。自宅での収納も思ったほど場所をとりません。

手間なく展開できるのが望ましいですが、なんとわずか3ステップで組み立てが完了してしまいます。

①付属のカバーを取り外す
②4方向に押し広げる
③底面の板をはめ込む

たったのこれだけ。

コールマンアウトドアワゴンの組み立て方法カバーをはずしてから、本体を展開。組み立ては真ん中を押して広げていきます。

コールマンアウトドアワゴンの組み立て方法
底面には付属の中敷きを敷いて、完成です。逆に、収納時は真ん中の取手を上方向に引き上げるだけで折り畳めます。

展開も折りたたみも悩まず簡単だったのは、面倒くさがりの私にはうれしいポイントでした!

チェック②収容力

コールマンアウトドアワゴンの展開時のサイズ
アウトドアワゴンで気になるのが「どれぐらいの荷物を積めるのか」というところ。実際にいつも使っているキャンプギアを積んでみました。いつもひとりでキャンプに行くことが多いので、私にとっては十分すぎるサイズ感。

仮にファミリーの方で、ギアが山盛り収納になっても大丈夫。積載重量は最大100kgまでと、重たい荷物に耐えうる十分なスペックをもちあわせています。

コールマンのアウトドアワゴンのバンジーコード
荷物があふれてしまった場合には、付属のバンジーコードでキャンプギアの落下リスクを最小限にできる点にも注目。

チェック③走破性

悪路でも走り抜けられる実力はあるのか、という点は荷物を運ぶという性質上、必ずチェックしておきたいポイントのひとつ。

アウトドアワゴンをテストしたキャンプ場
そこで今回は小降りの雨でぬかるんだ地面、少し傾斜のあるキャンプ場。検証にはおあつらえ向きな環境でテストしてみました。
初見の印象では、タイヤが少し細めであることから「大丈夫かな?」と思ったのですがそんな心配はいらず。非常に安定感のある走りをみせてくれました。砂利道での走行も問題なし!

ハンドルコントロールも十分きいてくれました。

コールマンアウトドアワゴンの車輪
ただし大きな岩にあたると、バランスを崩す可能性がある点には注意。また、荷物が最大積載量に近い重量だと操作感も大きく変わってきそうです。

アウトドアワゴンは急な旋回は不得意で、小回りが利きにくいです。余裕を持っての方向転換を心がけるのが良いでしょう。

チェック④耐久性、安定感

アウトドアワゴンを購入するうえで気になるのが、安定感。重たい荷物を載せるので、「ずっと使い続けられる耐久性や安定感があるのかどうか」に着目してみてみました。

コールマンアウトドアワゴンの骨組み
骨組みは非常にしっかりとしているため、荷物の重さが加わってもびくともしない安定感はさすが! 底面には付属の中敷きが、重さをしっかり受け止めてくれている感じがしました。個々のパーツもそれなりに重さがあって頑丈なので、ちょっとやそっとじゃ壊れることはないだろうな、というのは容易に想像できます。

アウトドアワゴンのここがいい!

スリムな収納で場所を取らない

コールマンアウトドアワゴンの収納
大型のアウトドアワゴンでしっかりとした構造ながらも、収納すると思ったよりスリムになる点には驚かされました。

これだけスリムに折りたためると、自宅での収納場所に頭を悩ませることはなさそうです。玄関のスキマにも置けてしまえるサイズ感は◎。

地味にうれしいストッパー付き

コールマンアウトドアワゴンのストッパー
前輪をよく観察すると、タイヤ止めがついていることに気がつきます。キャンプ場は必ずしも平坦なところばかりではありません。不意にワゴンが動き出してしまうのを防ぐ意味で、ストッパーはあるとうれしいギミックです。

使い勝手のいいオプションが豊富

コールマンのアウトドアワゴンテーブル
オプションについては、

・アウトドアワゴンテーブル
・レインカバー

の2種が販売されています。アウトドアワゴンの天板は、ワゴン上部にセットすれば簡易的なテーブルが完成。安定したテーブルになるので、食事も十分に可能です。

荷物を減らしたいキャンパーさんは、テーブルオプションの導入も検討してみては。

コールマンアウトドアワゴンのレインカバー
雨の日でも荷物を濡らさないためのレインカバーも、オプション展開されています。テスト時は小雨が降りしきるなかでしたが、撥水性能も◎。ワゴン全体を覆ってくれており、大切なキャンプギアたちが濡れることはありませんでした。

コールマン アウトドアワゴンテーブル

●使用時サイズ:約100×55×7(h)cm ●重量:約1.7kg ●耐荷重:約5kg ●付属品:収納ケース

コールマン アウトドアワゴン レインカバー

●耐水圧:約2000mm ●使用時サイズ:約97×50×36(h)cm ●収納時サイズ:約32×21×4(h)cm ●重量:約0.2kg ●材質:ポリエステル ●付属品:収納ケース

ここが気になる!すこし重いかも……

コールマンアウトドアワゴン
重さは11kg。階段での持ち運びが少々大変でした。とはいえ、重いということは素材がしっかりしていることの裏返し。逆をいえば、アウトドアワゴンの安定した走行につながっていると捉えることもできます。

軽量なものを探しているという方は、新作のメッシュタイプは1kgほど軽量なので、合わせてチェックしてみましょう。

子供を乗せるのは可能?

コールマン アウトドアワゴン

出典:Instagram by @carpboy4

安定感のあるアウトドアワゴンの耐荷重量は100kg。「小さな子供でも載せられるのか?」と気になっている方はいらっしゃいませんか。耐荷重量でみると、載せることは十分に可能です。

しかしメーカーとしては、子供を載せることは非推奨なのでご注意ください。不意なワゴンの横転など、危険がともなうのは事実。自己責任のうえ使用しましょう。

コストコのワゴンと比較してみた!

コストコのフォールディングワゴン

出典:コストコ

コールマンのアウトドアワゴンと対比に挙げられるのが、コストコのアウトドアワゴン、フォールディングワゴンです。そこで両者のスペックを簡単に比較してみました。

コールマンコストコ
コールマン アウトドアワゴンコストコ アウトドアワゴン
重さ11kg10.5 kg
耐荷重量100kg136kg
収納サイズ18×40×77cm(自立)56 x 20 x 82 cm(自立しない)
組み立てサイズ88 x 42 x 31cm94 x 55 x 65 cm
価格13,800円8,880円

載せられる荷物の量と価格はコストコのフォールディングワゴンに軍配が上がります。一方で、コールマンのワゴンは、

・収納がスリム
・折りたたみ時に自立する
・タイヤどめがついている

などの特徴があります。このあたりの「かゆいところに手が届く機能性」は、アウトドアブランドならでは。長く使うことを考えて、使い勝手の納得のいくものを選びましょう。

コールマンのアウトドアワゴンは納得の安定感だった!

コールマンのアウトドアワゴンとアウトドアワゴンメッシュ
実際に使用してみて、安定した走りとそのスリムな収納には驚かされました。荷物が多くなってしまうファミリーキャンプは荷運びがツラい……。そんな苦痛を解消したいあなたに、ぜひコールマンのアウトドアワゴンをおすすめします!

こちらの記事もおすすめ