今年話題になった「3大テント」を振り返ろう
2018年も終わりが近づいてきましたね。このタイミングで、今年登場した様々な新作テントのうち、特に注目度が高かった3つのテントに注目してみましょう!
まずは、独自のフレームワークに斬新なルックスで話題をさらった、ノースフェイスの「ジオドーム4」。
そして、ヴィンテージ感漂うテンマクデザインの「ぺポ」。Aフレーム型テントの登場により、レトロなキャンプスタイルも増えました。
極めつけは、ロングスケールに大開口のメッシュ窓で圧倒的存在感を放つ、オガワの「アポロン」。
いずれもCAMP HACKでも大きな反響を呼んだテントですが、この3幕について実際に所有している方々にインタビューをさせていただきました!
複数テントのオーナーならではの″目利き″に注目
お話を伺ったのは、錚々たる幕を複数所有されている玄人キャンパーたち。他を知っているからこそ際立つそのテントの良さを、リアルな視点で語っていただきました。
「2018年を象徴する3大テント」のオーナーを直撃!
1. ザ・ノースフェイス「ジオドーム4」
オーナー:@takakyo_k2ns2 さん
キャンプスタイル:少数グループ・家族で
所有テント:moss「リトルディッパー」、ヒルバーグ「ケロン」、マーモット「レア8p」、テンティピ「ジルコン15cp」など
ジオドームを、どんなシーンで使いましたか?
使用した時期は、主に夏です。幕の色と森の緑が映えると思ったので。区画サイトやフリーサイトどちらでも使用しました。
ジオドームのお気に入りポイントは?
設営は少しコツが要りますが、他のテントには無い形や窓の多さ、頑丈さがお気に入りです。
ジオドームと併せて使うのにおすすめのギアは?
このテントと合わせて、サーマレストのアロースペースシェルターを使ってます。色もちょうどよく、雨が降って来たときは、ジオドームと連結することにより前室ができるので気に入ってます。
6本のポールで織り成す近未来的フォルムで、個性的なオーラを放つジオドーム。内部は4人用の広々空間ながら重量はわずか10kg強というコンパクトさも、多くのキャンパーに支持された理由ではないでしょうか。
ザ・ノースフェイス ジオドーム4
サーマレスト アロースペースシェルター
2. テンマクデザイン「ペポ」
https://www.instagram.com/p/Bqmd0nbhItG/オーナー:@mukitomo さん
キャンプスタイル:グルキャン
所有テント:フランス幕「ラクレ」、ノルディスク「アスガルド」、ミズノテントほか計6張り
ペポを、どんなシーンで使いましたか?
https://www.instagram.com/p/Bkupwx1FWQY/真夏に使いましたが、前後に入口があり両サイドに窓があるので、非常に風通しが良く快適に過ごせました。
大人2名でちょうどいいサイズ感で、コットを2つ置いても充分スペースが余ります。また、氷点下でも使いましたが、幕内に石油ストーブとテーブルと椅子を入れてあたたかく過ごせました。
ペポのお気に入りポイントは?
https://www.instagram.com/p/BnDuhmnFMLr/とにかく設営・撤収が楽! 一人でも簡単に設営できます。前後を逆に張ることで違った雰囲気を演出できるので、飽きがこないですね。
現行品なのにレトロ感があり、よくキャンプ場でヴィンテージテントと間違われます。前面入口サイドの、SOLUMの大き目タグも可愛いんです。
ペポと併せて使うのにおすすめのギアは?
https://www.instagram.com/p/Bpl8uJEF2PV/焚き火をメインとした、無骨な男前ギアが良くマッチすると思います。また、レトロな雰囲気を活かしてヴィンテージギアを並べると可愛い感じになります。
クラシカルなA型テントは、フィールドでも注目の的! 観音開きの大きな背面パネルのおかげで、テント内も開放感が感じられます。ポリエステル×コットンの混紡素材で火の粉にも強いので、冬キャンでも活躍してくれる一幕です。
テンマクデザイン ペポ
ハスクバーナ 手斧 38cm
ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)
3. オガワ アポロン
オーナー:@akatonbo516 さん
キャンプスタイル:グルキャン、ファミキャンたまにソロ
所有テント:ヘルスポート「バランゲルドーム」、ノースフェイス「ECWT」、ヘリノックス「ノナドーム」、ネイバーフッド×ヘリノックス「N-SOLO . M-16」ほか計23幕
アポロンを、どんなシーンで使いましたか?
メインはグルキャンの宴会幕としてですが、ファミキャンでも使用しています。基本オールシーズン対応ですが、フルメッシュにできる幕なので暖かい季節にロケーションの良い場所で景色を見ながら使う事が多いです。
アポロンのお気に入りポイントは?
やはりフルメッシュによる開放感です。形状に無駄がないのでデットスペースが少なく、キッチン類を外に設置するなどうまく使えば15人程でも快適に使用できました。
アポロンと併せて使うのにおすすめのギアは?
大人数で使う事が多い幕だと思うので、長テーブルがおすすめですね。
全長約4mに室内高約2mと、シェルター使用で大人数の宴会幕としても充分なスケールのアポロン。夏はフルメッシュにすれば通気性も良く、大きな窓から楽しむ景観は圧巻です。しっかりスカートが付いているので、寒い季節も安心です。
オガワ アポロン
アウトプットライフ ウッド ロールトップテーブル L
ヘリノックス タクティカル コットコンバーチブル マルチカモ
ヘリノックス コットレッグ
どうせ買うなら「話題のテント」で気分良く!
https://www.instagram.com/p/BkpUQd6lAB2/2018年の新作テントを代表する3幕をご紹介しました。今シーズンはもうキャンプをお休みする方も「いや、まだまだ行く!」という方も、これから買うなら話題のテントで注目を浴びちゃいませんか?
2018年的「10のギア」
アウトドアの祭典「フィールドスタイル」の取材レポ。今年話題となった10のキャンプギアをチェック!
Three Tents Of 2018!
2018年を代表する3大テント!